仏ヶ浦
青森旅行の2日目にまず行ったのは下北半島の佐井村にある津軽海峡文化館アルサスというところから遊覧船に乗って、奇岩が並ぶ仏ヶ浦へと行ってきました。アルサスと仏ヶ浦の間が片道30分の航行で、仏ヶ浦での散策の時間が30分に設定されており、合計90分のツアーとなります。この日は朝から雨が降っていたので、予報を見ながらキャンセルするかどうか迷っていたのですが、船自体は波がなければ運行するということでした。実際には現地にいる間ちょうど雨足が弱くなっていて、波も凪いでいたので決行してよかったです。
仏ヶ浦に近づくと徐々に巨大な様々な形の岩が見えてきて、いざ上陸するとその大きさにちょっと感動します。奇岩もいろいろなところで見てきましたが、これだけの数と種類が集まっているところはあまりないように思います。白っぽい岩なので天気がいい日は青空に映えるのでしょうが、仕方ありません。しかし逆に靄がかかって神秘的に感じられるところもあったので、悪くはなかったと思います。
ここは一応海沿いを走る国道338号から入れる駐車場と、そこから仏ヶ浦までの遊歩道があるようなのですが、600m程度の距離ではあるもののちょっとした山の中を歩かなければならず、標高差が120mもあるとのことなので、船で海側から近寄るのがいいようです。
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ちなみに、むつ市街地から佐井村へは県道46号、通称「かもしかライン」を通って行ったのですが、Google Mapsを見ると猿が写っている写真が載っていて、もしかすると自分達も猿が見られるのでは…と期待していると、本当に見られてちょっと嬉しかったです。写真を撮る暇はありませんでしたが、道路の前方を横断している姿を確かに目撃しました。下北半島はサルの北限だとのことですが、「ヒト以外の霊長類では最も北に生息」と聞くとなかなかですね。