台南・高雄の豆花三店
今回の台湾旅行は特にデザートの充実した旅になりました。先日書いたフルーツ三昧もそうですが、私の大好きな台湾デザートの豆花も3つの店で楽しむことができて、非常に満足しています。これまでの台湾旅行ではなぜか思ったほど豆花を食べることができず、ちょっと不満に感じているようなところもあったのですが、今回は良かったです。
この投稿をInstagramで見る
Food is Beautiful 🍔🍛☕️(@sszkfood)がシェアした投稿
1つ目はフルーツを食べた莉莉水果店です。ここでは豆花も美味しいということだったので、基本の紅豆(小豆)豆花をいただいてみたのですが、こちらの豆花は絹ごし豆腐かそれ以上に非常に滑らかで、ひょっとするとゼラチンなどで固めているタイプなのかもしれません。実際美味しかったですし、つるんという喉越しはフルーツに合うのかもしれませんが、残念ながら私の好きなタイプではありませんでした。また、小豆がつぶあんのように一部つぶれていて、甘みもかなり強かったです。
この投稿をInstagramで見る
Food is Beautiful 🍔🍛☕️(@sszkfood)がシェアした投稿
二店目は安平樹屋の近くの同記安平豆花です。こちらのお店は台南市内にいくつか支店がありますが、私たちが訪れたのは安平の2号店というところです。朝10時の開店からそれほど経っていなかったので店内は空いていて、またこんな時間にデザートを食べるのは日本人旅行客だけのようです。こちらでは竹炭黒豆花という灰色がかった豆花がいただけるので私もこれにしてみましたが、黒豆だと思い込んでいたのですが違ったのでしょうか。ただ、妻が食べていた普通の白い豆花と食べ比べてみると、白い方に比べて豆腐感が弱いというか、豆乳特有の味が薄くほとんど感じられないように思いました。これは竹炭の効果なのでしょうか。
この投稿をInstagramで見る
Food is Beautiful 🍔🍛☕️(@sszkfood)がシェアした投稿
もう1つは最終日の朝に高雄で開いているところを探し回って行った怡泉冷飲店です。ありがたいことに平日は7時30分から開いているのですが、普通の人はそんな時間からデザートを食べたりはせず、お茶などの飲み物を買っていくだけだと思います。なので私たちが行った時には店先のテーブルにまだ椅子が出されていないような状態でしたが、カタコトで注文するとお店のお姉さんは快く、手早く提供してくれました。ただ、何となくこちらも通じないと思ってカタコトの英語になってしまいましたが、よくよく考えると普通に喋っても英語は通じそうな感じでした。思い込みって怖いですね。
こちらで私が注文したのはシンプルな芋頭(タロイモ)豆花なのですが、これが思いがけずとても美味しかったです。豆花そのものはいたって普通の、ちょっと硬めのものでしたが、これに合わさるシロップが濃い色をした黒糖の香りが強いものです。ここでトッピングを芋頭だけにして豆系のものを入れなかったおかげで、シロップが澄んだままの状態でいただくことができて、すっきりしていてとても良かったのです。今後はいつも芋頭にしようと思うくらいです。
なお、芋頭というのはタロイモのことですが、もっちりしたタロイモ団子は芋圓、どろっとした緩めのペースト状のものは芋泥といい、これらではない芋頭はきんとんよりも硬いくらいのペーストですね。店によってどれもあるところもあれば、2種類だけとか1種類だけのところもあると思いますが、それぞれ食感が違うので好みがあるでしょう。私はどれも好きですが、日本でももっと食べられるようになると嬉しいなと思っています。
特に万博の時に台湾パビリオンで購入した、連珍のタロイモロールケーキは最高に美味しかったのでまた食べたいと思っているのですが、東京には人形町と高田馬場に2店舗あるのに、台湾には基隆の1店舗しかないのですよね。次に台北に行った時にはぜひ基隆まで足を伸ばしたいと思っているのですが、その前に東京に行ったほうが早いでしょうか。特に同じロールケーキは台湾では売られていないようですし、そうしたほうがいいかもしれませんが、タロイモバーガー(連珍芋泥堡堡)とかも美味しそうなので、やっぱり行ってみたいです。
#dessert #food #kaohsiung #localFood #restaurant #tainan #taiwan