#202305ne 日経エレクトロニクス
働く蓄電池
第2部:日本の現状
日本でもVPPの準備着々 100社超が参入見込み
仮想発電所(VPP)は、多数の分散型電源を束ねるという側面をみれば、まさにIoT(Internet of Things)技術。一方、参加者の電気を預かって運用するという側面を見ると、銀行など金融機関の技術"金融テック"そのものである。
出遅れていた日本でも参入環境が整いつつあり、さまざまな本業を持つ企業が多数、このVPP事業に参入しようとしている。
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VPP事業を始めているのは米Teslaだけではない。世界では既に多数のVPP事業者がいる。その中でも"老舗"は、#2011y に事業を始めた独Next Kraftwerke(ネクストクラフトベルケ)だ。
束ねた分散型電源の合計出力も世界最大級で約12.3GW。これは典型的な原子力発電所12基分を超える。一方で従業員数は254人。その人数で15000件超の分散型電源を管理している。