タイムペナルティとラスト10分の激走で、0.2秒差の逆転決着。WRTがインディ8時間を制す/IGTC第4戦

 チームWRTの31号車BMW M4 GT3は、レース後のライト・モータースポーツへのペナルティを受け、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第4戦インディアナポリス8時間レースの優勝者と宣言された。これにより、シャルル・ウィーツはドライバーズ・タイトルを獲得した。  アダム・アデルソン/エリオット・スキアー/ローリン・ハインリッヒのドライブするライトの120号車ポルシェ911 GT3 Rは、10月5日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われた8時間レースで最初にフィニッシュラインを通過したが、オハイオ州を拠点とするこのチームはピット手順違反により最終結果に5秒が加算されたため、レースの総合優勝を逃すこととなった。

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ポルシェ・ペンスキーが1-2達成。序盤のペナルティを跳ね除けた6号車963が今季2勝目/IMSA第8戦

 8月4日、アメリカ・ウィスコンシン州のロード・アメリカで、2024年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第8戦『IMSAスポーツカー・ウイークエンド』の決勝レースが行われ、マシュー・ジャミネ/ニック・タンディ組6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)が優勝。第4戦ラグナ・セカ以来のシーズン2勝目をマークした。  レース終盤、先行する10号車アキュラARX-06(ウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティ/WTRアンドレッティ)がピットインした後にトップの座を引き継いだ6号車ポルシェ963は、最終盤に背後に迫ったフェリペ・ナッセの7号車ポルシェ963を0秒390の僅差で抑え切り、姉妹車とともにワン・ツー・フィニッシュを飾っている。

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