
人が人を絶対に食べてはいけない「科学的な理由」 - ナゾロジー
「なぜ人は人を食べてはいけないの?」
このテーマは「なぜ人は人を殺めてはいけないのか」と合わせて、小学校の道徳の時間などに話し合った経験があるかもしれません。
しかし大抵は「倫理的な観点からダメなものはダメだ」と少し無理目に納得させられはしなかったでしょうか?
ただここでは人が人を食べてはいけない理由について科学的な視点から答えてみます。
私たちが同胞を食べるべきでない理由には、ちゃんと科学的な根拠があるのです。
目次
人類史に散見される「カニバリズム」の証拠人を食べるべきでない科学的な理由
人類史に散見される「カニバリズム」の証拠
人が人を食べる食人行為は一般に「カニバリズム(can…
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猫の寄生虫は5分で人間の精子の頭を切断できる - ナゾロジー
ドイツのユストゥス・リービッヒ大学ギーセン(JLU)で行われた研究によって、ネコからうつる寄生虫トキソプラズマ(T. gondii)が、人間の精子の「頭」にあたる部分をわずか5分で奪い去る――そんな衝撃的な実験結果が発表されました。
さらにマウス実験では、感染後わずか2日で寄生虫が精巣と副睾丸に到達し、生きた状態で存在していることが確認され、男性不妊の潜在的リスクが初めて直接示されたのです。
あなたの身近にも潜むこの「静かな寄生虫」は、世界的に減少する精子の質・量にどれほど影響しているのでしょうか?
研究内容の詳細は2025年5月3日に『The FEBS Journal』にて発表されました。…
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働きアリを不老のVIP待遇ニートにする寄生虫!研究者「まるで悪魔契約…」 - ナゾロジー
過度の贅沢の代償は、いつだって破滅です。
ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学(JGU)で行われた研究により、感染したアリの寿命を3~7倍に伸ばし、女王以上の超VIP待遇で働かずに生きていけるようにしてくれる「お得な寄生虫」についての分析が行われました。
この寄生虫は感染したアリの血液に抗酸化タンパク質を自ら分泌することでアリの寿命を延ばし、作業分担やカーストに影響を与えるアリのタンパク質の生産量を増加させることで、他のアリから「溺愛」されるように操作を行っていました。
感染アリは準不老を達成し、アリの世界で受けられる最大の贅沢を味わえるようになります。
しかし自然界では無償で受けられる恩恵…
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人間の細胞を殺しその膜をまとって偽装する侵略的寄生虫 - ナゾロジー
まるでホラー映画のクリーチャーのように、ヒトの細胞を“かじり取って”殺し、その膜を奪って自分の体を覆い隠す――
アメリカのカリフォルニア大学デービス校(UC Davis)で行われた研究によって、赤痢アメーバが「他人の皮膚をまとって免疫の目を欺く」驚異のメカニズムと、それを下支えする異常なゲノム構造・RNA干渉ネットワークの全貌が捉えられました。
赤痢アメーバと言えば、多くの人がお腹を壊す「赤痢の原因」という程度の認識しか持たないかもしれませんが、このアメーバには先に述べたような人間の細胞を模倣する恐ろしい擬態能力があるのです。
しかも、その謎めいた振る舞いには、私たちが教科書で習った“ふつ…
ナゾロジー
ジンベエザメ、6年間「寄生生物を採取した研究者」を掃除魚だと思い込む - ナゾロジー
ジンベエザメは研究者のやりたいことを理解して、協力的になれるようです。
西オーストラリア大学(UWA)の海洋生物学者らは過去6年にわたり、同国沿岸に暮らすジンベエザメ72匹の皮膚から寄生生物を採取する調査を続けてきました。
その結果、ダイバーがお馴染みの採取器具を持って近づくだけで、ジンベエザメたちは泳ぐスピードを遅くしたり、完全に止まってくれるようになったのです。
寄生生物の除去はジンベエザメにとっても有益なので、研究者は「彼らが私たちをデカい掃除魚だと思っているのでしょう」と話す。
研究の詳細は、2023年5月14日付で科学雑誌『Fishes』に掲載されています。
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6年にわた…
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ツインテールの魚?南大西洋の深海で見つかった“衝撃的な生物”の正体は
まるで魚がツインテールをしているように見える──そんなユニークで衝撃的な映像を、シュミット海洋研究所がFacebook上に公開しました。
ハフポスト
【サーモン・ディストピア】AIがサーモン養殖を管理する時代が到来!いずれ人間も……!? - ナゾロジー
AIの進化を見ていると、ふとこんなことを考えたことはありませんか?
いつかAIが人間を管理する世界が来るのではないか。
そんなSFのような未来を語るのは、もはやネット掲示板の陰謀論者だけではありません。
生成AIや顔認識、音声解析、脳波スキャンなど、AIの技術は驚異的なスピードで進化しています。
そして実は、人間よりも一足先に「AIに管理される日常」を送っている生き物たちがいるのです。
その代表格がサーモン(鮭)です。
近年、ノルウェーの海上ではAIによるサーモン養殖が始まっています。
これは単なる養殖技術の進化ではなく、「AIが生物を統治する社会」の予行演習とも言える光景です。
では、「生…
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死刑囚の食事に「寄生虫」を仕込み、体内にいるときの生態を調べたヤバイ医者 - ナゾロジー
「寄生虫」
いやはや、なんとおぞましい響きでしょうか。
怖いもの見たさでつい興味を惹かれてしまう生き物ですが、もし寄生虫が自分の体に巣食っていたらと思うとゾッとしてしまいます。
しかし人類が過去に行った寄生虫研究の話を聞けば、さらにゾッとするに違いありません。
今回は死刑囚の食事に寄生虫を仕込んで人間体内にいるときの生態を調べたドイツの医師や、自ら寄生虫を飲み込んで死ぬ寸前に陥ったアメリカの科学者の話を見ていきます。
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死刑囚に無断で「サナダムシ」を食べさせた医者自ら寄生虫を飲んで死にかけたアメリカ人医師寄生虫で「花粉症」が治った?実は人間の味方かも
死刑囚に無断で「サナダムシ」を…
ナゾロジー
人が人を絶対に食べてはいけない「科学的な理由」 - ナゾロジー
「なぜ人は人を食べてはいけないの?」
このテーマは「なぜ人は人を殺めてはいけないのか」と合わせて、小学校の道徳の時間などに話し合った経験があるかもしれません。
しかし大抵は「倫理的な観点からダメなものはダメだ」と少し無理目に納得させられはしなかったでしょうか?
ただここでは人が人を食べてはいけない理由について科学的な視点から答えてみます。
私たちが同胞を食べるべきでない理由には、ちゃんと科学的な根拠があるのです。
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人類史に散見される「カニバリズム」の証拠人を食べるべきでない科学的な理由
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Through Our Veins - Parasited
Layla and Penny are the proud owners of a new home, although the house has seen better days. Eager to renovate the house, both friends get to work cleaning
Parasited