まさかの予選敗退にイライラを隠せない前年王者「これほど重いことはなかった」と性能調整にも苦言
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まさかの予選敗退にイライラを隠せない前年王者「これほど重いことはなかった」と性能調整にも苦言

 WEC世界耐久選手権のディフェンディングチャンピオン、ケビン・エストーレは、2025年のシーズン開幕戦となる『カタール1812km』のハイパーポールにポルシェのファクトリーカーが2台とも出場できなかったことに対し、「がっかり」し「イライラしている」と述べた。 <h2>■受け入れがたい3年目の苦戦「奇跡は期待できない」</h2>  2月27日、ルサイル・インターナショナル・サーキットで行われた予選のセッションでは、5号車ポルシェ963のジュリアン・アンドラウアーが11番手、6号車エストーレは13番手となり、トップ10車両が進出する二次予選『ハイパーポール』への進出を逃した。

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2度目のWECタイトルを手にしてワークスを去るアンドレ・ロッテラー「今日は最高の一日ではなかった」

 ケビン・エストーレ、ローレンス・ファントールとともにWEC世界耐久選手権のドライバーズ・タイトルを手にしたアンドレ・ロッテラーは、緊迫した最終戦バーレーンの戦いにも関わらず、「余裕があった」と認めている。  彼らの6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)は、11月2日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた最終第8戦で、今シーズン最悪の11位でフィニッシュしたが、ライバルたちも得点できなかったため、ロッテラー、エストーレ、ファントールは35ポイントの余裕をもってタイトルを獲得した(※のちに51号車フェラーリがペナルティを受けたため、6号車ポルシェの順位は10位へと繰り上がり、2ポイントを手にしている)。

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プチ・ル・マンはGTP全車3名編成。ハートレーはアキュラに、ワドゥはLMP2のシートに復帰/IMSA

 北米のスポーツカーレースを統括するIMSAは10月2日、ウェザーテック・スポーツカー選手権およびミシュラン・エンデュランス・カップのシーズンを締めくくる『モチュール・プチ・ル・マン』に出場する54台のエントリーリストを発表した。  10月10〜13日、ジョージア州ブラゼルトンに位置するロード・アトランタで行われる恒例の10時間レースには、GTPクラス11台、LMP2クラス10台、GTDプロに13台、そしてGTDには20台がエントリーしている。

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トヨタを「コーナーに追い詰め」リスクを負わせたポルシェ。ロッテラー組が富士を制し王座奪還に視界良好

 日本仕様の特別デザインが施されたヘルメットを使用し、WEC世界耐久選手権の第7戦富士を制したケビン・エストーレは、6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)の強さと安定性がシーズン終盤の第7戦でタイトルを争うトヨタにリスクを取らせ、それが最終的に日本のメーカーにとって地元での敗戦に繋がったと考えている。  エストーレと彼とチームを組むローレンス・ファントール、アンドレ・ロッテラーは2024年シーズン2勝目を挙げ、ドライバー選手権のリードを残り1レースでひっくり返すのが困難な35ポイントにまで拡げた。

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ポルシェは「ほとんど2番目か3番目」トヨタらに対しペースが不足とエストーレ。選手権リードは「一貫性のおかげ」
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ポルシェは「ほとんど2番目か3番目」トヨタらに対しペースが不足とエストーレ。選手権リードは「一貫性のおかげ」

 ポルシェのワークスドライバーであるケビン・エストーレは、所属するポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)がライバルメーカーであるトヨタやフェラーリに対しマシンのペースで及ばないものの、自身を含む6号車ポルシェ963のトリオがシーズンを通して一貫性を保っているために、WEC世界耐久選手権のドライバーズランキングで首位に立ち続けていると考えている。  このフランス人ドライバーとチームを組むローレンス・ファントールとアンドレ・ロッテラーは今週末、113ポイントで並ぶ7号車トヨタGR010ハイブリッドの小林可夢偉/ニック・デ・フリース組(マイク・コンウェイはル・マンを欠場したため権利がない)、50号車フェラーリ499Pを駆るアントニオ・フォコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン組を12ポイントリードした状態で、2024年シーズンの終わりから2番目のラウンドとなる『富士6時間耐久レース』に臨む。

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4年ぶり開催のCOTAにドライバーは期待寄せるも「デグラデーションが激しく戦略的には難しい」と予想

 WEC世界耐久選手権に参戦するドライバーたちは、シリーズが来月サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)へと戻ることを楽しみにしているようだ。  8月30~9月1日に行われる『ローン・スター・ル・マン』は、世界を駆け巡るシリーズが4年ぶりに、高く評価されているテキサス州・オースティンの会場に戻ることを意味する。また、今季よりセブリング戦が外れたことで、WECのトップカテゴリーであるハイパーカークラスを米国で観戦できる唯一の機会でもある。 <h2>■この冬、路面の再舗装も完了</h2>

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【動画】2024年WEC第4戦ル・マン24時間 予選ハイライト+オンボード | ル・マン/WEC, 動画 | autosport web

 週末の24時間レースに先立ち、6月12日と翌13日の二日間にわたって実施された予選セッションの模様が、ル・マン24時間レースの公式YouTube(https://www.youtube.com/@24heuresdumans)および、WEC世界耐久選手権のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@FIAWEC)で公開されている。  予選とハイパーポールの“2ステップ制”となっているル・マンの予選では、12日水曜に“Q1”に相当する予選セッションが行われ、全62台が出走した同セッションで翌日のハイパーポールに進むハイパーカー、LMP2、LMGT3各クラス上位車両が決定。“Q2”に位置づけられるハイパーポールは各クラス上位8台のマシン出走し、3つのカテゴリーのポールポジション以下、8番手までの決勝スターティンググリッドが決まった。

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小林可夢偉を追い詰めたポルシェのエストーレ、ペナルティを「秘密にされていた」と明かす/WECイモラ

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのケビン・エストーレは、イモラ6時間レースの終盤に首位のトヨタ小林可夢偉を追いかける途中、6号車のクルーが科せられた5秒のタイムペナルティについて、チームからは「秘密にされていた」と明かした。 <h2>■「可夢偉は何も間違えなかった」</h2>

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「トヨタとフェラーリは調子を取り戻す」開幕戦表彰台独占のポルシェ、第2戦に向け楽観視はせず

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージング・ディレクターであるジョナサン・ディウグイドは、WEC世界耐久選手権のライバルであるトヨタとフェラーリが今週末のイモラでのシーズン第2戦で「調子を取り戻す」と予想していると語った。  ポルシェは3月、開幕戦カタール1812kmレースで圧倒的なパフォーマンスを見せ、ポルシェ963にとってのWEC初勝利を収めた。それだけでなく、カスタマーチームのハーツ・チーム・JOTAも加わって表彰台を独占することにまで成功している。

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マンタイのニュル24時間ラインアップにハイパーカードライバーとDTMチャンピオンが集結/IGTC

 ポルシェのハイパーカードライバーであるケビン・エストーレとローレンス・ファントールは、現DTMドイツ・ツーリングカー選手権チャンピオンのトーマス・プライニングとチームを組み、アヤハンカン・ギュベンを含むマンタイEMAのラインアップの一員して、ニュルブルクリンク24時間レースに参加する。  このカルテットを形成する4名のドライバーたちは、6月1日から2日にかけて、ドイツのニュルブルクリンクで決勝レースが行われる『第52回ADACラベノール・ニュルブルクリンク24時間』で、“グレロ”カラーの911号車ポルシェ911 GT3 Rをドライブする予定だ。なお、同レースは今季2024年よりIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジのカレンダーに組み込まれている。

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