アストンマーティン・ヴァルキリーAMR-LMH、『1.5秒落ち』の公式セッションデビュー「重要な節目」

 ハート・オブ・レーシングチーム代表のイアン・ジェームスによれば、同チームは新型アストンマーティン・ヴァルキリーAMR-LMHのテストで「重要な節目を達成」しており、2025年シーズンの準備は「計画どおりに進んでいる」という。 <h2>■レースデビュー時期は確定せず</h2>  V12エンジン搭載の新型プロトタイプは現在、中東と米国で同時テスト・プログラムの真っ最中だ。  最近、バーレーン・インターナショナル・サーキットでWEC世界耐久選手権のミシュラン・タイヤテストに参加したほか、11月15〜16日のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのIMSA公式テストに先立ち、ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタでもテストを行った。

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デイトナで3日間のテストが完了。全体トップはランボルギーニ、GTはフォードが好調/IMSA

 11月15日から17日にかけて、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにてIMSA公認テストが行われ、16日夜のセッションでトップタイムをマークした63号車ランボルギーニSC63(ランボルギーニ・アイアン・リンクス)が3日間の最速車となっている。  日本から、スーパーGT GT500クラスやスーパーフォーミュラなどで活躍する太田格之進がアキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングの一員として参加した今回のデイトナテストは、走行初日となった15日金曜がGTPとLMP2による占有日、2日目の土曜はこれにGTDプロとGTDクラスのマシンが加わり、最終日の日曜はGTカーのみが走行している。

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太田格之進が参加するデイトナでのIMSA公認テストは30台以上出走へ。ヴァルキリーLMHも登場予定

 11月15日(金)から始まるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのIMSA公認テストには、ハート・オブ・レーシングチーム(HoR)のアストンマーティン・ヴァルキリーAMR-LMHを含む30台以上の車両が参加予定だ。  来季2025年も開幕戦の舞台となるフロリダの“ハイバンク”では、少なくとも31台のマシンが北米耐久シリーズのテストのために集結する。なお、同テストはGTDプロとGTDクラスに参戦する車両が、2025年用の新しいトルクセンサーを使用する最初の公式テストとなる。

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デビューから2シーズンで幾多の好結果。フェラーリ296 GT3、Evoモデルは“激戦”の2026年登場へ
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デビューから2シーズンで幾多の好結果。フェラーリ296 GT3、Evoモデルは“激戦”の2026年登場へ

 現在、世界のGT3レースで活躍しているフェラーリ296 GT3について、耐久レースカー部門の責任者であるフェルディナンド・カニッツォは、2026年にEvoバージョンをロールアウトする準備を進めていると明かし、同車の開発目標エリアを概説した。

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テスト参加の太田格之進にIMSA参戦の可能性は? シリーズとアキュラの現状をおさらい&妄想

 10月29日、突如発表された太田格之進のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のデイトナテストへの参加。ホンダの北米におけるラグジュアリーブランドであるアキュラのGTP車両『アキュラARX-06』のステアリングを握り、11月15〜16日、フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを走行するという。  本稿では、このテストへの太田の参加が持つ『意味』、そして太田をはじめとした日本人ドライバーの将来的なIMSA参戦の可能性について、期待を込めつつ現在の状況を整理してみたい。 <h2>■カギを握る2025年の“役割拡大”</h2>

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太田格之進が11月にデイトナで行われるIMSA公式テストに参加。アキュラARX-06をドライブへ
https://www.as-web.jp/supergt/1145026

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太田格之進が11月にデイトナで行われるIMSA公式テストに参加。アキュラARX-06をドライブへ

 10月29日、ホンダ・レーシング/ホンダ・レーシングUSは11月15〜17日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの公式テストに、太田格之進が参加すると発表した。

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WEC王者目前のロッテラー、IMSA4冠キャメロンがペンスキーのシート喪失。マコウィッキはポルシェを去る

 デイン・キャメロンとアンドレ・ロッテラーは、今季2024年限りでポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)のファクトリーLMDhラインアップから外され、延べ11年にわたってポルシェのワークスドライバーを務めたフレデリック・マコウィッキはドイツメーカーを離れることとなった。  ポルシェは10月22日、2025年シーズンのWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参加するワークスドライバーを発表。この中で冒頭の3名は同社のファクトリードライバー・ロースターから外れることがわかった。

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2025年ル・マン24時間レースへの自動招待、IMSAからの3枠が決定

 ニック・ブールとオレイ・フィダーニは、IMSAのジム・トゥルーマン賞とボブ・アキン賞のタイトルをそれぞれ獲得し、2025年のル・マン24時間レースへの自動招待枠を手にした。

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フィリペ・アルバカーキが4年間所属したアキュラを離れる。2025年はキャデラック陣営に復帰か

 ウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティのフィリペ・アルバカーキは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で4年間ドライバーを務めた後、アキュラを離れることを認めた。  このポルトガル人ドライバーは10月16日、ソーシャルメディアへの投稿で、先週末のIMSA最終戦モチュール・プチ・ル・マンが同メーカーでの最後のレースになったと発表した。

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「チームにとって間違いなく大事な日」とボルトロッティ。アイアン・リンクスのランボルギーニ、ビッグレース初制覇

 アイアン・リンクスのミルコ・ボルトロッティは、プチ・ル・マンでのGTDプロクラス優勝を果たした後、ランボルギーニと組んで初のメジャー耐久レース優勝について「そろそろ勝っていい頃だった」と振り返った。  ボルトロッティ、ジョーダン・ペッパー、フランク・ペレラから成るこのイタリアのチームは、10月12日にジョージア州ロード・アトランタで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権最終戦の10時間レースで、リシ・コンペティツィオーネとハート・オブ・レーシングチームを破り、2023年にランボルギーニと組んで以来初のメジャー耐久レース優勝を果たした。  以前、フェラーリと組んでいた際には、2021年にクラウドストライク・スパ24時間レースで優勝していたが、ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo2へとスイッチして以降、デイトナ24時間レースや昨年のプチ・ル・マン(6位)など、ビッグ・エンデューロでは何度も敗退を喫していた。

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