ポルシェ、「ほぼ完璧」な1年を経てタイトル9冠達成。「ついにすべてを達成した」とナッセ/IMSA

 10月12日に開催されたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第11戦『モチュール・プチ・ル・マン』を終えたあと見事、2024年のIMSAチャンピオンに輝いたフェリペ・ナッセは、ポルシェは今季のシリーズで「すべての条件を満たした」と語った。彼は同じくGTPドライバーチャンピオンとなった僚友のデイン・キャメロンとともに、ドイツのメーカーにとって素晴らしい一日をを演出するのに貢献した。  土曜日にミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタで開催された、シーズンを締めくくる10時間レースで、ポルシェは計9つのタイトルを獲得した。主なタイトルはナッセとキャメロン(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ/7号車ポルシェ963)のGTPドライバーズチャンピオン、ローリン・ハインリッヒ(AOレーシング/77号車ポルシェ911 GT3 R)のGTDプロドライバーズチャンピオン、彼らが所属する組織のチームチャンピオンだ。

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原因は『順位表示灯とトランスポンダーの配線』ポルシェ、IMSAインディアナポリスでの違反を説明

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)のマネージング・ディレクター、ジョナサン・ディウグイドは、先月インディアナポリス・モータースピードウェイで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第10戦『バトル・オン・ザ・ブリック』で、同社の6号車ポルシェ963が表彰台から、そしてGTPクラスのチャンピオンシップ争いから外れた原因となった技術違反の程度を明らかにした。  マシュー・ジャミネとニック・タンディが運転するポルシェは、レースのチェッカーフラッグ直後に発表されたIMSAによる追加の技術検査プロセスの後、ペナルティを受けた2台の車両のうちの1台だった。この6号車は当初3位でフィニッシュしたが、技術違反によりGTPクラスの最後尾へと降格した。40号車アキュラARX-06も同様のペナルティを受けている。

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タイトル獲得に王手のポルシェ963、2025年の『ジョーカー』投入目指し実走テストを開始

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、LMDh車両『ポルシェ963』の「合理的なアップデート」をテストしており、来年にも最初の『Evoジョーカー』を投入する準備が整っている。  チームのマネージングディレクターであるジョナサン・ディウグイドは、先週末のWEC世界耐久選手権・富士6時間レースで記者団に対し、アメリカ・ジョージア州ロード・アトランタでの最近のテストで、開発用パーツが初めて1台の車に装着されたことを認めた。

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ポルシェ、トヨタとフェラーリのペースに完敗。ロッテラーは落胆も「富士に向けてプッシュし続ける」

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ディウグイドによれば、『ローンスター・ル・マン』で優勝争いを繰り広げたフェラーリとトヨタは最近のWEC世界耐久選手権レースで「多くのペースを見つけた」ため、純粋なパフォーマンスという点でポルシェが戦えなくなっているという。  このドイツのメーカーのワークスカーは、9月1日にアメリカ・テキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたWEC第7戦の決勝で表彰台争いに加わることができたかもしれないなか、ポルシェ963の6号車と同5号車はどちらも問題を抱えそれぞれ6位と7位に終わった。

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「トヨタとフェラーリは調子を取り戻す」開幕戦表彰台独占のポルシェ、第2戦に向け楽観視はせず

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージング・ディレクターであるジョナサン・ディウグイドは、WEC世界耐久選手権のライバルであるトヨタとフェラーリが今週末のイモラでのシーズン第2戦で「調子を取り戻す」と予想していると語った。  ポルシェは3月、開幕戦カタール1812kmレースで圧倒的なパフォーマンスを見せ、ポルシェ963にとってのWEC初勝利を収めた。それだけでなく、カスタマーチームのハーツ・チーム・JOTAも加わって表彰台を独占することにまで成功している。

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WECで初勝利を挙げたポルシェ・ペンスキーの最新ファクトリーが公開。ロビーには往年の名車も揃い踏み

 WEC世界耐久選手権に参戦しているポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、完成間近となったハイパーカー部門のファクトリー本部(ヘッドクォーター)を公開した。フランクフルトとシュトゥットガルトのほぼ中間に位置するドイツの都市マンハイムにあるこの施設は、2008年からペンスキー・オートモーティブが所有しており、以前は6年間ポルシェ・センターが入っていた経歴を持つ。  この施設をポルシェ・ペンスキーのWEC事業の本拠地に改築する作業は、同社の取締役会がポルシェ963 LMDhプロジェクトの開発を承認し、ペンスキーとの協力関係が更新された後、2021年5月に開始された。

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ロッテラー約9年ぶりの頂点/「胸が張り裂けそう」/予選での嫌疑はシロ etc.【WECカタール決勝後Topics】
https://www.as-web.jp/sports-car/1049691

#asweb #ル_マン_WEC #2024_WEC #2024WEC第1戦カタール #WEC世界耐久選手権 #ジョナサン_ディウグイド #ルサイル_インターナショナル_サーキット

ロッテラー約9年ぶりの頂点/「胸が張り裂けそう」/予選での嫌疑はシロ etc.【WECカタール決勝後Topics】

 ハイパーカークラスに9社、この2024年シーズンに新設されたLMGT3クラスにも9つのブランドが参加し、計14社がコミットする“黄金時代”が到来したWEC世界耐久選手権。そのシーズンオープニングイベントが3月2日、中東カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、既報のとおり3台のポルシェ963がWEC初優勝をワン・ツー・スリー・フィニッシュで飾った。そんな今季開幕戦カタールの決勝後トピックをお届けする。

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終盤3度の接触で大勝ムードが一転、予定外のピットも。「本当に苦労した」と開幕戦優勝のエストーレ

 2024年WEC第1戦カタール1812kmレースで勝利を飾った6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)のケビン・エストーレは、レースの終了間際にLMGT3車両との3件の異なるインシデントが発生したことで、マシンを勝利へ導くことが「とても困難になった」と振り返った。 <h2>■「レクサスに近づくのがいつも怖かった」</h2>

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15回挑戦し「表彰台すらなかった」デイトナで悲願の初優勝。3度のIMSA王者キャメロンが喜び語る - autosport web