
クラッシュゲートに関する損害賠償を求め、法的手続きを進めるマッサ。訴訟の審理は10月に実施へ
フェリペ・マッサがFIA、FOM、およびバーニー・エクレストンを相手取り、2008年F1シンガポールGPでのいわゆる“クラッシュゲート”に対する対応をめぐって起こした訴訟の審理が、10月最後の4日間にロンドン高等裁判所で行われることになった。
2008年シンガポールGP決勝では、ルノーF1チームがフェルナンド・アロンソに有利な状況を作り上げるため、チームメイトのネルソン・ピケJr.に対し、コースのある地点でクラッシュするよう指示するという事件が起きた。ピケJr.のマシンの復旧にはセーフティカーの出動が必要であり、レースの非常に早い段階でピットストップを行っていたアロンソにとって、それがメリットになった。
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フェリペ・マッサ、自身2度目のデイトナ24時間挑戦へ。初参戦の2024年はクラス3位/IMSA
元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで先週末に行われたIMSA公認テストに参加したLMP2チームのライリーとともに、来季2025年1月に同地で開催されるデイトナ24時間レースに出場することを認めた。
43歳のブラジル人ドライバーがSportscar365に語ったところによると、ライリーは今季と同じ布陣で2025年シーズンの開幕ラウンドに臨むという。つまり74号車オレカ07・ギブソンのラインアップは、フルシーズンドライバーであるガー・ロビンソンとフェリペ・フラガ、ミシュラン・エンデュランス・カップで助っ人を務めるジョシュ・バードンの3名にマッサが第4ドライバーとして加わることとなる。
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3冠王者セラが“祭典”制覇の通算26勝目、現役王者も逆転勝利でマッサは選手権首位奪還/SCB第9戦
国境を越えて隣国アルゼンチンへと向かい、10月4~6日に首都ブエノスアイレスのアウトドローモ・オスカー・ファン・ガルベスにて開催されたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第9戦は、ふたりのチャンピオン経験者が土日両ヒートを制することに。
土曜レース1は22歳の新鋭アーサー・ライスト(フルタイム・スポーツ/トヨタ・カローラ)がストックカー初勝利を飾るかに思われたが、変則的なプッシュ・トゥ・パス操作により処罰を受け、シリーズ3連覇記録を持つダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)がSCB通算26勝目をマーク。
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多額の費用をかけて“クラッシュゲート”をめぐる訴訟に取り組むマッサ「正義のために正しいことが行われるよう願っている」
元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、2008年F1世界選手権の結果を覆すための法廷闘争に費用を惜しまない。この闘争は、元フェラーリのドライバーである彼にすでにかなりの経済的負担を強いている。
2008年に、ルイス・ハミルトン(当時マクラーレン)にわずか1ポイント差でタイトルを奪われたマッサは、その年のシンガポールGPの“クラッシュゲート”スキャンダルのせいで不当にタイトルを失うことになったと考え、結果を覆す決意をしている。マッサと、ブラジルの法律事務所ビエイラ・レゼンデ・アドボガドスが率いる弁護団は今年初め、ロンドンの高等法院に訴訟を起こし、ルノーF1チームが仕組み、ネルソン・ピケJr.が関与した故意の衝突事故について、F1、FIA、および元F1最高権威者バーニー・エクレストンが調査を行わなかったと告発した。
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21歳の新鋭たちが躍動しトヨタが表彰台独占。ペテコフ初勝利、バプティスタ兄弟はワン・ツー達成/SCB第8戦
ブラジル南部リオグランデ・ド・スル州に位置するアウトドローモ・ヴェロパークにて、9月7~8日に開催されたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第8戦は、ともにレーシングカート時代から切磋琢磨してきた南米流『黄金世代』とも言うべき21歳が躍動する週末に。
