プジョー、17番手から8位入賞。改良型の最高位更新もペースに課題「速くないなら賢く走るしかない」

 プジョー・スポールの技術責任者であるオリビエ・ジャンソニは、7月14日(日)にブラジルのインテルラゴスで開催された、WEC世界耐久選手権第5戦で改良型プジョー9X8が8位入賞を果たしたことを軽視した。同氏はこの結果がペースの根本的な改善ではなく、タイヤを「賢く」扱ったおかげだと考えている。  ジャン-エリック・ベルニュ、ニコ・ミューラー、ミケル・イェンセンの3名がドライブする93号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)は、先週末にインテルラゴスで行われた『サンパウロ6時間』の予選で17番手と低迷したが、決勝レースではこれに比べてはるかに良いリザルトを残し、フランスのメーカーが今年4月のイモラで改良型9X8を投入して以来、最高の成績を収めた。

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レースの残酷な部分/BoP発言でトヨタ幹部に罰金/2位になれたはず etc.【サンパウロ決勝後Topics】
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レースの残酷な部分/BoP発言でトヨタ幹部に罰金/2位になれたはず etc.【サンパウロ決勝後Topics】

 2014年以来、10年ぶりの開催となったWEC世界耐久選手権のブラジル・ラウンドは、TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)の優勝によって幕が閉じられた。7月14日(日)に行われたシーズン第5戦『サンパウロ6時間』の決勝は、舞台となったインテルラゴス・サーキットが比較的コンパクトなトラックということもあり、序盤から細かなアクシデントが続出。さらに、ハイパーカーとLMGT3の両クラスで、上位のクルマがトラブルに襲われるなどドラマに溢れた一戦となった。  そんなサンパウロのパドックから第5戦決勝レース後のトピックスをお届けする。

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【動画】2024年WEC第5戦サンパウロ 決勝ハイライト | ル・マン/WEC | autosport web

 7月12日(金)から14日(日)にかけて、ブラジル・サンパウロのインテルラゴスことアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェで、WEC世界耐久選手権第5戦『ロレックス・サンパウロ6時間』が開催された。2014年以来、10年ぶりとなった同地でのWECブラジル・ラウンドでは、2番グリッドからスタートしたTOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が2024年シーズン初勝利を収めた。  そんなWEC第5戦決勝の模様がまとめられたレースハイライトが、シリーズの公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@FIAWEC)で公開されている。 ■2024年WEC世界耐久選手権第5戦サンパウロ6時間レース 決勝ハイライト

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フェラーリ、完全敗北を認める。トヨタとポルシェに対し「すべてが足りなかった」/WECサンパウロ

 フェラーリの耐久レースカー部門責任者であるフェルディナンド・カンニッツォは、7月14日に決勝レースが行われたWEC世界耐久選手権第5戦『サンパウロ6時間』において、競合ハイパーカーメーカーであるトヨタとポルシェに対し、フェラーリは「すべての面で不足していた」と語った。  AFコルセがオペレートする2台のファクトリー499Pは、ブラジルのインテルラゴス・サーキットで開催されたWEC第5戦を総合5位と6位でフィニッシュした。

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トヨタ圧勝のカギはタイヤ戦略。「レース前には良い状況を判断」とテクニカルディレクター/WECサンパウロ

 7月14日に決勝が行われた2024年WEC第5戦サンパウロ6時間レースでは、2番手からスタートした8号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング)が後続に1分8秒の大差をつけて総合優勝を飾った。  トヨタ・ガズー・レーシングのテクニカルディレクターであるデイビッド・フルーリーは、今回の勝因としてタイヤ戦略とそのマネジメントをあげる。

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【ポイントランキング】2024年WEC第5戦サンパウロ終了時点

