マカオ2勝目に挑むBMWのファーフス、新加入に苦労も「グリッドを埋めるために参戦するわけじゃない」

 アウグスト・ファーフスは、チームKRCへの加入で多少の苦戦を強いられるものの、マカオでのFIA GTワールドカップでキャリア2度目の勝利を収められる可能性に自信を持っている。  2018年にここで優勝したこのブラジル人は、今年のレースではチームKRCに加入し、難関として知られるマカオ・ギア・サーキットで開催される一戦で、89号車BMW M4 GT3をドライブする。 <h2>■「史上最強のフィールド」での優勝に自信</h2>

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プチ・ル・マンはGTP全車3名編成。ハートレーはアキュラに、ワドゥはLMP2のシートに復帰/IMSA

 北米のスポーツカーレースを統括するIMSAは10月2日、ウェザーテック・スポーツカー選手権およびミシュラン・エンデュランス・カップのシーズンを締めくくる『モチュール・プチ・ル・マン』に出場する54台のエントリーリストを発表した。  10月10〜13日、ジョージア州ブラゼルトンに位置するロード・アトランタで行われる恒例の10時間レースには、GTPクラス11台、LMP2クラス10台、GTDプロに13台、そしてGTDには20台がエントリーしている。

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BMW M4 GT3“エボ”がニュルで初テスト。2025年正式デビューを前に、レース参戦も検討中

 BMWは、2025年にカスタマーの手によりデビューする予定の、M4 GT3のエボルーション(EVO)パッケージで、ノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)での初テストを実施したと発表した。  ファクトリードライバーのイェンス・クリングマンとアウグスト・ファーフスは、5月に発表されたのと同じカラーリングで飾られた、アップデートされた車両のステアリングを交代で握り、8月初旬にノルドシュライフェを走行した。

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BMW、前戦ノーポイントからル・マンで2位表彰台。ペース劣るも「最後は笑顔になれた」とファーフス
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BMW、前戦ノーポイントからル・マンで2位表彰台。ペース劣るも「最後は笑顔になれた」とファーフス

 チームWRTの一員として厳しいル・マン24時間レースを戦い抜き、LMGT3クラスで2位を獲得したアウグスト・ファーフスは「最後には笑顔になれた」と語り、レースを振り返った。  ベルギーチームが走らせる31号車BMW M4 GT3をダレン・レオンとショーン・ゲラエルとシェアしたファーフスは、WEC世界耐久選手権第4戦として6月15~16日にサルト・サーキットで開催された『第92回ル・マン24時間レース』の最後に、クラス優勝を果たした91号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイEMA)から1周遅れでフィニッシュした。

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“苦い記憶”の払拭狙うBMW M4 GT3「今年はこれまでで最高の勢い」とファーフス/ル・マン24時間

 アウグスト・ファーフスは、5年ぶりにル・マン24時間レースに復帰するBMWはこれまで以上に強い立場にあると考えており、同ブランドは1999年の総合優勝以来の同イベントでの「苦い」実績を克服できるだろうと付け加えた。  ファーフスはドイツのメーカーで最も長く在籍しているファクトリードライバーのひとりであり、注目すべきことに、LMGT3に参戦するチームWRTの現在のラインナップの中で、BMWの過去2回のル・マン・プログラムにも参加した唯一のメンバーだ。

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「レースには最悪のコース」イモラで重要なトラフィック管理。アウトラップのハイパーカーをLMGT3が抜く?【第2戦決勝展望】

 ハイパーカーとLMGT3の両クラスのドライバーは、コース上の車両台数が多く、アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)での追い越しの機会が限られていることを考慮すると、トラフィックのマネージメントが、21日に決勝を迎えるWEC第2戦イモラ6時間レースで重要なカギとなることを予想している。  21日13時(日本時間20時)にスタートするレースにはハイパーカー、LMGT3の2クラス合わせて37台のマシンが出場する予定だが、このサーキットは3月に開幕戦が開催されたルサイル・インターナショナル・サーキットとは大きく性格が異なる。

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