釣り好きにとって、釣具の購入は趣味の一環であり、時には「つい買いすぎた…」と反省することもあるのではないでしょうか。筆者も例に漏れず、昨年は特にエリアトラウト用品を中心にかなりの投資をしていました。ふと気になり、1年間の購入額を計算してみたところ、その総額に驚愕…。この記事では、筆者の釣りスタイルや購入したアイテム、そして2024年に「買ってよかったもの」まで振り返っていきます。(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史) 2025年3月8日 福岡崇史1985年生まれの会社員。釣り好きが高じて大学・大学院で生物地理を研究。アジングやライトゲームが得意。 ×閉じる お役立ち その他 筆者のメインの釣りは?小学生の頃からずっと続けている事。それはスポーツでも書道でもなく釣りである。約30年近く釣りに夢中で周りからも「よく飽きないな」と言われるが、多分一生続けていくのではないかと感じている。そんな筆者のメインの釣りは海のライトゲーム、特に近年はアジングを中心に近畿各地を回り、ここ2~3年は大学在学時以降ご無沙汰だったエリアトラウトにも積極的に釣行を重ねている。最近の釣行割合でいうとアジング:エリアトラウトが2:3くらいの割合で1月に半分以上はエリアトラウトという感じである。エリアトラウト用品の購入が多いテーマである私が昨年釣具に掛けた費用であるが、最近ではアジング用品は殆ど購入する事は無くなった。その理由としては折り畳みコンテナに詰め込んである釣り用品があふれているから…。アジングに夢中になっている時期に大量に購入しまくっていたので正直言ってよっぽどのものがない限り購入はしていない。昨年度購入金額では消耗品のフック等で5000円程度であった。ここ3年程は完全にトラウト用品の購入ばかりでスプーン、プラグ、ライン等見つけたら即購入なんてこともザラである。特に最近ではSNSで情報発信される事も多く「いついつの何時より発売します」と広告されれば終業後に釣具屋に緊急走行なんてのも多い。まさに魚を釣る道具に人間が釣られている状態である(笑)。しかし、喜びはプライスレスで不思議と後悔は一度もしていない。一年間の釣り具の購入費用さて、昨年の1月からカードの利用履歴を見てみると釣具屋だけで平均したら約9000円で年間になおすと9000(円)×12(ヶ月)=108000円であった。それに加えて現金購入もしている。現金では約10000円程度である事を考えるとトラウト用品のみで見てみると228000円と算出された。そこにアジング用品の5000円を加えて233000円…。自分でも恐ろしくなるほど使っていた。反省する機会に?独身という身分のせいか、この記事を書いて正直ビビッている私が居ます。この記事を書く依頼をくださったTSURINEWSの編集担当様ありがとうございます。反省するいい機会となりました。(買った事に後悔しているワケではありません。)このように振り返る機会を得て、改めてタックルボックスの中を整理してみると普段稼働させているエリアトラウト用のスプーンがおよそ100枚、プラグは20個に加えて、2軍3軍スプーンボックスも多数で数えるのが怖くなって来た。極めつけが封を切っていない予備用のスプーンである。100円ショップで購入できるOリングで止めているものがあった。恐る恐る枚数を数えてみると…。90枚以上であった。1枚500円で計算しても45000円以上のスプーンを保有していたのだ。ついつい限定モノやオリカラには手が出てしまいがち(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)買って良かったものは?2024年で買って良かったものをアパレルとルアーに分けて紹介したい。ワークマン・防寒ブーツまずはアパレル編である。2024年の1月に購入したワークマンの防寒ブーツである。今までは足元はスニーカーだけで十分と思っていたが、早朝の釣りや夜遅くまで釣って帰って来ると足が冷えてロボット状態になり辛い思いをする事が増えて来た。また導入を迷っていた理由としてサイズが無かったという事である。筆者の足のサイズは29.5cmと普通の人に比べてかなり大きい上に幅広なので探す事が困難でもあった。