優馬と晩酌シリーズは優馬が魚や魚介類をさばいたり、調理してつまみを作り晩酌するシリーズ今回はアジとイワシをさばいてお刺身で乾杯!後編です【配信スケジュール】◆毎週水曜日・土曜日 22時配信#中山優馬#優馬と晩酌#さばき方#さばきイワシさばき方#鰯#晩酌#おつまみ#お刺身 #イワシ#アジ#イワシ中山優馬オフィシャルサイトhttps://www.nakayama-yuma.com/中山優馬officialファンクラブ~You&YUMA~ファンクラブ公式ホームページhttps://yuma-nakayama.com/中山優馬 公式Xhttps://x.com/y_nakayama13中山優馬 Instaglamhttps://www.instagram.com/yuma_nakayama.113中山優馬Official_YouTube 公式Xhttps://x.com/Yuma_OfficialYT
伊勢湾奥も本格的に真冬の海となり、狙える魚種が激減してしまった。そこで2月2日、重い腰を上げて出かけたのは三重県南部の尾鷲港。先月中旬、仲間から小型のタチウオが釣れたとの情報をもらっていたので、今回はこのタチウオを中心に狙っていく。●三重県のリアルタイム天気&風波情報(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志) TSURINEWS編集部 2025年3月6日 ショア ソルトルアー 尾鷲港でライトゲーム到着したら、まずは土産の確保。夜の釣りだけに、これだけは閉店前に済ませたい。購入したのは虎の尾という青唐辛子を使った薬味で、刺し身などにも最適な私のお気に入りなのだ。他にも食材などを買い込み、日没に合わせて漁港へと向かう。ライトゲームのタックル(作図:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)外海が荒れているせいか濁りもあり、見る限りベイトの気配はない。簡単に夕食を済ませて午後6時ごろからキャストを開始するが、アタリもないまま時間だけが過ぎていく。使用したのはエステル0.3号のアジングタックルに3gのジグヘッド。ルアーだけ替えればすぐにアジも狙えるが、何とか本命の顔を拝みたいところだ。タチウオの気配濃厚周囲を見回すと、防波堤内向きでタチウオが釣れているのを発見。空いているスペースに移動すると、いきなり指2本クラスがヒットしてきた。ヒットレンジが深かったので、ボトムを中心に探っていくと2匹目もヒット。誘ってからのフォールで食ったが、後が続かない。魚が明かりに着いていないのか、通りすがりといった感じだ。それでも時折反応があるので、少し粘ってみることにした。ダートとフォールを織り交ぜながら表層からボトム、ボトムから表層と広いレンジを丁寧に探っていく。1時間ほど投げ倒した結果は、指1.5〜2本が5匹。サイズがサイズだけに微妙な釣果だ。先行者が帰ったタイミングで隣の常夜灯に移動するが、状況は変わらない。タチウオがいる以上、アジ狙いに切り替える=移動となるため踏ん切りがつかずにいると、水面に魚体が翻った。あれはどう見てもタチウオだ。その方向にキャストし、水面直下をダートさせると一撃。さっきまで深いレンジをネチネチ探っていたのがウソのような、テンポのいい展開になってきた。連続ヒットで20匹ここから同様のパターンで3連発。漁港からはヤーヤ祭りの歓声が聞こえてくる。こちらも盛り上がっているようだ。祭り見物もしたいところだが、今回はタイトスケジュール。これはまた来年の課題としよう。その後もヒットは順調に続いた。一時的に魚が沈んだものの、レンジを下げれば問題なし。しばらくするとまた浮いてきて、水面直下でガンガン食ってくる。20匹ゲット(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)帰るに帰れない状況だが、時刻はもう9時。日付が変わる前には戻りたいので、そろそろタイムアップだ。車に戻って魚を数えると、ちょうど20匹。前半の状況を思えば十分な釣果だろう。1投だけアジング片付けを済ませて帰途に就いたところで、ふとアジの姿が頭に浮かんだ。こうなると、もう気になって仕方がない。そんな訳で寄り道したのは紀伊長島港。また防寒着を着るのも面倒なので、取りあえず1投だけ、とポイントに向かう。ジグヘッドは1g。常夜灯周りを探ると一発で食った。アジのサイズは18cmほどと悪くはない。続けてキャストしたいところだが、投げたら収拾がつかなくなるのは目に見えている。ここでやめれば1投1匹と自分に言い聞かせ、今度こそ本当に終了とした。アジは最後に1投だけ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)尾鷲周辺は地形的に冬の季節風に強く、海水温も高いため真冬でも好釣果が期待できるエリアだ。また、周辺には新鮮な海の幸が味わえる店や見どころも多く、釣り以外の魅力も盛りだくさん。寒さの厳しい季節だけに、釣りプラスαで楽しむのもひとつの方法だろう。お土産は虎の尾(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)<週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志/TSURINEWS編>▼この釣り場について 尾鷲港 この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。
