HPが「純正以外のインクを使うとプリンターが印刷を拒否」するアップデートを敢行しユーザーの怒りが爆発 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230515-hp-printers-ink-cartridges/

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問題のアップデートは #202303m から配信が始まったもの。HPはこの機能について「顧客体験の質を守り、印刷システムの完全性を維持し、知的財産を保護するために採用している」と説明している。

HPは月額制の「Instant Ink」サービスを展開しており、これによりインクカートリッジを1個購入するのに比べて70%お金が節約できるとうたっている。

#20230515nb 日経ビジネス

DXはなぜ挫折する デジタル参謀の苦闘
epilogue 参謀は社長の登竜門 DXが鍛える経営力

DXを推進し企業風土を改革したデジタル参謀が、経営トップに就くケースが増えている。全社を率いる立場に変わり、参謀時代に培った経験やスキルは、どのような力になっているのか。

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#202303m に経営破綻した米シリコンバレーバンク(SVB)。スタートアップ向け融資に強い同行幹部ら20人余りを、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が採用していた。

MUFGは #2020y にイスラエルのフィンテック企業と共にマーズ・グロース・キャピタル(シンガポール)を設立した。同社はAIを活用した融資が得意。SVBのメソッドを融合し、日本市場に「逆輸入」する計画だ。

#20230505nn 日本経済新聞 朝刊 #nn

米、金融不安止められず
FRB議長「間違い犯した」利上げ後地銀株急落
物価安定 両立難しく

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利上げによる金利上昇は預金と貸出金の利ざやの改善につながる。

JPモルガンの #202301m#202303m 期の純金利収入は49%増、シティグループやウェルズファーゴも2ケタ増となるなど米大手銀の好業績を支えた。

半面、銀行が保有している債券や住宅ローン債券の価値を下げ、含み損の拡大にもつながる。

民間試算によると、#202210m#202212m 期の保有証券やローンの含み損も加味した実質的な中核的自己資本率は、FRCがマイナス。SVBや米西部カリフォルニア州地盤のパックウエスト・バンコープも0〜2%と極めて低水準だった。

パウエル議長会見の約1時間後、米欧メディアはパックウエストが身売りや増資などの検討を進めていると報じた。スタートアップとの取引が多く、SVBやFRCとの類似性を感じ取った市場の矛先が向かっている。

#20230501nb 日経ビジネス

時事深層
双日が打ち込む経済安保のくさび 日本の国益超えたレアアース

双日とエネルギー・金属物質資源機構(JOGMEC)がレアアース(希土類)の権益を取得した。日本勢初の「重希土類」と呼ばれる鉱物の権益で、電気自動車(EV)のモーター用磁石に使う。

中国がレアアース関連技術の輸出禁止に動く中、日本のみならず欧米の経済安全保障でも大きなくさびとなる。

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双日とJOGMECは #202303m 、共同で設立した日豪レアアースを通して、レアアース大手の豪・ライナスに約2億豪ドル(約180億円)を出資すると発表した。

ライナスが保有する豪州西部マウント・ウェルド鉱山で生産するジスプロシウムやテルビウムといった重希土類について、最大65%を日本向けに供給する契約を結んだ。

重希土類が含まれる鉱石は豪州からマレーシアに輸出。同国工場で元素を分離・精製し純度を上げる。その後、日本に出荷し磁石メーカーなどが製造工程で添加剤として使う。用途の約半分は磁石だ。

#202306ns 日経サイエンス

量子コンピューター 日本の初号機が稼働

古田彩(編集部)。

大規模集積化を目指した新設計で、理論と実験のテストベッドとなるクラウドシステムを作り上げた。

#KeyConcepts 1万量子ビットへの足掛かり

🔳#202303m 、理化学研究所を中心とする日本の研究チームが開発した初の量子コンピューターが稼働した。
🔳量子ビットを制御する信号線をチップ面と垂直に配線し、量子ビットをさらに集積化しても対応できる。
🔳最終目標であるエラー耐性量子コンピューター(Fault Tolerant Quantum Computer=FTQC)の前段階、1万量子ビット級のEarly-FTQCを実現する足掛かりとなるだろう。

#20230424nn 日本経済新聞 朝刊 #nn

Market Beat
10年債、消える「空売り勢」日銀、国際貸し出し制限

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国内債券市場で、日銀が保有する10年物国債を「空売り」する海外投資家が消えつつある。日銀が空売りに必要な国債の売り出しを制限したためだ。