しかし、自宅近くのワークマンに偶然寄った際にあったものがシンデレラフィットして迷わず購入。しかも1980円と破格の安さであった事もあり凄くいい買い物をしたと思っている。実際に使用してみると地面から伝わる冷気をシャットダウンするだけでなく、足首の部分が柔らかめの素材なのでランディング時にかがんだりする姿勢を取る時に凄く楽な事もわかった。冬季の予備用の靴としても活躍してくれそうなので車の中に常備させている。写真3:筆者の冬のマストアイテムとなった防寒ブーツユニクロ・コンパクトベスト次に紹介するアパレルはユニクロのコンパクトベストだ。薄く軽いのにしっかりと温かいベストで、付属の巾着袋に畳んで入れる事も出来る。仕事の時から釣りに行く時までインナーベストとして愛用している。ベストの上にコートなど羽織っていると冬場でも汗が出る程温かくなる。特に早朝や夕方以降などの時間帯で手放せない。しかも自宅で手洗いが出来る事も嬉しい。ディープパラドックス・グラビティ続いてはルアー編である。2024年もかなりルアーに投資したのは前編の通り。その中でも使用率もヒット率も高かったものがディープパラドックスのグラビティだ。キャンタこと狩野祐太さんが新たに立ち上げたブランドのスプーンで筆者のホームである千早川マス釣り場では少し重いウェイトの1.65gと1.35gの2展開しているスプーンである。特に放流狩り~セカンドでの使用がメインであったが釣れすぎて塗装が剥がれる程使用しているスプーンだ。適度にスライドが入る設計で特に適水温の時期の釣りで活躍してくれた。またセカンドの釣りにおける”金残しローテ”においても適度に残った金が良く効いた。少し重いウェイトで強くアタックしてくる個体にもスプーンが弾き飛ばされる事も少なく確実にヒットに持ち込めた。フックの大きさやリングのサイズを交換する事でタイトアクション~ワイドアクションに変わったりするギミックもあり面白いと感じた点だ。特に気に入ったカラーとしては1.35gのSHINBAがセカンドでハマる事が多くほぼ確実にセカンドでは使用していた。リンク2025年は何を買うか?コロナ渦以降、物価の上昇は激しく釣具の価格も数年前のようにはいかなくなって来ている。特に金属が多く使われるルアーはその煽りをモロに受けている。スプーンはその典型的な例で1枚あたり50~100円は上がっている気がする。2025年はショップのオリカラ購入から始まったが、フィッシングショーで発表されていたものも含めて注目のルアーを1個は手に取る事になるだろう。しかし、今年の目標はリールの入れ替えで現在使用している3つのリールは既に10年前以上のモデルを整備して使用している。愛着はあるが最新の機種に比べるとやはりスムーズさや軽さには限界がある。基本的には部品の生産終了までは使い倒したいが…。しかし、得られる収入に比べて小売価格が上昇している現状をみればフリマサイトやオークションを活用して”少しでも安く”をテーマに購入を検討する事も考えている。<福岡崇史/TSURINEWSライター>
釣り好きが釣り道具をほしくなるのは当然のこと。新製品が発売されたとあれば使ってみたくなりますし、それが釣具店に並んでいたら絶対買いたくなります。まさに沼ですね。(笑)ということで今回は自分を振り返る意味で昨年1年間で釣り具に使った金額はいくらかというお話です。(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」) 2025年2月23日 アングラー「K」 釣りを初めて30年。魚は食べることはもちろん,飼育,繁殖も大好きです。魚種の縛りなく,たくさんの魚に会いたいと思っています。 ×閉じる お役立ち その他 私の釣り遍歴私は釣り歴30年以上になります。子どもの頃は父に連れられ、ミャク釣りを中心に海釣りを楽しんでいました。その後、淡水釣りにも魅了され、沼でのウキ釣り(鯉・フナ・タナゴなど)や渓流釣り(ヤマメ・イワナ)にも熱中しました。大学や社会人生活を経る中で、スキーやゴルフ、お酒(笑)といった他の趣味にも手を広げ、一時は釣りから離れる時期もありました。しかし、ルアーフィッシングと出会い、釣り熱が再燃。