2月2日、トンジギに行ってはみたものの、撃沈を食らって下船後に港でライトゲームを楽しんだ。出先で釣りができるように車に積んであるアジングロッドを出し、南伊勢町の礫浦で釣りを開始した。やや強めの北西風が邪魔をするが、風裏なので幾分釣りやすい。●三重県のリアルタイム天気&風波情報(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑) TSURINEWS編集部 2025年3月5日 ショア ソルトルアー 癒やしのライトゲームジグヘッドは1g、ワームはストレート系だ。壁沿いにキャストして底から探るとコツコツとアタリがあるが、フッキングしない。ワームを確認すると、スパッと食いちぎられている。今年は水温がまだ高いらしく、フグが高活性。こんなときは持ちの良いエラストマー系のワームに替える。フグの猛攻をかわして最初に釣れたのは、定番カサゴの手乗りサイズ。手乗りサイズのカサゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)その後、そっと水中を見ると底付近に魚が泳いでいるのが見えた。メバルかと思いサイトで狙う。やや魚より沖にキャストして、魚の前を通すようにフリーフォールさせるとすぐに反応があった。すかさずアワせると、心地良い引きで魚が上がってきたが、メバルではなくベラだった。こんな角が狙い目(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)「ベライング」に照準まだまだ魚はいるようで、少しポイントをずらして引き続きサイトで狙うと、すんなり反応してしっかり口にハリ掛かりしたベラが釣れた。以前もワームでベラが釣れたことはあったが、狙って釣ったことはなかった。ライトゲームでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)「よし、今日はベライングに集中しよう」。どんな魚も釣れると楽しい。どれだけ釣れるか真剣に狙ってみた。偏光サングラスを取りに車に戻りじっくり観察すると、意外に多く魚がいる。波止の角はもちろん、沖の根周りにも魚はいる。アカハタも出た(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)今度は沖の根周りを狙う。フリーフォールで狙って2匹釣ると、反応が明らかに落ちた。同じ釣り方は見切られると思い、ジグヘッドを少し重めの1.3gに替えて海底をトレースすると、ひったくるアタリで1匹追加。結局カサゴなどの根魚をはじめ、ベラを8匹ほど釣ることができた。アジングでも手堅くゲット十分楽しめたところで日没となり、今度は常夜灯周りで定番アジング。南伊勢は年末にも釣行しており、大抵の港にアジがいることはリサーチ済み。手がたくアジを手にし、予定通り?午前様になる前に帰宅した。日没後はアジング(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)トンジギは日によっては撃沈もあるが、車に1本ライトゲームロッドを忍ばせておくと、帰りに手軽に釣りを楽しめる。トンボが釣れていれば、ライトゲームをすることはなかったと思うが……。<週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑/TSURINEWS編>この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。
普段は大阪湾奥でやっているが、さすがにこの極寒の時期、魚がさっぱりと釣れなくなってしまった。ネットの海水温情報を見てみると、釣り場での実測では8℃と、ありえないような低水温になっているらしい。とりあえず今回は南下して、潮通しもよく、釣り場・釣り方も豊かな深日港で釣ってみた。●大阪府のリアルタイム天気&風波情報(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生) 2025年1月29日 井上海生フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。 ×閉じる ショア ソルトルアー ボウズ覚悟で深日へ年始はまた元日の一度しか釣っていないが、その日はセイゴが釣れたきりだった。2024年末最後の釣りはボウズで、「甘くないぞ」と海から警鐘を受けた気分だ。それなら釣果なしでも上等。せめて景色のいい海で釣りたいと、大阪南海電車の良心「深日港」に南下した。ちなみにこの駅にはコンビニなんかが近くにはないので、筆者と同様に電車釣行の方は事前の食料品の補充は乗車前に済ませておこう。この日は厳しい真冬のエアポケットのような陽気に恵まれ、風もまったくない穏やかな海だった。