空売りしていた投資家が損失を被り、新規の売りも難しくなった。金利の上昇圧力が和らいだことで、日銀が政策を修正しやすくなったとの見方がある。

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海外勢は #202303m 上旬までに5兆円ほど中長期債を売り越していた。その後わずか1ヵ月半で4000億円弱まで累計売越額が急減した。「もう10年債の巨額の売りで日銀に挑もうというやんちゃなファンドは残っていませんよ」。

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国債を(日銀が)買い占めても止まらなかった空売りを、(日銀の)国債の貸し出し制限で断った格好だ。金融の歪みもほぼ解消した。

長期金利の上限を引き上げても新たな上限に張り付く可能性は下がった。日銀が自律的な政策判断をしやすい環境が整ったといえる。

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日銀は、そこまでして得たフリーハンドを生かせるのか。

#20230424nb 日経ビジネス

通信後進国ニッポン
COLUMN ファーウェイが5.5Gで攻勢、米追加制裁も

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ファーウェイは現行の「5G」と次世代の「6G」をつなぐ技術として、5Gの進化版の技術「5.5G」を推進している。伝送速度は10Gbpsと現行の5Gの約10倍だ。

業界では仕様策定が進み、#202303m にはUAEの通信事業者大手と5.5Gの戦略的協力に関する覚書を交わすなど、仲間作りにも余念がない。

だが米政府は手を緩めない。足元で、ファーウェイに対して半導体などの輸出を全面的に禁じる追加措置の検討を示唆している。

#202305ne 日経エレクトロニクス

働く蓄電池
第3部:技術の今
1万超の電源の"群制御"技術がカギに 電力取引市場はいきなりAI勝負

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VPP事業では、束ねた電力を電力取引市場で取引する技術が重要で、カギになるのはAIだ。

東芝エネルギーシステムズと東芝ネクストクラフトベルケが共同開発したVPPシステム「REBSet」では、発電量予測にスパースモデリングやアンサンブル学習を、市場取引計画作成にはシナリオ最適化AIを用いる。「ニューラルネットのようなブラックボックスよりも、説明性の高い技術を重視した」。

世界のVPP事業者の間に急速に普及し始めているのが2つのAIソフトウェアで、Teslaの「Autobidder」と、米国のVPP事業者であるStemが開発した「Athena AI」だ。

日本では蓄電システムベンダーのパワーエックスが #202303m に発表した自動取引用ソフトウェア「蓄電所AI」がある。強みは「国内にサーバーがあること」。

#20230419nn 日本経済新聞 朝刊

深圳の農民工「仕事ない」中国製造業、需要不足が雇用に影

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「ゼロコロナ政策の終了で出稼ぎ労働者が一気に戻ってきたが、彼らを雇うほど工場の生産活動は回復していない」。

#202303m 末時点の出稼ぎ労働者の数は #202203m 末を2.3%、新型コロナ前の #201903m 末を3.1%上回った。一方1〜3月の都市部失業率は5.5%で、上海市のロックダウンなどで経済停滞が長引いた #2022y 通年(5.6%)から僅かに改善しただけだ。

広東省は #2025y 末までに30万人の若者を農村に向かわせ振興に役立てる計画を立てた。このうち1万人を農村で就職させ、1万人を起業できるよう支援する。文化大革命で知識青年が農村に向かった「上山下郷」運動を彷彿させる取り組みだ。

雇用不安から自動車や家電など耐久消費財の売れ行きが鈍いうえ、輸出も先行き不安が根強い。「海外からの受注量は1年前の半分もない」。

#20230425wec 週刊エコノミスト
グラフの声を聞く 米信用収縮による不況は間近
市岡繁男(相場研究家)

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#202303m の米銀行破綻劇は預金の流出を原因とする流動性危機であり、その際に米銀はFRBから1日平均1170億ドルの特別融資をを受けた。連邦住宅貸付銀行(FHLB)からも1110億ドルを借り入れた。

FRBやFHLBからの資金調達コストは、流出した預金の金利よりはるかに高い。だから銀行は公的資金の返済を優先し、有価証券の売却や貸し剥がし等で資産を圧縮し、新規融資も抑制するだろう。信用収縮による不況が間近に迫っている。

この問題は金利を下げるだけでは解決しない。FRBはインフレ抑制を目的に利上げを行う一方で、流動性危機に対しては量的緩和の復活で対応した。#202303m から1年かけて圧縮した資産減額分の6割を、僅か2週間で元に戻した。

株価が堅調なのはこのためで、株価は基本、日米欧3中銀の資産総額に連動している。

だが、中銀の資産総額に連動しているのは物価も同じで、金利上昇→預金流出という流動性危機が再燃するだろう。