バスフィッシング、ジギング、ミノーイング、ワーミングなどにはまり、改めて様々な魚と出会う喜びを知りました。最近では、釣りに対する過熱ぶりも落ち着き、主にライトゲームを中心に釣りを続けています。釣り道具に対するスタンス釣り道具に対して私はやや極端なところがあると思っています。例えばリールやロッドなど釣りの根幹となるようなものについては、できるだけ自分の納得できる良いものを使いたいと思っています。それとは逆に釣りに直接関係しない周辺器具などは割とどうでも良くて、実際100均のもので済ませてしまっているものも多数あります。(笑)それに加えて昨年は高額なものをあまり買っていません。そんな私ですので釣り中毒最盛期と自認している方々と比べるとそれほどお金を使っていないのではと思っています。さて結果は…?2024年の釣り具の合計金額の算出方法は?2024年(1/1〜12/31)の釣具購入額を、ネット購入・店頭購入に分けて算出しました。ネットでの購入は購入履歴を参考にその金額を合計しました。(ネットの価格は時価のため買った時の正確な値段となっていないことをご了承ください。)店頭での販売はレシート等を保管していないため、あくまでも記憶が中心です。それでは私が昨年使った釣り道具のジャンル別の合計金額は以下の通りです。ルアー(プラグ・ワームなど) ネット購入27819円・店頭購入6000円 合計34819円リグ・フック・シンカー ネット購入14929円・店頭購入3000円 合計17929円ライン・リーダー ネット購入2494円・店頭購入1500円 合計3994円スナップ ネット購入432円 合計432円その他(リール・リールハンドルノブ・ヘッドライト・フォーセップ・バッグ・ガーグリップ・ルアーケースなど) ネット購入25495円 合計23495円総合計80669円私が行っている節約方法釣り道具は積極的に買いたいもの(特に新製品のリールやロッド)と、劣化や摩耗などで買い換えなければいけない消耗品(フックやラインなど)があります。私は決して高額な小遣いをもらっている立場ではありませんので、出費を抑えるために様々なせこい技を使っています。フリマアプリを活用する使わなくなった釣具はフリマアプリで売ることで、道具の増えすぎを防ぎながら資金を確保できます。特にリールやロッドは、ハイエンドモデルほど高額で売れる傾向にあります。例えば、私が特価で購入したリールは、メンテナンスをしっかり行いながら使用し、新モデルに買い替える際にほぼ購入時と同じ価格で売却できたこともありました。このため、釣行時もロッドやリールを地面に直置きしない、釣行後の塩抜きを徹底するなど、道具を大切に扱うことを心がけています。これを習慣づけることで、道具が十分に力を発揮してくれますし、釣具の買い替えコストを抑えることにもつながると思っています。ポイ活の活用またポイ活のポイントもバカにはなりません。私は車や電車での移動距離や歩いた歩数をポイントにするアプリを使っていますが、昨年1年間で約1万円のポイントをもらいました。陸っぱりライトゲームはランガンすることが多いですので、その意味で歩数をポイントにできることは一挙両得ということにもなりますね。ネット購入の際はそのポイントを使って買えば確実に経費の節約になるのでお得です。店舗の在庫処分を狙う私は釣具店に行くたびに、在庫処分品がないか目を光らせています。一流メーカーの製品でも型落ち品や人気がないものなどが、大幅に値引きされていることがあります。自分が探していたものではなくても、意外と使えるアイテムが多いため、在庫処分品を見つけたら試しに購入してみるのも一つの手です。例えば、先日「ダイワ 月下美人」のワームが半額以下で売られているのを見つけ、ほぼ買い占めました(笑)。在庫処分品になっていたワーム(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)まとめいかがでしたか?今回、1年間の釣具購入額を振り返ってみましたが、正直「こんなに使っていたのか…」というのが率直な感想です。2024年は高額な釣具はほとんど買わず、過去に買いだめた道具を使っていたので、体感的にはこの半分以下の出費だったと思っていました。しかし、集計すると8万円を超えており、釣りの沼はまだまだ深いと再認識しました。今後も出費を抑えつつ、賢く釣具を購入しながら長く釣りを楽しんでいきたいと思います。それではまた。リンク<アングラー「K」/TSURINEWSライター>