アジングタックル1本できたが、狙いはどちらかといえばカサゴ、メバルである。ショートレングスの竿のほうが取り回しがよく、穴釣りにも使えるので、最近また短いロッドが好みになってきている。穴釣りで5尾ほどのカサゴ消波ブロックに乗って、穴釣りを開始する。深日漁港南側のブロック沿いでは、やはり潮がよくあたる辺りに根魚の姿が多い。前に投げても釣れるのだが、まだまだフグもベラもいるので、やはり穴釣りに集中することにした。幸先よくカサゴが反応する。ポンと釣れたカサゴ(提供:TSURINEWSライター井上海生)ジグヘッド3gに、イカの身をつけたリグだ。去年からこの組み合わせで穴釣りするのが、自分の中で面白くなってきた。イカ以外にも餌のバラエティを広げたいのだが、エサ持ちの点で、なかなかこれ以外のやつがピンとこない。以外に鳥のムネ肉なんかがいいかも、なんて思っている。5尾仕留めた(提供:TSURINEWSライター井上海生)夕暮れまで、穴釣りで5尾仕留めた。なかなか順調といえる。日没間際にアタリが集中したが、ベラやフグも入れると、こんな寒いのに結構な数が釣れた。退屈しない。しかし、そんなふうに機嫌がよかったカサゴも、夜になるとイカの切り身でもワームでもまったく釣れなくなった。今は昼のうちにたくさん食べて、夜はさっさと巣穴の中にこもってしまうのだろう。メバルはすっかり抜けている夜釣りの部、1.5時間程度と計画して、ぱぱっと釣っていくことにした。移動しながらキワの表層メバリング。たまーにアタるのだが、魚が小さすぎるのだろう、ノリきらない。真冬の小型のショートバイトはあまりにきつい。深追いすればドツボだと思い、港内のオープンに投げて、沈めながら群れを探ることにした。使用したウェイトはタングステンの2g、2.5gのジグヘッド。すると、ボトムからスッと上げたところで何かがアタる。それも二回連続できた。まあカサゴかな、ということで少しウェイトを軽くして、食い込みやすく調整してみた。突然の良型アジ2尾!ところがどうだろう、思惑通りかかったのはかかったが、魚は別だった。なんと良型アジ!こんな水温でもいるんだな、と何やらつくづく眺めてしまう。昨年末に大阪南港で釣って、わずか三週間程度で抜けてしまったのでガックリきていたが、ここで「再会」できるとは。ちょっと感動してしまった。良型アジと泉南で再会(提供:TSURINEWSライター井上海生)そのあと、もう一尾追加した。メバルの気配は出なかったので、ここで納竿とした。帰りの電車の中で、「まだまだなんとかなるもんだ」とちょっと浮かれていたが、やはりそんな簡単なものではないとすぐに気を引き締めた。おそらくマグレみたいな薄い群れの回遊に、運よく当たっただけだろう。再現性はない。ただ、昼間の穴釣りは、まだ完全終了していないとは思った。とはいえ、もう自分は1月に釣りに行ける機会は限られている。まだ今年釣果が出ていない方には、泉南を勧めたい。<井上海生/TSURINEWSライター>▼この釣り場について 深日港
12月14日の夕方、久しぶりに三重県四日市市の四日市港にアジングに出かけた。土曜日の夜ということもあり釣り人が多いかと思われたが、意外と各ポイントに釣り人の姿はなく、すんなりお気に入りのポイントに入った。●三重県のリアルタイム天気&風波情報(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑) TSURINEWS編集部 2025年1月28日 ショア ソルトルアー 四日市港でアジング釣行まずは0.5gのジグヘッドで、表層付近から探るが反応はない。順にジグヘッドを重くしていき底付近まで探るが、やはり無反応。少し前に良い思いをした貴重なワームを試すが、セイゴが釣れただけだ。隣で一緒に釣りをしていた仲間も聞いてみたが、アタリも何にもないとのこと。仲間と別れてそれぞれ異なるポイントを探ってみるが、釣れても連鎖することはなく、ぽつぽつといった感じだ。開始から2時間たったが、数匹のみの釣果。仲間と再合流し聞くが、よく似たものなので終了とした。アジ連続ヒットその後、少し気になるポイントがあったので、様子を見に行くと表層付近に波紋が見えた。明らかにセイゴではなくアジのライズだ。とっさに付いていた重めのジグヘッドを投げたが、表層を引けず触りなし。ジグヘッドを軽めのものに替えると、1投目であっさりヒット。一瞬でライズは収まったが、魚がいることは分かった。じっくり狙うと、中層付近でアタリが出た。そこからぽんぽんと釣れて刺し身分はキープできたので、後は気楽に釣りをすることにした。ここで何年か前、良型のアジをちょうどこの時期に底付近で釣ったことを思い出した。ジグヘッドを重めに替え、ゆっくり底付近を探るといきなりひったくっていくようなアタリが出た。アジングの釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)ラインをじりじり出しながら沖に走る。ドラグを締め直し、慎重に寄せてくると四日市港では大型と言えるアジだ。取りあえず先ほどまで一緒にいた仲間に連絡するが、もうすでに帰ってしまっていた。その後、同じように底付近で5匹の良型アジをキャッチして終了した。