
シート確保が難航、NSXでの王座獲得後フル参戦は一度だけ。GTD復帰は「幸運だった」とハインドマン
アキュラNSX GT3を駆り2019年のGTDクラスでシリーズチャンピオンに輝いたトレント・ハインドマンは、ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)でIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のフルタイム・プログラムに戻るあたり、「適切なタイミングで、適切な場所」にいると感じたと語った。
メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)でGTDタイトルを獲得したニュージャージー州出身の彼は今週末、2025年の開幕ラウンドであるデイトナで、ダニー・フォーマル、グラハム・ドイル、カイル・マルチェッリとともにWTRの45号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2をドライブすることとなっている。
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カルダレッリ、2025年はランボルギーニ・ウラカンGT3でフル参戦へ。相方はマペッリ/IMSA
ランボルギーニは、アンドレア・カルダレッリとマルコ・マペッリが、2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で、パフ・モータースポーツのランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2のフルシーズンドライバーを務めると発表した。
1月21日に行われたこの発表は、今週末に開催されるシーズン開幕戦デイトナ24時間レースのドライバーラインアップ確定に続くもので、デイトナではこのふたりにジョーダン・ペッパーとジェームズ・ヒンチクリフを加え、GTDプロクラスに参戦する。ヒンチクリフは、長距離戦の『ミシュラン・エンデュランス・カップ』イベントでの、同チームのサードドライバーも務める予定だ。
赤のチェックのカラーリングでおなじみのパフ・モータースポーツは、2022年にGTDプロクラスのタイトルをポルシェ911 GT3 Rで獲得。昨年は、マクラーレン720S GT3 Evoで参戦していたが、今季よりマシンをランボルギーニへとスイッチする。
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サラ・ボビーに代わるアイアン・デイムスの女性ブロンズドライバーが決定
女性ドライバープロジェクトの『アイアン・デイムス』は11月3日、2025年にセリア・マルタンが同チームの主力ドライバー陣に昇格、FIAのドライバー・レーティングでブロンズからシルバーに昇格するサラ・ボビーの代わりを務めると発表した。
これにより、この女性チームのラインアップはシャッフルされることとなり、また来季はWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の双方でポルシェのマシンに切り替わることが予想されている。
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ランボルギーニの信頼性に不満の女性チーム、来季はポルシェに鞍替えか。テストが“マンタイの秘密”を知る機会に?
WEC世界耐久選手権最終戦翌日に行われるルーキーテストで、マンタイポルシェ911 GT3 Rをドライブする予定のミシェル・ガッティンは、「秘密」を発見できることに興奮していると語った。今回のテストは、彼女が所属する女性チーム『アイアン・デイムス』が2025年にポルシェと手を組む前兆となるかもしれない。
<h2>■「レベルが違いすぎた」マンタイのファクトリー</h2>
先週発表されたエントリーリストで明らかになったように、11月3日に行われる1デイテストで、ガッティンはジリアン・ヘンリオン、そしてアイアン・デイムスのメンバーであるセリア・マルタンとともに、LMGT3のタイトルを獲得したマンタイ・ピュア・レクシングの92号車ポルシェ911 GT3 Rをドライブする。
これは、今季のWECをランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo2で戦ってきたこの女性ラインアップチームにとっての厳しいシーズンを経て、アイアン・デイムスとマンタイが2025年に手を組む準備ができているという、強い憶測がされている中での出来事だ。
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宮田莉朋組が最終戦で2勝目。LMGT3は最終周最終コーナーでの逆転で濱口弘組が戴冠/ELMS第6戦ポルティマオ
10月19日、ポルトガル南部のポルティマオ近郊に位置するアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベでELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ最終戦となる第6戦の4時間レースが開催され、クール・レーシングの37号車オレカ07・ギブソンをドライブするロレンツォ・フルクサ/マルテ・ヤコブセン/宮田莉朋組が優勝を飾った。
LMP2クラスのタイトルは、総合2位に入ったAO・バイ・TFの14号車(ジョニー・エドガー/ルイ・デレトラズ/ロバート・クビサ)の手に渡った。14号車はタイトルを争うインターユーロポル・コンペティションよりも前でフィニッシュしたことで、年間タイトルを決定付けた。
