
南米対決を制したホンダのグエリエリが今季初優勝。ミケリスも選手権リードを拡大/TCRワールドツアー第4戦
南北アメリカ大陸を南下してブラジルへと入り、7月20~21日にインテルラゴスのホセ-カルロス・パーチェで争われた2024年『FIA TCRワールドツアー』の第4戦は、予選ポールポジション獲得のウルグアイ出身サンティアゴ・ウルティア(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)を撃破し、アルゼンチンが誇る名手エステバン・グエリエリ(ゴート・レーシング/FL5型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が今季初優勝を達成。続くレース2ではノルベルト・ミケリス(BRCヒョンデN スクアドラ・コルセ/ヒョンデ・エラントラN TCR)が開幕戦以来の2勝目を飾り、選手権リードを拡大している。
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世界戦併催TCR南米ラウンドにて、ネルソン・ピケJr.が先代シビックRで初参戦「前輪駆動は新たな課題」
創設2年目となる『FIA TCRワールドツアー』と合流し、7月19~21日にインテルラゴスのホセ-カルロス・パーチェで開催されるTCRサウスアメリカ・シリーズ第4戦に向け、元F1ドライバーのネルソン・ピケJr.がTCR初参戦を表明。これまでスクアドラ・マルティーノ所属のロドリゴ・バプティスタがドライブしていた先代FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握る。
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またもFL5型ホンダ・シビックRが席巻。南米王者モンテネグロが初優勝/TCRヨーロッパ第4戦
早くも折り返しを終えた2024年TCRヨーロッパ・シリーズ第4戦が7月4~6日にベルギーのスパ・フランコルシャンで開催され、トラックリミット違反が多発した混沌の予選から週末の決勝2ヒートを含め、すべてのセッションをFL5型ホンダ・シビック・タイプR TCRが席巻。
予選では“幻のポールシッター”と化したルベン・ヴォルト(ALMモータースポーツ/FL5型ホンダ・シビック・タイプR TCR)がレース1を制覇すると、続くレース2ではイグナシオ・モンテネグロ(ALMモータースポーツ/FL5型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が最初にチェッカーを受け、昨季の南米大陸王者がヨーロッパ・シリーズ初優勝を飾っている。
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北米初上陸、ゲスト多数の「クレイジーな週末」はビョーク先勝でリンク&コーが連勝/TCRワールドツアー第3戦
アメリカのミッドオハイオで開催された『FIA TCRワールドツアー』の第3戦は、接触バトル多発で多くのドライバーが「クレイジーな週末」と称する肉弾戦を経て、テッド・ビョークとヤン・エルラシェール(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)が連勝を達成。しかしアクシデントが続いたレース2は、本来ならワン・ツー・スリーを飾るはずだったビョークが表彰台剥奪、サンティアゴ・ウルティア(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)は「週末の予選、決勝からの失格」を言い渡されるなど、物議を醸すかたちで終わっている。
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世界戦デビューの地でエルラシェールが復活。リンク&コーが週末完全制覇を達成/TCRワールドツアー第2戦
創設2年目を迎え、新たにFIAステータス認証を取得した『FIA TCRワールドツアー』の第2戦が、5月2~4日にモロッコ・マラケシュのサーキット・モーレイ・エル・ハッサンで争われ、約7年前の同地でWTCC世界ツーリングカー選手権にデビューし、予選で最速タイムを記録していたヤン・エルラシェール(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)が「忘れ物を取り戻す」完璧なポール・トゥ・ウインを達成。続くレース2も僚友マ・キンファ(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)が制するなど、強豪が息を吹き返す復活劇を演じている。
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元王者ジロラミ完勝。新型クプラ・レオンVZが2戦連続のワン・ツーデビュー/TCRヨーロッパ開幕戦
新生『FIA TCRワールドツアー』の開幕戦にも指定された4月20~21日のイタリアのヴァレルンガにて、2024年のTCRヨーロッパ・シリーズも幕を開け、今季より本格デリバリーが開始された新型クプラ・レオンVZ TCRが躍動した。
2022年のチャンピオンでもあるフランコ・ジロラミ(モンラウ・モータースポーツ)が、シリーズ復帰初戦をポール・トゥ・ウインで飾ると、同ヒートで2位に入ったオーレリアン・コンテ(SPコンペティション/クプラ・レオンVZ TCR)が日曜にポジションを入れ替えて勝利を挙げるなど、クプラの新型モデルがヨーロッパ・デビュー戦で2戦連続のワン・ツーフィニッシュを決めている。
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