
WRTがバサースト12時間で1-2達成。優勝はファン・デル・リンデ兄弟の32号車BMW、ロッシ組2位
日本での鈴鹿1000kmを含む年間5戦で争われるIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの開幕戦『バサースト12時間』が2月2日、オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで行われ、アウトグスト・ファーフス/シェルドン・ファン・デル・リンデ/ケルビン・ファン・デル・リンデ組32号車BMW M4 GT3エボが優勝。バレンティーノ・ロッシらがドライブした46号車BMW M4 GT3エボがこれに続き、チームWRTがワン・ツー・フィニッシュを飾っている。
夜明け前5時45分のスタートから12時間後の17時46分にチェッカーフラッグが振り下ろされたレースは、32号車BMWが姉妹車である46号車を10秒245の差で下した。ロッシ、シャルル・ウィーツとともに46号車をシェアしたラファエル・マルチェッロは、チェッカーまで残り20分でジュール・グーノン駆る75号車メルセデスAMG GT3エボ(75エクスプレス)を抜き去り、チームWRTのワン・ツーに大きな貢献を果たしている。
autosport web
9月に鈴鹿1000kmを控えるIGTC、第1戦バサースト12時間のエントリーリスト発表。ロッシも出場へ | ル・マン/WEC | autosport web
2025年のIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジのシーズン開幕戦となる、『マグアイワーズ・バサースト12時間レース』のエントリーリストが発表された。全23台のマシンが名を連ねている。 今季のIGTCは日本の鈴鹿ラウンドが復活。オーストラリアのバサーストを皮切りに、ニュルブルクリンク24時間(ドイツ)、スパ・フランコルシャン24時間(ベルギー)、鈴鹿1000km、そしてインディアナポリス8時間(アメリカ)という全5イベントで争われる。
autosport web
全13戦に拡大の2025年カレンダー発表。プレーオフ方式の新機軸“ザ・ファイナルズ”も導入へ/RSC
現行A90型GRスープラで2026年からの本格参戦を表明したTOYOTA GAZOO Racingの話題で注目が集まるオーストラリア大陸最高峰RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップが、シリーズ最大の祭典『レプコ・バサースト1000』を前に来季2025年のカレンダーを発表。イプスウィッチことクイーンズランド・レースウェイ復活で全13戦に拡大するとともに、シリーズフォーマットの改訂も実施し、従来のスプリント戦とエンデューロ(耐久カップ)に加え、チャンピオンシップ終盤に3戦7ヒートにわたるノックアウト方式の“THE FINALS(ザ・ファイナルズ)”を導入するとアナウンスした。
王者ブロディ・コステッキ(エレバス・モータースポーツ/シボレー・カマロZL1)と、耐久カップ登録ペアであるトッド・ヘイゼルウッドが完勝を飾ったマウントパノラマの週末だが、そのレースウイークを前に主催者は拡張された来季カレンダーを公開し、2月下旬のシドニー・モータースポーツパークを皮切りに2019年以来となるクイーンズランドを組み込むこととした。
autosport web
トヨタ、RSC電撃参戦表明の『GRスープラ』1/1クレイモデルを公開。Gen3規定準拠はメルボルンが担当 | 海外レース他 | autosport web
オーストラリア大陸最高峰のRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップに向け、先月にも2026年からの本格参戦を表明したトヨタ・オーストラリアは、マウントパノラマのピットガレージにてトヨタ・ガズーレーシング・オーストラリア(TGRA)が支援するA90型『GRスープラ』のフルサイズ(1/1)クレイモデルを公開。現行Gen3規定に準拠する車体は、メルボルンに本拠を置くトヨタ・デザイン・オーストラリアが設計製作を担当している。 シリーズ最大の祭典『レプコ・バサースト1000』のレースウイークに披露されたこの最新モデルは、その車名をもじって“Supercars(スーパーカー)”ならぬ“Supracar(スープラカー)”とも呼ばれ、トヨタのRSC参入計画が大々的に発表された後に初披露されたこともあり、週末を通じてガレージ内に展示されたことでファンの熱い注目を浴びることとなった。
autosport web豪州上陸の『フォード・パフォーマンス・スーパーバン4.2』が伝統のマウントパノラマでEVラップレコードを樹立