ともに“New Kids on the Track”と称されたジャンルカ・ペテコフ(フルタイム・スポーツ/トヨタ・カローラ)が土曜スプリントでキャリア初優勝を飾ると、日曜メインレースではフェリペ・バプティスタ(クラウン・レーシング/トヨタ・カローラ)が、前戦に続く連勝で今季3勝目を飾ることに。
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初開催スタジアム市街戦はトヨタのカミーロがスプリント制覇。マッサが選手権首位浮上/SCB第7戦
ブラジル南東部ミナスジェライスの州都ベロオリゾンテにて、8月16~18日の週末に開催されたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第7戦は、特徴的なインバーテッドグリッドの規則を活かしたチアゴ・カミーロ(イピランガ・レーシング/トヨタ・カローラ)が土曜スプリントを初制覇し、歴代2位タイのキャリア通算40勝目に到達。
続く日曜のメインレースでは、ポールシッターのSCB“3連覇”経験者ダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)を仕留めたフェリペ・バプティスタ(クラウン・レーシング/トヨタ・カローラ)が今季2勝目を飾り、ネルソン・ピケJr.(カバレイロ・スポーツ/シボレー・クルーズ)とシリーズ5冠の“帝王”カカ・ブエノ(KTFスポーツ/シボレー・クルーズ)が続く表彰台に。
そして今季好調を維持するフェリペ・マッサ(TMGレーシング/シボレー・クルーズ)が、2021年のフルシーズンデビュー以来初となる選手権リーダーに浮上している。
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父ルーベンスの得意トラックで愛息ドゥドゥがスプリント初制覇。本戦は2冠王者が完勝/SCB第6戦
今年で開設50周年を迎えた伝統のゴイアニアにて、7月27~28日に争われたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第6戦は、元F1ドライバーやタイトル獲得経験者に混じり、新世代のチャンピオン候補が台頭する週末に。
おなじみルーベンス・バリチェロ(モービル・エール・フルタイム/トヨタ・カローラ)が通算8勝を重ねてきた、得意のアウトドローモ・インテルナシオナル・アイルトン・セナのトラックにて、22歳の愛息“ドゥドゥ”ことエドゥアルド・バリチェロ(モービル・エール・フルタイム/トヨタ・カローラ)がスプリント初制覇を飾り、偉大な父から勝利の遺産を引き継ぐことに。
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バリチェロの愛息“ドゥドゥ”がスプリント制覇。ポール発進ダニエル・セラは悲運に沈む/SCB第4戦
ブラジル南部パラナ州に位置するカスカバルこと、アウトドローモ・インテルナシオナル・ジルマー・ビューで5月17~19日の週末に争われたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第4戦は、土曜午後の30分スプリントで元王者ルーベンス・バリチェロ(モービル・エール・フルタイム/トヨタ・カローラ)の愛息“ドゥドゥ”ことエドゥアルドが3番手発進からスパートを決め、シリーズ通算2勝目をマークする結果に。
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復帰戦の元王者ゴメスが鮮烈ポール獲得の週末は、逆転の新鋭がキャリア通算2勝目を記録/SCB第3戦 | 海外レース他 | autosport web
ブラジルを代表するカテゴリーとして創設45周年を迎えたSCBストックカー・ブラジル"Pro Series"が、その節目を記念する1戦として4月19~21日のインテルラゴスにて2024年シーズン第3戦『GP ArcelorMittal Interlagos(グランプリ・アルセロール・ミッタル・インテルラゴス)』を開催。これがひさびさのシリーズ復帰戦となった2015年王者マルコス・ゴメス(KTF Sports/シボレー・クルーズ)がFP、予選ポールポジションと貫禄のドライブを披露するなか、決勝序盤で逆転に成功したガエターノ・ディ・マウロ(Cavaleiro Sports/シボレー・クルーズ)が、実に26戦ぶりでキャリア通算2勝目を飾っている。 レースウイーク幕開けの金曜には、来季より採用される新生"SUV"車両規定の初年度に向け、三菱自動車が正式なシリーズ復帰を表明。新たに『ミツビシ・エクリプスクロス』の投入を発表するなど、メモリアルイヤーに華を添えるニュースが飛び込んだ。
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