釣り人なら誰でも、「この色のルアーはよく釣れる!」と自信を持っているカラーがあるはずだ。かく言う筆者も、赤・青・紫は大好きな色で、新しいワームを渉猟する際にも必ずこの色はチェックする。今回は筆者のラッキーカラー3色がなぜこんなに釣れるのか、自分なりに分析してみたい。(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生) 2025年1月26日 井上海生フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。 ×閉じる ショア ソルトルアー LTアングラーのマストなワームカラー筆者はライトゲームアングラーで、年中アジやメバルやカサゴといったオカッパリの小さな魚を追っている。この釣りはジグ単(ジグヘッド単体)がメインで、ヘッドのウェイトとワームのサイズ・カラーがすべてだ。それだけにカラーにこだわる気持ちが強い。ライトゲームの対象魚はプランクトンパターンが多い。プランクトンパターンとは、そのまんま、プランクトンを食べている群れ、ということだ。そのため、プランクトンに類似したカラー(プランクトンが光を浴びて反射させるカラー)にワームを似せることが基本になる。いわゆる「アミカラー」といわれるもので、オレンジっぽい赤のような色が多い。このカラーは、ほとんどマストといってもいい。アミカラー、強し(提供:TSURINEWSライター井上海生)アミカラーをまず基準に、いくつか色を見繕っていくことになる。万能型のクリアカラー、そして高活性の群れや食性にあわせたスチール系・ソリッド系カラー。中でも、筆者の釣りで実績抜群なのは、クリア系では赤と青、ソリッド系では紫だ。この3色がなぜよく釣れるのか、理由を考えてみた。赤クリア系の魅力赤ラメ、淡い赤は重宝するカラーだ。ほとんどアミカラーと同じ使い方ができるうえ、夕マヅメの釣りに良い。光は波長の短い順番から水中に吸収される。その順番は、RGB、つまりレッド・グリーン・ブルーだ。赤系が表層で強いのは、海面直下で吸収される直前に絶妙な輝きを放つせいなのかもしれない。メバルが特に好む赤系(提供:TSURINEWSライター井上海生)筆者はアジングでもメバリングでも赤クリア系を使うが、特にメバリングにおいて、このカラーを重用している。マイ・メインフィールドは大阪湾奥だが、水の色が悪いからといって赤クリアがアピール不足とは感じたことがない。海面直下のメバルには本当によく効く。青クリア系の魅力上述のように色はRGBの順番に海中で吸収されていく。つまり深いところでは青が一番目立つことになる。もっとも、せいぜいオカッパリの釣りの水深では、そこまで差は出ないのではないか、とも思っているが……。ただ、青クリア系が効くのは間違いない。一見、水の色に溶け込みすぎてナチュラルすぎないかと思ってしまうが、どうもそんなことはないらしい。全体的に青っぽいのも、部分的に青ラメが入っているのも、良い。中層以深にレンジが入ったアジには特に効くイメージだ。青が効くアジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)実は、私がこのカラーの魅力を知ったのは、拾ったワームによるものだ。それが青のアジアダーという商品で、まったく同一の別カラーを持っていたのだが、その場に落ちていた青の1本を使ってみると、驚くほど釣れた。もしかすると大阪湾奥のラッキーカラーなのかもしれない。紫カラーの強さこればかりは理由がわからないが、紫カラーは海で異様な力を発揮することがある。個人的にすべての紫ワームを集めて展示したいくらい気に入っているのだが、あいにくラインナップが極度に少ない。私が常用していた商品も、店舗で在庫を見かけなくなった。今後どうしようかと悩んでいる。紫は、個人的に「突然魚が反応し始めるカラー」という印象だ。紫といえば、タチウオのメタルジグやワインドでよく使われるカラーで、共食いするタチウオの目には、仲間の体色が紫に見えているという説がある。もしかすると特定の魚の目には、そのように、自らが捕食する対象が紫に見えるのかもしれない。私はメバリングのプラグで最初に投げるのは、絶対に紫だ。すごく釣れる。なぜか最強の紫プラグ(提供:TSURINEWSライター井上海生)もしカラー選択に迷っている方がいたら、参考にしていただけると嬉しい。そして私としてはぜひ、このTSURINEWSの記事中で他のライターさんと、ラッキーカラー情報の交換をしたいものだ。<井上海生/TSURINEWSライター>
