
海底に沈む「謎の黄金球体」の正体が判明 - ナゾロジー
2023年、太陽の光が届かない海底で、謎の物体が発見されました。
アメリカのスミソニアン博物館などの研究チームは、この金色に輝く球体の正体を突き止めるため、形態観察と遺伝子解析を組み合わせた調査を行いました。
その結果、数年の時を経て、この物体は未知の生物でも卵でもなく、深海に生息するイソギンチャクの一種が残した「外皮」であることが明らかになったのです。
この研究は2026年4月21日に、査読前論文として『bioRxiv』で公開されています。
目次
深海で見つかった「黄金の球体」は、深海イソギンチャクが残した外皮だったなぜ“黄金の球体”は残されたのか
深海で見つかった「黄金の球体」は、…
ナゾロジー
なぜカラスは真っ黒なのかーー科学的な秘密をついに解明 - ナゾロジー
私たちの身近にいるカラスは、どこから見てもほぼ完全な黒色をしています。
なぜこれほどまでに均一な黒さを持つのか、科学的な答えは長らく不明のままでした。
しかし今回、岡山大学の最新研究により、この謎に分子レベルで迫る重要な手がかりが得られました。
結論から言えば、カラスの黒さは「黒色を作るスイッチが常に入りっぱなしで、途切れない状態」にあることが原因だったようなのです。
では、そのスイッチとは何なのか、そしてなぜ止まらなくなったのでしょうか。
研究の詳細は2026年4月6日付で学術誌「General and Comparative Endocrinology」に掲載されています。
目次
…
ナゾロジー
「シャコの目」にヒントを得たカメラ、手術中に隠れた癌を発見できる - ナゾロジー
シャコといえば、ボクサー顔負けのパンチ力を持つことで有名ですが、実は「目」も非常に優れています。
人間よりもずっと幅広い波長の光を見分ける特殊な目を持っているのです。
そして米国のイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(UIUC)などの研究チームは、このシャコの視覚を参考にして、手術で取り出したリンパ節をその場で調べ、がん転移の有無を素早く見分ける新型カメラを開発しました。
研究は2026年4月16日『Optica』に掲載されています。
目次
「シャコの目」にヒントを得たカメラは、複数の光情報を同時に処理する標本から非常に高い確率でがんを発見
「シャコの目」にヒントを得たカメラは、複数の…
ナゾロジー
背景を赤色にするだけで「顔の威厳を高められる」 - ナゾロジー
背景の色で人の印象は変わってしまうようです。
早稲田大学らの研究によると、赤い背景の上に顔画像を置くと、他の背景色のときよりも「支配的」または「威圧的」に見えるという。
自分の顔写真に威厳を持たせたいなら、背景を赤色にするといいかもしれません。
研究の詳細は2024年9月30日付で心理学雑誌『Evolutionary Psychology』に掲載されています。
目次
人々の心に働きかける「色」のパワー背景を赤色にすると威圧的に見える
人々の心に働きかける「色」のパワー
色が人間の心理に与える影響は、私たちの日常生活の中で無意識のうちに作用しています。
例えば、赤はしばしば情熱・危険・緊…
ナゾロジー
衝撃の位置と強さを「色の変化」で示す新塗料 - ナゾロジー
頭をぶつけたとき、「今のは大丈夫だったのか」と不安になった経験はないでしょうか。
日常のちょっとした出来事であれば軽く済むことがほとんどですが、これがスポーツの試合中や交通事故の場面となると、話は別です。
外見では分からない衝撃が、そのまま見過ごされ、重大なダメージにつながることもあります。
実はこうした“見えない衝撃”を、色として記録できる塗料が開発されています。
研究ではヘルメット模型に塗って衝撃の分布を可視化しており、将来的には危険な衝撃を把握する用途も期待されています。
この技術は、アメリカのタフツ大学(Tufts University)の研究チームによって開発されたもので、電気や複…
ナゾロジー
数十年、「逆さま」に展示されていた芸術作品とは?【誰も気づかない】 - ナゾロジー
芸術作品は、時に明快で時に難解です。
それゆえ、芸術作品に関して「勘違い」が生じることもあります。
ドイツの美術館に展示されていた1枚の作品は、数十年もの間、「上下逆さま」の状態で飾られていたこともあるのです。
しかも、人々が「逆さま」だと気づいた後も、その作品は逆さまのまま展示され続けました。
いったいなぜでしょうか。
目次
モンドリアンの『New York City I』が数十年上下逆さまで展示される逆さまだと「分かった」理由と「戻せない」理由
モンドリアンの『New York City I』が数十年上下逆さまで展示される
この不思議な出来事の中心にあるのは、オランダ出身の画家ピエ…
ナゾロジー
イオン「トップバリュ」子供向けUV対策グッズを大幅強化。小学生の7割が「日傘を使いたい」
イオンリテールは3月24日、イオン新浦安ショッピングセンターで「キッズUV対策商品お披露目会」を開催し、トップバリュの新商品について執行役員 衣料本部長の小田嶋淳子氏が説明した。
トラベル Watch
1つを見つめていると他の点の色が変化する新しい錯覚を発見 - ナゾロジー
アメリカのハーバード大学医学部(HMS)のヒンネルク・シュルツ=ヒルデブラント氏は、じっと見つめている1点以外の周りの点が青っぽく見えてくる不思議な錯視が提示されました。
研究者によれば、この錯視は目の場所ごとの性質の違いや脳の色を補正して認識する能力、紫が脳内で合成された存在しない色などの複数の要因が噛み合わさった結果だと考えられています。
あなたの目にはこの点は何色に見えるでしょうか?
研究内容の詳細は2026年2月26日に『Perception』で公開されました。
目次
見つめている周りの点の色がどんどん変わっていく錯覚で色が変わるメカニズム
見つめている周りの点の色がどんどん変…
ナゾロジー
ピンク色の「葉に擬態するキリギリス」を発見、環境変化に合わせた”超戦略”か - ナゾロジー
葉に擬態する昆虫は数多く存在します。
その多くが「緑色」であり、葉に擬態するなら当然といえます。
ところが今回、鮮やかなピンク色の「葉そっくりのキリギリス」が見つかりました。
しかもこの昆虫は、その後ピンクから緑へと体色を変化させたのです。
英国のセント・アンドリューズ大学(St And)などの研究チームは、これが熱帯植物の若葉をまねた擬態の可能性があると報告しました。
この研究は2026年3月7日付の学術誌『Ecology』に掲載されました。
※要注意:この記事にはモザイクなしの昆虫の画像が含まれます
目次
葉に擬態するキリギリスで「ピンク色の個体」が発見される熱帯植物の変化に合わせ…
ナゾロジー