別日はタチウオを狙う2日後、16日の夜に再び四日市港へ。到着すると、アジのライズが前回より激しい。はやる気持ちを抑えながらキャストする。だが、先日のように簡単には釣れてくれない。そうこうしている間に釣り仲間2人も加わり、必死になって狙うが反応は厳しく、3人で2匹のみに終わってしまった。不完全燃焼の3人で、その後いろいろ四日市港を回ってみたが、良さげなポイントもない。ここで仲間の1人の浅井さんが、最近好調のタチウオを釣りに行きたいと言うことで、3人で寄ってみることにした。ポイントは常夜灯周り。キャストして誘いを入れると、コツッとしたアタリや持ち上げるようなアタリなどさまざまな反応が出る。タチウオゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)ゲーム性にはまるタナもすぐに変わってしまい、釣れ続けることもない。アタリがあれば必ずハリ掛かりするわけでもなく、ゲーム性が高い釣りでやみつきになる。サクッとゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)1投目で江口さんがタチウオを掛けた。34のモニターをしており、サクッと釣ってしまうのはさすが。浅井さんはホイホイとマシーンのように釣る。3人で30匹ほどタチウオを釣って満足し、四日市港を後にしたころには、日付をまたごうとしていた。ヒットが続いた(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)<週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑/TSURINEWS編>▼この釣り場について 四日市港 この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年10月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。
釣り人なら誰でも、「この色のルアーはよく釣れる!」と自信を持っているカラーがあるはずだ。かく言う筆者も、赤・青・紫は大好きな色で、新しいワームを渉猟する際にも必ずこの色はチェックする。今回は筆者のラッキーカラー3色がなぜこんなに釣れるのか、自分なりに分析してみたい。(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生) 2025年1月26日 井上海生フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。 ×閉じる ショア ソルトルアー LTアングラーのマストなワームカラー筆者はライトゲームアングラーで、年中アジやメバルやカサゴといったオカッパリの小さな魚を追っている。この釣りはジグ単(ジグヘッド単体)がメインで、ヘッドのウェイトとワームのサイズ・カラーがすべてだ。それだけにカラーにこだわる気持ちが強い。ライトゲームの対象魚はプランクトンパターンが多い。プランクトンパターンとは、そのまんま、プランクトンを食べている群れ、ということだ。そのため、プランクトンに類似したカラー(プランクトンが光を浴びて反射させるカラー)にワームを似せることが基本になる。いわゆる「アミカラー」といわれるもので、オレンジっぽい赤のような色が多い。このカラーは、ほとんどマストといってもいい。アミカラー、強し(提供:TSURINEWSライター井上海生)アミカラーをまず基準に、いくつか色を見繕っていくことになる。万能型のクリアカラー、そして高活性の群れや食性にあわせたスチール系・ソリッド系カラー。中でも、筆者の釣りで実績抜群なのは、クリア系では赤と青、ソリッド系では紫だ。この3色がなぜよく釣れるのか、理由を考えてみた。赤クリア系の魅力赤ラメ、淡い赤は重宝するカラーだ。ほとんどアミカラーと同じ使い方ができるうえ、夕マヅメの釣りに良い。光は波長の短い順番から水中に吸収される。その順番は、RGB、つまりレッド・グリーン・ブルーだ。赤系が表層で強いのは、海面直下で吸収される直前に絶妙な輝きを放つせいなのかもしれない。メバルが特に好む赤系(提供:TSURINEWSライター井上海生)筆者はアジングでもメバリングでも赤クリア系を使うが、特にメバリングにおいて、このカラーを重用している。マイ・メインフィールドは大阪湾奥だが、水の色が悪いからといって赤クリアがアピール不足とは感じたことがない。海面直下のメバルには本当によく効く。青クリア系の魅力上述のように色はRGBの順番に海中で吸収されていく。つまり深いところでは青が一番目立つことになる。もっとも、せいぜいオカッパリの釣りの水深では、そこまで差は出ないのではないか、とも思っているが……。ただ、青クリア系が効くのは間違いない。一見、水の色に溶け込みすぎてナチュラルすぎないかと思ってしまうが、どうもそんなことはないらしい。全体的に青っぽいのも、部分的に青ラメが入っているのも、良い。中層以深にレンジが入ったアジには特に効くイメージだ。