メバリングやアジングなどの陸っぱりライトゲーム(ライトルアー釣り)において、中級者へステップアップするために必要な要素を紹介。釣りの腕は、釣り中だけにあらず!(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平) 2025年1月18日 檜垣修平こんにちは。檜垣修平と申します。海でのルアーフィッシングをメインにシーバス、メバルと遊んでおります!オールリリース派です。よろしくお願いします( ・∇・) ×閉じる ショア ソルトルアー ワームの素材に要注意市販されているライトゲームワームの素材はPVC素材の物が多く、それ以外には非常に高い耐久性と針ズレのしにくさが特徴のエラストマーがある。ワームの保管に注意(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)その日使ったワームを元々入っていたパックにそのまま戻すってことはあまりないと思われるで、別のケースに入れるか廃棄するかという場合が多いだろう。この場合に、メーカー違いのワームをごっちゃ混ぜにしてしまうと素材の相性によってプラスチックが溶けてしまう場合がある。エラストマーは特に他の素材と反応し溶けてしまうので注意が必要だ。色移りまた、クリアーとチャートを一緒にしておくと色移りしてしまうのでそこも注意が必要だ。逆にフルクリアーをわざと色移りさせてクリアーチャートにする、みたいな事も可能である。ジグヘッドの金バリは錆びやすい?ライトゲーム用ジグヘッドには黒、銀、金といった針のカラーのバリエーションがある。その中で金バリは特に錆びやすいと言われる。実際のところ、筆者も確かにそれは感じていて金バリは他と比べて錆が来やすいように感じている。詳しいメカニズムについてはわからないが、金メッキがどうやら錆びているらしい。ジグヘッドの保管(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)金色なので錆びが目立ちやすいというのもあるだろうが、他に比べ錆びが回るのは早い。使った後にそのままスリットケースに戻しておくと次に開くころにはサビが浮いている。張り切って釣り場に付いたらジグヘッドが全部錆びていた……なんてことにならないように注意しよう。そもそもが使い捨ての道具であると割り切るか、使った後に真水で洗っておけば延命は可能だ。マジックテープ冬場の防寒着の袖に必ずといって良い程付いているマジックテープ。そのほかにもカバンやロッドベルト等に付いている。このマジックテープ、実はPEラインにとっては天敵。絡んだが最後、どんなにやさしく剥がそうと毛羽立ってしまう。それはつまりPEラインに傷が入った状態に他ならない為、その部分は切り取るべきだ。マジックテープ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)ナイロンラインやフロロカーボンラインはマジックテープ程度ではそうそう深い傷にはならないだろうが、ぐちゃぐちゃっと張り付いてしまったならその部分は強度が低下した可能性があるので注意した方が良いだろう。ドラグチェックを癖付けるライトゲームにおいてドラグとはとても重要。適切なドラグ負荷が掛かっていないとフッキングが決まらなかったりラインブレイクに繋がる。前回釣りに行った後にリールを洗って、ドラグを締めたまま別の日に釣りをしてしまいラインブレイク……なんてことがないようにしたい。ライトゲームラインはいとも簡単に切れる。キャストする前に手で直接リールから出ているラインを引っ張り、ドラグがきちんと設定されているかの癖をつけておくと良いだろう。<檜垣修平/TSURINEWSライター>