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AO・バイ・TFが1秒差で辛勝、宮田莉朋組は終盤に表彰台を失う。木村武史組が乱戦LMGT3を制覇/ELMSスパ
8月25日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで2024年ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第4戦の4時間レースが行われ、ポールポジションからスタートしたAO・バイ・TFの14号車オレカ07・ギブソン(ジョニー・エドガー/ロバート・クビサ/ルイ・デレトラズ)が総合優勝を飾った。
LMGT3クラスでは、ケッセル・レーシングの57号車フェラーリ296 GT3(木村武史/エステバン・マッソン/ダニエル・セラ)が後続に37秒の差をつけ圧勝。木村は2023年の第3戦に続き、ELMSのGTカテゴリーで2勝目を記録することとなった。
<h2>■LMGT3のポールポジションは濱口弘が獲得</h2>
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上位6台が2秒以内の大接戦をアブソリュートが制す。雨の第10戦はVSRが勝利/GTWCアジア岡山
8月23日から25日にかけて、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア(GTWCアジア)の第6大会が開催された。24日土曜に行われた第9戦では、シルバーカップ・エントリーのアウディスポーツ・アジア・チーム・アブソリュートの41号車アウディR8 LMS GT3エボII(アカシュ・ナンディ/ジェームズ・ユウ組)が僅差のバトルを制し、翌25日日曜の第10戦はVSRのランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2(ビアン・イェ/エドアルド・リベラティ)が、雨のレースで優勝を飾っている。
後方で2台のマシンがコースを外れたものの上位陣はクリーンなスタートを切った第9戦(レース1)。ポールポジションからスタートした41号車アウディはホールショットを奪うと、序盤から2番手36号車アウディR8 LMS GT3エボII(FAWアウディスポーツ・アジア・レーシング・チーム)以下、後続とのギャップを築き始める。
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METALIVE S Lamborghini GT3、SGT第4戦富士に向けてエボ2を投入。公式練習でシェイクダウンへ
8月3〜4日、静岡県の富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第4戦『FUJI GT 350km RACE』。週末に向けてサーキットでは酷暑のなか準備が進められているが、JLOCが走らせる87号車METALIVE S Lamborghini GT3が、ついにランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2に変更された。
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【GT300マシンフォーカス後編】満点評価も「悩み中」の最新ウラカンGT3エボ2。リヤ2本交換の“こだわり”を捨てて掴んだ完勝劇 | スーパーGT | autosport web
スーパーGT GT300クラスに参戦する注目車種をピックアップし、そのキャラクターと魅力をエンジニアや関係者に聞くGT300マシンフォーカス。前編と後編に分けてお届けする2024年第3回は、第2戦富士で完勝を飾った88号車JLOC Lamborghini GT3の伊与木仁チーフエンジニアに話を聞いた。 今季から古豪JLOCで88号車を担当することになった伊与木エンジニアは、チームへの加入や、はじめは先代モデルを使用する87号車METALIVE S Lamborghini GT3を担当する予定だったことを前編で明かした。今回の後編では、シーズン開幕後のマシンセットアップと第2戦完勝劇の裏側で起こっていた則竹功雄代表とのやり取りを語る。
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ランボルギーニが2021年以来の耐久カップ優勝飾る。GRTにとっては7年ぶり/GTWCヨーロッパ第7戦
7月28日、ドイツのニュルブルクリンクでファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(GTWCヨーロッパ)の第7戦が行われ、163号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2(GRTグラッサー・レーシング・チーム)が優勝を飾った。
フランク・ペレラ、マルコ・マペッリ、ジョーダン・ペッパーのトリオ乗り込んだ163号車は日曜日に行われた3時間レースを制し、2021年のニュルブルクリンクでオレンジ1・FFFレーシングチームが勝利して以来およそ3年、1057日間にわたって遠ざかっていたエンデュランス・カップでの優勝をランボルギーニにもたらしている。
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