
躍進BMW「ちょっと驚き」の予選2番手。1年かけて課題を解決し「パフォーマンスに集中できている」
BMW Mモータースポーツの代表であるアンドレアス・ルースは、WEC世界耐久選手権『カタール1812km』の公式予選でフェラーリを倒す寸前まで行ったことは「ちょっと驚き」だったと語り、同ブランドがWECで「間違いなく正しい方向に進んでいる」ことの証だと称賛した。
チームWRTが走らせるBMW Mハイブリッド V8の2台は、2月27日にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われた二次予選『ハイパーポール』に進出、2番手と6番手につけた。15号車BMWのドリス・ファントールは、ポールポジションを獲得したフェラーリ499Pのアントニオ・ジョビナッツィにわずか0.136秒差で敗れての2番手だった。
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過酷な“3週連続24時間レース”も影響。BMW、2025年ル・マンへの3台目のハイパーカー投入を断念
BMWは2025年のル・マン24時間レースに、3台目のMハイブリッド V8を投入しないと明らかにした。モータースポーツ責任者のアンドレアス・ルースは、3週連続で24時間レースが開催されるという忙しい6月を乗り切るため、同ブランドは「2台のクルマに集中する」と述べている。
ミュンヘンのメーカーは今週末、WEC世界耐久選手権のハイパーカー部門で2年目のシーズンを開始、開幕戦『カタール1812km』レースにチームWRTが運営するBMW MハイブリッドV8を2台投入する。
ルースは先月のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースで、ル・マンにチームRLLが投入する3台目の車両の可能性を検討していると示唆していた。
しかし、カタールでSportscar365に語ったルースは、3台目のクルマは投入しないという決定を下し、ル・マンでは既存のハイパーカー2台による取り組みを続けることを選んだと説明した。
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テスト最速のBMW Mハイブリッド V8、初の“ジョーカー”使用を認める「レース後に分かるだろう」
BMWは、Mハイブリッド V8で初めて“エボ・ジョーカー”を使用したことを認め、ポルシェとキャデラックに続くジョーカーの使用を公言した3番目のLMDhメーカーとなった。
モータースポーツ責任者であるアンドレアス・ルースは、Sportscar365に対し、ダラーラをベースシャーシとする車両のブレーキに重点を置いたアップグレードに、ひとつのエボ・ジョーカーが使用されたと語った。
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ケルビン・ファン・デル・リンデ、弟シェルドンが在籍するBMWに加入。2025年はGT3レースを担当へ
BMW Mモータースポーツは、来る2025年シーズンを前に、ケルビン・ファン・デル・リンデをファクトリードライバーのリストに加えたと発表した。
南アフリカ出身のファン・デル・リンデは、BMWのLMDhドライバーでもある弟のシェルドンに続いてミュンヘンを拠点とする自動車メーカーのワークスドライバーとなり、2025年に展開される新型BMW M4 GT3エボによる“大規模なレースプログラム”に参加する。
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元DTM王者のブルーノ・スペングラー、13年ともにしたBMWを離脱「簡単な決断ではなかった」
ブルーノ・スペングラーは、DTMドイツ・ツーリングカー選手権とGTレースでの勝利がハイライトとなる13年間の在籍を経て、2024年末にBMW Mモータースポーツを去る。
2011年の終わりにドイツのメーカーに加わったカナダ人ドライバーは41歳となった今年、自身の希望でBMWを離れることになった。
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マキシム・マルタンが計7年所属のBMWを離脱へ。DTMやWECなどで活躍、GT3ではロッシと共闘
ベテランGTドライバーのマキシム・マルタンがBMWを離れたとドイツの自動車メーカーが発表した。12月9日に離脱が発表された38歳のベルギー人は、「新たな挑戦を追求する」ために、自身の希望によりミュンヘンを拠点とするブランドを去るという。
マルタンが最初にBMWのファクトリーラインアップに加わったのは今から11年前の2013年で、最初のプログラムはBMW MチームRLLでのALMSアメリカン・ル・マン・シリーズだった。翌2014年から4年間はDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦した。
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マカオでの敗戦を嘆くBMW陣営。「他車を押しのけたらレースに勝てないはず」ファントールは裁定に不服
マカオでの敗戦を嘆くBMW陣営。「他車を押しのけたらレースに勝てないはず」ファントールは裁定に不服
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BMW Mハイブリッド V8がデイトナテストでアップデート投入「ジョーカーかどうかは議論中」
BMWは、2025年シーズンに向けてデータと走行距離を蓄積することを目標に、11月15〜16日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSAの公式テストでLMDh車両『MハイブリッドV8』のアップデート版を走らせた。
BMW Mモータースポーツディレクターのアンドレアス・ルースによると、BMWはドライバビリティとブレーキのアップデートを投入したが、この変更が“Evoジョーカー”としてカウントされるかどうかはまだ決まっていないと認めた。
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ニック・イェロリーがBMWと袂を分かつ。2025年はアキュラARX-06で参戦か/IMSA
ニック・イェロリーは、スパ24時間レースとニュルブルクリンク24時間での総合優勝を含むBMWでの6年間のプログラムに終止符を打ち、ドイツメーカーのファクトリードライバー・ラインアップから離脱する。
このイギリス人ドライバーは2019年にBMWとワークスドライバー契約を結び、シリーズチャンピオンを獲得した中国GT選手権を皮切りに世界各地のレースで活躍。翌2020年にはローヴェ・レーシングとともにBMW M6 GT3でニュルブルクリンク24時間レースを制した。
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ポルシェ、BMW、プジョーが『ドライバー3名体制義務』に反対を表明。トヨタ技術首脳は「強い意見はない」
WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦しているポルシェ、BMW、プジョーのマネジメント陣は、シリーズが来年からの導入を検討している『すべてのレースで3名のドライバー・ラインアップを義務付ける』という提案に、反対を表明した。
ACOフランス西部自動車クラブ会長のピエール・フィヨンは以前、WECのレースでで2名のドライバーで構成されるラインアップを禁止する規則の導入を「検討中」であると述べていた。
<h2>■「ルールを変更する意味が分からない」</h2>
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