武者修行の豪州王者SVGが“約束”の2025年NASCARカップ昇格へ。トラックハウスが3台目のチャーターを獲得

 レギュラーシーズンも大詰めとなった2024年NASCARカップシリーズ第25戦『Coke Zero Sugar 400(コークゼロ・シュガー400)』を前に、今季より北米ストックカーの3大ナショナルシリーズでの武者修行に挑んでいる豪州“3冠”王者のSVGことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンが、来季カップへの正式昇格を発表。ロス・チャスティンの1号車、ダニエル・スアレスの99号車と並び、アメリカ挑戦への活路を開いたトラックハウス・レーシングチームの88号車シボレー・カマロZL1で“約束どおり”最高峰でのフルタイム参戦に臨む。

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接触多発、乱戦の週末でレッドブル艦隊が撃沈。伏兵パーカットとウォーターズが勝利/RSC第8戦

 オーストラリア本土から南東に約240kmのタスマニア島に上陸したRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップは、8月16~18日にシモンズプレイン・レースウェイにて『NED Whisky Tasmania SuperSprint(ネッドウイスキー・タスマニア・スーパースプリント)』の週末を迎え、土日の両ヒートともに名門トリプルエイト・レースエンジニアリング(T8)のレッドブル・アンポル・レーシング陣営が、予選の赤旗から集団内バトル、接触アクシデントにより受難の展開を強いられることに。  そんななかレース1で4番グリッドからスタートを切った“伏兵”ニック・パーカット(マット・ストーン・レーシング/シボレー・カマロZL1)が、チャズ・モスタート(ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド/フォード・マスタング)を0.6142秒差で抑え切って勝利を飾ると、日曜はトーマス・ランドル(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)とタイトル候補のブロック・フィーニー(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロZL1)がクラッシュに散るなか、キャメロン・ウォーターズ(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)が今季3勝目を手にしている。

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