 7月12日から14日にかけて、ブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットで、2024年WEC世界耐久選手権第5戦『サンパウロ6時間』が開催された。2014年以来、10年ぶりとなったシリーズのブラジル・ラウンドは、TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が優勝。ポルシェ・ペンスキー勢が表彰台の両脇を固める結果となり、2位に入ったランキングリーダーの6号車ポルシェのトリオが、選手権でのリードを9ポイントから19ポイントに拡げている。今大会を制したトヨタは、マニュラクチャラー選手権でフェラーリを逆転し、ランキング3位から2位に浮上した。  LMGT3クラスでは、アレクサンダー・マリキン/ジョエル・シュトーム/クラウス・バハラー組92号車ポルシェ(マンタイ・ピュアレクシング)がシーズン2勝目をマーク。今大会前はともに75ポイントでランキングトップに並んでいた、姉妹車91号車ポルシェ(マンタイEMA)のトリオがノーポイントに終わったため、一挙に25ポイントの大きな差がつくこととなっている。  全8戦で争われるシーズンの後半戦第1ラウンドを終えた時点での各選手権ランキングは、以下のとおりだ。

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「最後の可夢偉は素晴らしかった!」豊田章男オーナーが雄姿を激賞/WECサンパウロ後コメント全文

 7月14日、ブラジルのインテルラゴス・サーキットでWEC世界耐久選手権2024年シーズン第5戦『ロレックス・サンパウロ6時間』の決勝フィニッシュ後、トヨタ自動車の会長でありTOYOTA GAZOO Racingのチームオーナーでもある豊田章男氏が勝利を讃えるコメントを発表した。  2台のGR010ハイブリッドを出走させたTOYOTA GAZOO Racingは、8号車トヨタ(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組)が今季初の総合優勝を飾り、7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース組)が総合4位で完走を果たした。

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トヨタ平川亮が今季初勝利に歓喜「諦めずに努力を続けてきた」前半リードの7号車は燃料系トラブルに

 7月14日、ブラジルのインテルラゴス・サーキットでWEC世界耐久選手権2024年シーズン第5戦『ロレックス・サンパウロ6時間』の決勝が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタ(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組)が今季初の総合優勝を飾り、7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース組)が総合4位で完走を果たした。  2012年にトヨタがハイブリッドのレースカーによる初優勝を飾ったこの地で、ディフェンディングチャンピオンのブエミ、ハートレー、平川が乗る8号車は、7万3千人ものブラジルのファンの前で今季初勝利のチェッカーを受けた。

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序盤のパンクから2位への挽回は「予想外だった」とロッテラー。6号車ポルシェが選手権のリードを拡大

 アンドレ・ロッテラーは、チームメイトのケビン・エストーレとローレンス・ファントールとともにWEC世界耐久選手権第5戦サンパウロの決勝で2位を獲得したことは、レース序盤の6号車ポルシェ963のドラマを考えると「とても予想外」な結果だったと語った。  ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの1台をドライブするこのトリオは、7月14日(日)にインテルラゴス・サーキットで行われたサンパウロ6時間レースで2位表彰台を獲得したことで、チャンピオンシップのリードをさらに広げている。

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8号車トヨタ今季初優勝。ポルシェがダブル表彰台、トラブルに泣いた可夢偉組は脅威の挽回【第5戦決勝レポート】
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8号車トヨタ今季初優勝。ポルシェがダブル表彰台、トラブルに泣いた可夢偉組は脅威の挽回【第5戦決勝レポート】

 7月14日、南米ブラジルのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス・サーキット)で、2024年WEC世界耐久選手権第5戦『サンパウロ6時間』の決勝レースが行われ、セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)が総合優勝を飾った。  実に10年ぶりにWECのシリーズカレンダーに戻ってきたサンパウロ。この週末は、走り初めの金曜から、ときに小雨も落ちるすっきりしない空模様が続いていたが、日曜は青空が広がり現地11時30分のスタート時点で、気温は前日より7℃高い22℃、路面温度は29℃まで上昇した。

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