青が効くアジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)実は、私がこのカラーの魅力を知ったのは、拾ったワームによるものだ。それが青のアジアダーという商品で、まったく同一の別カラーを持っていたのだが、その場に落ちていた青の1本を使ってみると、驚くほど釣れた。もしかすると大阪湾奥のラッキーカラーなのかもしれない。紫カラーの強さこればかりは理由がわからないが、紫カラーは海で異様な力を発揮することがある。個人的にすべての紫ワームを集めて展示したいくらい気に入っているのだが、あいにくラインナップが極度に少ない。私が常用していた商品も、店舗で在庫を見かけなくなった。今後どうしようかと悩んでいる。紫は、個人的に「突然魚が反応し始めるカラー」という印象だ。紫といえば、タチウオのメタルジグやワインドでよく使われるカラーで、共食いするタチウオの目には、仲間の体色が紫に見えているという説がある。もしかすると特定の魚の目には、そのように、自らが捕食する対象が紫に見えるのかもしれない。私はメバリングのプラグで最初に投げるのは、絶対に紫だ。すごく釣れる。なぜか最強の紫プラグ(提供:TSURINEWSライター井上海生)もしカラー選択に迷っている方がいたら、参考にしていただけると嬉しい。そして私としてはぜひ、このTSURINEWSの記事中で他のライターさんと、ラッキーカラー情報の交換をしたいものだ。<井上海生/TSURINEWSライター>
メバリングやアジングなどの陸っぱりライトゲーム(ライトルアー釣り)において、中級者へステップアップするために必要な要素を紹介。釣りの腕は、釣り中だけにあらず!(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平) 2025年1月18日 檜垣修平こんにちは。檜垣修平と申します。海でのルアーフィッシングをメインにシーバス、メバルと遊んでおります!オールリリース派です。よろしくお願いします( ・∇・) ×閉じる ショア ソルトルアー ワームの素材に要注意市販されているライトゲームワームの素材はPVC素材の物が多く、それ以外には非常に高い耐久性と針ズレのしにくさが特徴のエラストマーがある。ワームの保管に注意(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)その日使ったワームを元々入っていたパックにそのまま戻すってことはあまりないと思われるで、別のケースに入れるか廃棄するかという場合が多いだろう。この場合に、メーカー違いのワームをごっちゃ混ぜにしてしまうと素材の相性によってプラスチックが溶けてしまう場合がある。エラストマーは特に他の素材と反応し溶けてしまうので注意が必要だ。色移りまた、クリアーとチャートを一緒にしておくと色移りしてしまうのでそこも注意が必要だ。逆にフルクリアーをわざと色移りさせてクリアーチャートにする、みたいな事も可能である。ジグヘッドの金バリは錆びやすい?ライトゲーム用ジグヘッドには黒、銀、金といった針のカラーのバリエーションがある。その中で金バリは特に錆びやすいと言われる。実際のところ、筆者も確かにそれは感じていて金バリは他と比べて錆が来やすいように感じている。詳しいメカニズムについてはわからないが、金メッキがどうやら錆びているらしい。ジグヘッドの保管(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)金色なので錆びが目立ちやすいというのもあるだろうが、他に比べ錆びが回るのは早い。使った後にそのままスリットケースに戻しておくと次に開くころにはサビが浮いている。張り切って釣り場に付いたらジグヘッドが全部錆びていた……なんてことにならないように注意しよう。そもそもが使い捨ての道具であると割り切るか、使った後に真水で洗っておけば延命は可能だ。マジックテープ冬場の防寒着の袖に必ずといって良い程付いているマジックテープ。そのほかにもカバンやロッドベルト等に付いている。このマジックテープ、実はPEラインにとっては天敵。絡んだが最後、どんなにやさしく剥がそうと毛羽立ってしまう。それはつまりPEラインに傷が入った状態に他ならない為、その部分は切り取るべきだ。マジックテープ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)ナイロンラインやフロロカーボンラインはマジックテープ程度ではそうそう深い傷にはならないだろうが、ぐちゃぐちゃっと張り付いてしまったならその部分は強度が低下した可能性があるので注意した方が良いだろう。ドラグチェックを癖付けるライトゲームにおいてドラグとはとても重要。適切なドラグ負荷が掛かっていないとフッキングが決まらなかったりラインブレイクに繋がる。前回釣りに行った後にリールを洗って、ドラグを締めたまま別の日に釣りをしてしまいラインブレイク……なんてことがないようにしたい。ライトゲームラインはいとも簡単に切れる。キャストする前に手で直接リールから出ているラインを引っ張り、ドラグがきちんと設定されているかの癖をつけておくと良いだろう。<檜垣修平/TSURINEWSライター>