
フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
砂漠が最大のライバルとなるバハ・カリフォルニアの中心部にて、地球上でもっとも過酷なラリーレイドのひとつと称される北米最大のイベント、2024年『Baja 1000(バハ1000)』が11月17日にフィニッシュを迎え、総勢284台がエントリーした厳しい競争と寒さ、雨、そして複雑な地形をも乗り越え、83号車のマクミラン・レーシング・ビースト・アンリーシュド/BFグッドリッチのルーク・マクミラン/ロブ・マッカークレン組がトロフィー・トラッククラス参戦の34台を抑えて総合優勝を達成。
さらにヘビー・メタル・リミテッドクラスにエントリーした専用開発の『ブロンコDR』と、グローバルに入手可能な量産トラックをベースとする『レンジャー・ラプター』もストック・ミッドサイズクラスを制覇するなど、フォード勢がラフロードでの強さを証明している。
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アキュラを離れフォード陣営へ。唯一のNSX GT3ユーザーがマスタングへのスイッチを発表/IMSA
グラディエント・レーシングは、2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権において、現在のアキュラNSX GT3からフォード・マスタングGT3へとマシンをスイッチするとともに、GTDクラスへの「長期的」なコミットメントを発表した。
アメリカ・テキサスを拠点とするこのチームは、過去6年間、IMSAとSROアメリカの両コンペティションでアキュラNSX GT3を走らせてきたが、今年デビューしたマルチマチック製の新型GT3車両へと移行することになる。なお、2024シーズンのウェザーテック選手権GTDクラスにおいては、グラディエントが唯一のNSX GT3ユーザーとなっていた。
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規則延長でもフォードのプロトタイプ参入はなし?「“滑走路”は長くなるが、そこへ向け走っているわけではない」
GTP/ハイパーカークラスにおけるホモロゲーションの延長が発表されたものの、フォード・パフォーマンスは、近い将来にトップクラスのプロトタイプ開発に取り組む可能性を軽視しているようだ。
ヒョンデとマクラーレンは、FIA、ACOフランス西部自動車クラブ、IMSAがこのプラットフォームを2029年まで延長することを決定したことを受けて評価を再開したが、フォードの状況は現時点では不明だ。ただし、そのプログラムを完全に排除したわけではないと理解されている。
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コース上で“停車リセット”もなお最速。フォードの怪物EVトラック『F-150』が総合優勝/PPIHC
第102回大会を迎えた2024年のPPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、今季も“怪物EV”を投入したフォード・パフォーマンスが雪辱を果たす結果に。
総合記録保持者ロマン・デュマがドライブした新型電動ピックアップトラック『フォード・F-150ライトニング・スーパートラック』が、前年度で総合2位と惜敗を喫した『フォード・パフォーマンス・スーパーバン4.2』の仇討ちとばかりに、8分53秒553のタイムでアメリカの山を登り切り総合優勝を手にしている。
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豪州からの刺客が続々。キャメロン・ウォーターズにRSC首位ウィル・ブラウンがNASCARカップ参戦へ
この週末にシリーズ第4戦『ボッシュ・パワーツールズ・パース・スーパースプリント』を控えるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップより、昨季2023年に続いて北米大陸への挑戦者が名乗りを上げ、実力者2名のNASCARカップシリーズ同時参戦が決定。すでに直近にてNASCARクラフツマン・トラック・シリーズの2戦を経験したキャメロン・ウォーターズ(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)と、今季より名門トリプルエイト・レースエンジニアリング(T8)に移籍したウィル・ブラウン(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロZL1)が、ともに6月のソノマ・レースウェイで開催されるシリーズ第16戦『トヨタ/セーブ・マート350』で最高峰へのデビューを果たす。
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カルロス・サインツSr.がフォードと契約。連覇懸かる2025年ダカールラリーへはラプターで参戦へ | ラリー/WRC | autosport web
フォード・パフォーマンスは5月10日、アメリカのメーカーが2025年のダカールラリーに投入する新型マシン『フォード・ラプター』のティザーイメージを公開した。また、これにあわせてダカール・プログラムに参加する4人のドライバーのうち最初のふたりとして、ベテランのカルロス・サインツSr.とナニ・ロマの起用を明らかにした。 参戦3年目の2024年に見事、“花を咲かせた”アウディスポーツとの活動のあと、現ダカールラリー王者のサインツSr.はフォードと契約を締結。大会2連覇と自身5度目の総合優勝が懸かる来季2025年のダカールラリーに、アメリカの自動車メーカーを代表して挑むこととなった。
autosport web豪州上陸の『フォード・パフォーマンス・スーパーバン4.2』が伝統のマウントパノラマでEVラップレコードを樹立
オーストラリア最高峰の“ハコ車”選手権、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの2024年開幕戦『スリフティ・バサースト500』が開催された2月24~25日の週末に、同国の“聖地”には北米フォード・パフォーマンスと新興STARDが共同開発したフル電動モンスターEV『Ford Performance SuperVan 4.2(フォード・パフォーマンス・スーパーバン4.2)』が初上陸。おなじみロマン・デュマのドライブでマウントパノラマを史上最速で周回したEVクローズドホイール車として、1分56秒3247という新記録を樹立した。
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