米ニューヨーク連銀が8日発表した4月の消費者調査によると、インフレ期待についてまちまちの見方が示された一方、現在および将来の財政状況や将来の所得と収入に対する見方が悪化した。2019年3月、ニューヨークの金融街で撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が8日発表した4月の消費者調査によると、インフレ期待についてまちまちの見方が示された一方、現在および将来の財政状況や将来の所得と収入に対する見方が悪化した。消費者は所得と収入の伸びが前月に比べて鈍化し、失業率が上昇し、職探しが困難になると予想。一方、家計消費支出の伸び見通しは前月から上昇した。インフレ期待はまちまちで、1年先のインフレ率は3.6%と前月から横ばいだったものの、3年先のインフレ率は3.2%(前月3.0%)と上昇し、2022年7月以来の高水準となった。5年先は2.7%。前月は2.9%だった。調査によると、家賃、ガソリン代、大学費用の伸びが加速すると予想されており、1年先の住宅価格の伸び予想は3.3%と、前月の3%から上昇した。私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日、米経済はスタグフレーション(景気低迷の中での物価上昇)に陥りつつある状況にはないと述べた。(2025年 ロイター/Andrew Kelly) - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日、米経済はスタグフレーション(景気低迷の中での物価上昇)に陥りつつある状況にはないと述べた。ウィリアムズ総裁は講演で「これはスタグフレーションではない」と指摘。「私は1970年代から80年代初頭にかけてのスタグフレーションがどのようなものだったかを知っている世代だ。当時は失業率とインフレ率が共に2桁台にあり、持続的な高インフレの中で経済は弱体化していた」とし、米国が現在直面している課題が何であれ、連邦準備理事会(FRB)がスタグフレーションの再発を防ぐために行動するため、当時の状況が再現されることはないと述べた。私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab