ELMSからのル・マン自動招待5台が確定、濱口弘が加わったアイアン・リンクスも権利獲得。残るは2枠

 10月19日にポルトガルのポルティマオでシーズン終了を迎えたELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの最終ランキングに基づき、5つのチームが、2025年のル・マン24時間レースへの自動招待枠を獲得した。

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宮田莉朋組が最終戦で2勝目。LMGT3は最終周最終コーナーでの逆転で濱口弘組が戴冠/ELMS第6戦ポルティマオ

 10月19日、ポルトガル南部のポルティマオ近郊に位置するアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベでELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ最終戦となる第6戦の4時間レースが開催され、クール・レーシングの37号車オレカ07・ギブソンをドライブするロレンツォ・フルクサ/マルテ・ヤコブセン/宮田莉朋組が優勝を飾った。  LMP2クラスのタイトルは、総合2位に入ったAO・バイ・TFの14号車(ジョニー・エドガー/ルイ・デレトラズ/ロバート・クビサ)の手に渡った。14号車はタイトルを争うインターユーロポル・コンペティションよりも前でフィニッシュしたことで、年間タイトルを決定付けた。

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戦慄の大クラッシュで赤旗中断。カイローリ組初優勝、木村武史組フェラーリは逆転でGT連勝飾る/ELMS第5戦ムジェロ

 9月29日、イタリアのムジェロ・サーキットでELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第5戦の4時間レースが行われ、アイアン・リンクス・プロトンの9号車オレカ07・ギブソン(ヨナス・リード/マセオ・カピエット/マッテオ・カイローリ)が優勝を果たした。  LMGT3クラスでは、ケッセル・レーシングの57号車フェラーリ296 GT3(木村武史/エステバン・マッソン/ダニエル・セラ)が、前戦スパ・フランコルシャンに続いて今季2勝目を挙げている。 <h2>■アイアン・デイムスが周回遅れをプッシュし大事故に</h2>

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AO・バイ・TFが1秒差で辛勝、宮田莉朋組は終盤に表彰台を失う。木村武史組が乱戦LMGT3を制覇/ELMSスパ

 8月25日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで2024年ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第4戦の4時間レースが行われ、ポールポジションからスタートしたAO・バイ・TFの14号車オレカ07・ギブソン(ジョニー・エドガー/ロバート・クビサ/ルイ・デレトラズ)が総合優勝を飾った。  LMGT3クラスでは、ケッセル・レーシングの57号車フェラーリ296 GT3(木村武史/エステバン・マッソン/ダニエル・セラ)が後続に37秒の差をつけ圧勝。木村は2023年の第3戦に続き、ELMSのGTカテゴリーで2勝目を記録することとなった。 <h2>■LMGT3のポールポジションは濱口弘が獲得</h2>

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宮田莉朋の復帰で日本人は再び4名に。アルバカーキ、イェロリーが代役出場へ/ELMS第4戦スパ

 8月25日にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われるELSMヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第4戦スパ4時間レースの暫定エントリーリストが発表された。8月14日にリリースされたこのリストには、4クラス43台のマシンが名を連ねている。  LMP2クラスでは、宮田莉朋がクール・レーシング37号車オレカ07・ギブソンのシートへと復帰するのが一番のトピックだ。ロレンツォ・フルクサ/マルテ・ヤコブセン/宮田の37号車トリオは、2024年第1戦バルセロナで優勝。第2戦ル・カステレでも終盤まで首位を走っていたが、トラブルによりレースを失っていた。  続いて出場したWEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レースでもクラス優勝を争ったが、終盤ワイパートラブルもあり順位を落としていた。

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ル・マン24時間のLMGT3でトップ争い展開も駆動系トラブルに。佐藤万璃音はリベンジを誓う

 6月15日〜16日、フランスのサルト・サーキットで開催された第92回ル・マン24時間耐久レースの決勝レース。5人の日本人ドライバーが参加したLMGT3クラスのなかで、ふたりの日本人を擁した濱口弘/ニコラス・ピノ/佐藤万璃音組ユナイテッド・オートスポーツの95号車マクラーレン720S LMGT3エボがレース途中までトップ争いを展開するも、駆動系のトラブルでリタイアとなった。レース後、佐藤に悔しい思いを聞いた。

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連勝目前の宮田莉朋組にまさかの悲劇。濱口弘組ランボルギーニは再びLMGT3表彰台に/ELMS第2戦

 5月5日、フランスのル・カステレに位置するポール・リカールで、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの2024年第2戦『ル・カステレ4時間レース』が行われ、インターユーロポル・コンペティションの43号車オレカ07・ギブソン(セバスチャン・アルバレス/ブラディスラブ・ロムコ/トム・ディルマン)が優勝を飾った。  4月の開幕戦バルセロナで優勝した宮田莉朋のクール・レーシング37号車(ロレンツォ・フルクサ/マルテ・ヤコブセン/宮田)は、残り43分までトップを快走していたが突如コース脇にストップし、悲運のリタイアを喫している。 <h2>■相次いだ首位走行車両のストップ</h2>

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宮田莉朋加入のクール・レーシング、開幕戦で逆転勝利。日本人3名が表彰台獲得/ELMSバルセロナ
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宮田莉朋加入のクール・レーシング、開幕戦で逆転勝利。日本人3名が表彰台獲得/ELMSバルセロナ

 4月14日、スペインのカタロニア・サーキットでELMSヨーロピンアン・ル・マン・シリーズ第1戦バルセロナ4時間の決勝レースが行われ、ロレンツォ・フルクサ/宮田莉朋/マルテ・ヤコブセン組37号車オレカ07・ギブソン(クール・レーシング)が総合優勝を飾った。  LMP2を頂点にLMP2プロ・アマ、LMP3、LMGT3という4つのクラスから計43台のマシンが出走した2024年シーズンのオープニングイベント。走り出しの12日(金)に続く13日(土)午後に行われた公式予選では、佐藤万璃音のチームメイトであるフィリップ・ウグランがトップタイムを記録し、前年ランキング2位の22号車オレカ07(ユナイテッド・オートスポーツ)がポールポジションを獲得する。

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日本人4名、宮田莉朋は初参戦。来季ル・マンの切符を懸けた2024年ELMSがいよいよ開幕
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日本人4名、宮田莉朋は初参戦。来季ル・マンの切符を懸けた2024年ELMSがいよいよ開幕

 欧州地域を転戦するスポーツカー・シリーズ、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの2024年シーズンが今週末、スペインのバルセロナで開幕する。  同シリーズは、F1モナコGPとインディアナポリス500マイルレースと並び“世界三大レース”に数えられるル・マン24時間につながるスポーツカーレース・ピラミッドを中間層で支える“ル・マン・シリーズ”のひとつだ。同様の選手権にはアジア地域で主に冬季に行われるAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズがあり、北米ではかつて存在したALMSアメリカン・ル・マン・シリーズの流れを汲むIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権が開催されている。

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佐藤万璃音のユナイテッド22号車が初日最速。LMGT3は木村武史組がクラス首位/ELMS公式テスト

 前年に引き続きユナイテッド・オートスポーツから2024年ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦する佐藤万璃音が、同チームの22号車オレカ07・ギブソンを駆り4月8日に行われた、シリーズの公式テスト初日に全体トップタイムをマークした。  24歳の日本人ドライバーは、今週末にスペインのカタロニア・サーキットで行われる今季開幕戦バルセロナ4時間に先立ち、同地で2日間かけて実施される公式プレシーズンテストの1日目に印象的なタイムを残した。

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