オーストラリア最高峰の“ハコ車”選手権、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの2024年開幕戦『スリフティ・バサースト500』が開催された2月24~25日の週末に、同国の“聖地”には北米フォード・パフォーマンスと新興STARDが共同開発したフル電動モンスターEV『Ford Performance SuperVan 4.2(フォード・パフォーマンス・スーパーバン4.2)』が初上陸。おなじみロマン・デュマのドライブでマウントパノラマを史上最速で周回したEVクローズドホイール車として、1分56秒3247という新記録を樹立した。
autosport webFIA格式を得た2024年TCRワールドツアーが「国際情勢による輸送遅延を考慮」し豪州2戦をキャンセル
創設2年目となる今季2024年に向け早くもFIAステータス認証を取得し、新たに『FIA TCRワールドツアー』として開催されるシリーズだが、世界中のTRC規定カテゴリーを統括する運営団体のWSCグループが突如のカレンダー変更を決断。昨季に続き終盤戦の南半球でシリーズの一部を構成する予定だったオーストラリアン・レーシング・グループ(ARG)に対し、2024年にオーストラリアでレースをする立場にないと通告した。
autosport web改訂されたルールにドライバーから不満。「すべての戦略を奪った」とハブル/バサースト12時間
サンエナジー1・レーシングチームのオーナー兼ドライバーのケニー・ハブルは、先週末に行われたIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの2024年開幕戦『レプコ・バサースト12時間』のスポーティングレギュレーションが改訂されたことにより「すべての戦略が台無しになった」と述べ、レース勝者のマット・キャンベル(マンタイEMA)や、サンエナジー1に次ぐ3位でフィニッシュしたケルビン・ファン・デル・リンデ(ウォッシュ・イット・チームMPC)とともにその変更点について不満も漏らした。
2024年から施行されたバサースト12時間の新しい競技規則は、より制約の多いものへと改定された。フルサービスピットストップ時には最低85秒の静止時間が義務づけられ、1度の給油(1スティント)で走れるラップが最大32周までという制約が加わったのだ。
autosport webマンタイEMAが雨のマウント・パノラマを制す。2位グーノン、バサースト4連勝はならず/IGTC開幕戦
2月18日、オーストラリア大陸を代表する名物トラック、マウント・パノラマ・サーキットにてIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの2024年開幕戦『レプコ・バサースト12時間』が行われ、4番手からレースをスタートしたマンタイEMAの912号車ポルシェ911 GT3 R(ローレンス・ファントール/アヤハンカン・ギュベン/マット・キャンベル組)が総合優勝を飾った。
ドイツで行われるニュルブルクリンク24時間レースを新たにカレンダーに加え、従来から継続のスパ24時間、インディアナポリス8時間とともに全4戦で行われる2024年シーズンのIGTC。そのオープニングレースとなったバサーストでは、蛍光色が鮮やかな“グレロ”カラーをまとうマンタイのクルマがトップチェッカーを受け、ポルシェに約4年ぶりとなる同シリーズでの勝利をもたらした。
autosport webマンタイEMAが雨のマウント・パノラマを制す。2位グーノン、バサースト4連勝はならず/IGTC開幕戦
2月18日、オーストラリア大陸を代表する名物トラック、マウント・パノラマ・サーキットにてIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの2024年開幕戦『レプコ・バサースト12時間』が行われ、4番手からレースをスタートしたマンタイEMAの912号車ポルシェ911 GT3 R(ローレンス・ファントール/アヤハンカン・ギュベン/マット・キャンベル組)が総合優勝を飾った。
ドイツで行われるニュルブルクリンク24時間レースを新たにカレンダーに加え、従来から継続のスパ24時間、インディアナポリス8時間とともに全4戦で行われる2024年シーズンのIGTC。そのオープニングレースとなったバサーストでは、蛍光色が鮮やかな“グレロ”カラーをまとうマンタイのクルマがトップチェッカーを受け、ポルシェに約4年ぶりとなる同シリーズでの勝利をもたらした。
autosport webメルセデスAMG、130周年記念カラーでバサースト12時間参戦へ。DRS付き“魔改造車”で最速記録にも挑戦
メルセデスAMGは2月13日、同ブランドのモータースポーツ活動130周年を記念した特別カラーリングを施したマシンで、今週末の2月18日にオーストラリアのマウント・パノラマで行われるIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦『レプコ・バサースト12時間』レースに参戦すると発表した。
マーロ・エンゲル、フェリペ・フラガ、デビッド・レイノルズがドライブするメルセデスAMG・チーム・グループM・レーシングの130号車メルセデスAMG GT3 Evoには、このブランドのレースにおける長い歴史に敬意を表した、ホワイト、シルバー、ブラックの特別デザインが施されている。
autosport web