#20230515nb 日経ビジネス

DXはなぜ挫折する デジタル参謀の苦闘
epilogue 参謀は社長の登竜門 DXが鍛える経営力

DXを推進し企業風土を改革したデジタル参謀が、経営トップに就くケースが増えている。全社を率いる立場に変わり、参謀時代に培った経験やスキルは、どのような力になっているのか。

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#202303m に経営破綻した米シリコンバレーバンク(SVB)。スタートアップ向け融資に強い同行幹部ら20人余りを、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が採用していた。

MUFGは #2020y にイスラエルのフィンテック企業と共にマーズ・グロース・キャピタル(シンガポール)を設立した。同社はAIを活用した融資が得意。SVBのメソッドを融合し、日本市場に「逆輸入」する計画だ。

#20230513nn 日本経済新聞 朝刊 #nn

NTT株を25分割 少額購入可能に 投資家層を拡大

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#20230630d を基準日として1株を25株に分割する。分割は #2020y 以来。#20230512d の終値4108円を前提とすると、株価は164.3円になる計算。

#202306ns 日経サイエンス

宇宙生命
新しいエイリアン像 想像を超えた生命体

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生命 #key 遺伝学者のトリフォノフ(Edward Trifonov)による #2011y の定義では、生命とは「多様性を生み出す自己複製」である。特定の化学反応に縛られない。

生命 #key NASAによる #1990y 半ばの定義では、生命とは「ダーウィン的進化が可能な自律した化学反応システム」である。特定の化学反応に縛られない。

Lyfe #key バートレット(Stuart Bartlett)による #2020y の定義では、生命(Life)とは似て非なるものであり、「生きている状態の4つのプロセスを全て満たすシステム」と定義した。LifeもLyfeの一部だ。

Lyfeにおいては、①エネルギーを拡散して、②自律的な化学反応を使って指数関数的に多くの自己複製を行い、③外部環境が変化しても内部の状態を維持し、④自身が存在し続けるために外部環境の情報を取り込んで利用している。

#20230430nn 日本経済新聞 朝刊 #nn

チャートは語る
農業再生 企業が耕す 国内販売量の4割 国際競争力は道半ば

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農業を営む企業は #2022y#2017y 比で3割増え、個人農家は2割減った。農産物の販売額も #2020y に約3兆円と10年間で5割増加した。国産農作物に占める割合は4割に高まった。

今や全国の耕地の3割が企業を軸にした経営だ。#2022y の1社あたりの平均面積は28haあり、全体平均の9倍に達する。「農業の集約が進み、企業の活力を農業に取り込む道筋ができてきた」。

だが、日本の農業従事者の70%は65歳以上。米国(34%)やドイツ(9%)より高齢化が進む。企業参入で活性化しつつあるものの、国全体では高齢化による廃業や最新機器導入の遅れで生産性は高まっていない。

OECDによると、日本の農林水産業の #2000y#2020y の労働生産性は年平均0.5%低下。欧米など主要7カ国で唯一落ち込んだ。高額な機具をシェアできるようにする農業のスマート化に向けた国の支援も急務だ。

#20230424nb 日経ビジネス

通信後進国ニッポン
PART1 5Gで敗色濃厚、国際収支も1.6兆円の赤字
通信速度はアジア下位 迫るGAFAの脅威

高速通信規格「5G」の整備で日本の遅れが顕著になっている。通信値下げで設備投資ができず、高速大量通信が実現できていない。稼ぐ力が落ちる通信事業に、GAFAの足音が忍び寄っている。

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アジア太平洋地域の11都市における5Gの調査結果。ダウンロードの平均速度で、東京は11都市中7位で、首位のソウルの1/3ほどの実効速度にとどまった。アップロード速度に至っては、11都市中最下位だった。

原因は #2020y に菅義偉政権が行った通信費値下げか。「市場競争ではなく強制的に値下げさせた結果、通信事業の収益が厳しくなり、手の着けやすいところからコスト削減に踏み切った」。販売手数料と設備投資が削減された。

#202305ne 日経エレクトロニクス

日本の電力の脱炭素は #2035y にも9割実現 日米研究機関が試算

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報告書では、シナリオを実現するための再生可能エネルギーや連係線、水素インフラなどの #2020y 以降の導入費用の合計は、#2035y 時点で累積約38兆円。

一方で、電源用化石燃料の輸入費用は、#2029y の3.9兆円から #2035y には5900億円にまで85%減るとする。石炭の輸入はほぼ0になり、LNGも大幅に減る見通し。この輸入費用削減分の合計は報告書では示していないが、#2035y までに約25兆円と見積もれる。

#202305ne 日経エレクトロニクス

日本の電力の脱炭素は #2035y にも9割実現 日米研究機関が試算

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この試算は、#2020y 以降、日本に毎年10GW分の再生可能エネルギーが導入され続けることを前提にしている。報告書は、#2015y に年間9.7GWの再生可能エネルギーの導入実績があることから、「容易ではないが実現可能」としている。

再生可能エネルギーを大量導入すると電力系統の不安定化が課題になるが、報告書は地域間連系線を11.8GW新設するとともに、蓄電池設備を29GW(116GWh)導入。さらに揚水式水力発電やLNG火力発電など柔軟性のある既存発電源を活用することでさまざまな天候にも対応できるとしている。

蓄電池設備は #2030y 時点では1.5GWとしており、#2030y 以降に急増させるシナリオだ。

#202305ne 日経エレクトロニクス

日本の電力の脱炭素は #2035y にも9割実現 日米研究機関が試算

日本に毎年10GW分の再生可能エネルギーが導入され続けることが前提に

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米Lawrence Berkeley National Laboratory(LBNL)、米University of California Berkeley校(UCB)、および京都大学からなる研究チームが #20230228d に報告書「2035年日本レポート:電力脱炭素化に向けた戦略」を発表した。

https://eta-publications.lbl.gov/sites/default/files/lbnl_2035_japan_executive_summary_japanese_02.27.pdf

報告書によれば、#2019y に24%だったクリーンエネルギー(再生可能エネルギーと原子力発電)の年間発電量における割合を、#2035y には90%に高められる。化石燃料の購入は金額ベースで85%削減でき、同時に発電の平均卸電力コストは #2020y 比で6%減にできる。

#202305ns 「話すAI描くAI ChatGPTの頭のなかをのぞき見る」

rinnaという会社は、マイクロソフトから #2020y に独立してできた会社だ。元々はマイクロソフトが #2015y に開発したSNS上で気さくな会話ができる「りんな」というAIチャットボットを開発していた。

rinnaはOpenAIが提供している大規模言語モデルGPTの仕組みを応用して日本語に特化した大規模言語モデルを新たに開発し、#202201m に公開した。

#202305ns 大規模言語モデル

GPTとBERTの深層学習モデル学習の中核がトランスフォーマーだった。トランスフォーマーは注意機構(Attention)という仕組みによって学習効率を上げた。ある単語と、その周囲の文中全ての単語との関係の強さを効果的に学習できるようになった。

事前学習とファインチューニングの組み合わせというアプローチを後押しする研究が、#2020y にOpenAIが発表した。大規模言語モデルの精度は、計算リソースとモデルの規模、学習するデータ量が増えるほど、一本調子に向上することが確認された。

モデルや学習の規模と性能の関係は「スケーリング則」と呼ばれるが、何がこれを可能にしているのかは未解明だ。「深層学習がなぜこれほどうまくいくのか、理論的にはわかっていないことが多い。理論限界もまだ見えない」。