
金鶏と銀鶏の雄は派手な冠羽のせいで「周りがよく見えていない」 - ナゾロジー
キジ科のオスたちは、派手な羽毛を使ってメスの気を引きつけます。
鮮やかな色の冠羽や首まわりの飾り羽を大きく広げてアピールする姿は華やかですが、その代償として「自分の周りが見えにくくなっている」可能性があると、研究者たちは指摘します。
イギリスのロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ(RHUL)の研究チームは、キンケイ(Chrysolophus pictus)とギンケイ(Chrysolophus amherstiae)のオスとメスの視野を正確に測定し、派手な飾り羽が視界をどれほど遮るのかを明らかにしました。
この研究成果は、2025年11月26日付の『Biology Letters』に掲載されていま…
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【あの音はどこから?】”音を可視化する”スマホ装着型デバイスを開発 - ナゾロジー
「車から異音がするけれど、いったいどの部分から聞こえているのか分からない」
「鳥の鳴き声が響いているのに姿が見つからない」
こんな経験をしたことがある人は多いはずです。
こうした「音の位置が分からない」というもどかしさを解消するために、ドイツの企業「CAE Software & Systems」は、スマートフォンに装着して音の発生源を可視化できるデバイス「SoundCam Go」を開発しました。
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SoundCam Goの音を“見る”仕組み「音の可視化」は、生活から調査まで幅広く役立つ
SoundCam Goの音を“見る”仕組み
SoundCam Goは、音の位置を画面上で…
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統計学者や数学が得意な人ほど「円グラフの使用は避ける」その理由とは? - ナゾロジー
世の中には様々なデータや統計があふれており、それらを視覚的に示す「グラフ」を見かけることも増えました。
仕事や学校でグラフを作成する人も少なくないでしょう。
そして、よく見かけるグラフの1つに「円グラフ」があります。
しかし、円グラフに対して否定的な意見を持っている人は少なくないようです。
オーストラリアのクイーンズランド工科大学(QUT)統計学部に所属するエイドリアン・バーネット氏は、「数学が苦手な人は数字を避けるが、数学が得意な人の多くは円グラフを避ける」と述べています。
世間で円グラフが多用されているにも関わらず、統計学者や専門家、数学が得意な人のほとんどは円グラフを使わないというので…
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【タッチスクリーンからボタンへ】物理ボタンの復活が始まっている - ナゾロジー
2007年に登場したiPhoneは、世の中から物理ボタンを無くしていきました。
しかし2024年9月発売のiPhone 16からは、2つの新しいボタンが追加されています。
この現象は、スマホ以外の製品でも生じており、「ボタンの復活」が始まっていることを示唆しています。
ボタンの歴史を扱った書籍『Power Button:A History of Pleasure, Panic, and the Politics of Pushing』を執筆したインディアナ大学ブルーミントン校(Indiana University Bloomington)のレイチェル・プロトニック氏は、ボタンの復活が始まって…
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VR「幻覚剤」体験により、認知の柔軟性・創造性が高まる可能性 - ナゾロジー
サイケデリック薬物(幻覚剤とも呼ばれる)とは、LSDやシロシビンなどに代表される、私たちの脳や意識に強い変化をもたらす薬物群です。
これらの薬物は、従来は幻覚や錯覚を引き起こす危険なドラッグとして敬遠されてきましたが、近年はうつ病や不安症などの治療に新しい可能性を示すものとして世界中で再注目されています。
イタリアのサクロ・クオーレ・カトリック大学(UCSC)の研究チームは、「もし仮想現実(VR)技術と人工知能を使えば、こうしたサイケデリック薬物の“ポジティブな脳効果”だけを安全に再現できるのではないか?」という大胆な疑問に挑みました。
この研究の詳細は、2025年5月23日付で『Dialo…
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「朝型」と「夜型」で朝の景色は違って見えている - ナゾロジー
色の見え方には個人差があり、年齢や性別によって異なると言われています。
自分が見ている世界と他の人が見ている世界は、微妙に異なるわけです。
国際高等専門学校に所属する大塚作一氏ら研究チームは、人の生活パターンによっても、こうした視覚への影響が現れており、景色の見え方が変化することが報告されています。
この研究によると「朝型の人」と「夜型の人」では、朝の景色の見え方が異なるという。
研究の詳細は、2024年4月17日付の学術誌『Journal of the SOCIETY for INFORMATION DISPLAY』に掲載されました。
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「自分の見ている世界」と「他人が見ている世…
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犬が見る世界には赤がない?! 人間と犬の見え方の違いとは - ナゾロジー
花や草木、洋服や食べ物、世界は色に溢れています。
しかし、実はそう見えているのは人間だけで、あなたの隣にいるペットは同じ「色」を見ていないかもしれません。
イヌとヒトの視覚はまったく異なり、イヌが見えにくいものがヒトには見えやすかったり、逆にヒトには見えにくいものがイヌには見えやすかったりします。
今回はそんなヒトとは違うイヌの「見え方」について詳しくご紹介していきましょう。
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犬は青と黄色で世界を見る色だけじゃない!人間と犬の見え方の違い犬は嗅覚と聴覚で視力をカバーできる
犬は青と黄色で世界を見る
じっと見つめる犬 / credit:Pixabay目の中には錐体と呼ばれる色を認識…
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角膜を迂回して「網膜に情報を直接送信する」新技術 - ナゾロジー
角膜の病気や損傷により失明した人に新たな希望が差し伸べられようとしています。
アラブ首長国連邦のテクノロジー企業XpanceoとイタリアのスタートアップIntra-Kerが、角膜を通さずに網膜へ視覚情報を直接届ける新しい眼内インプラントを開発中です。
この技術は、従来の治療法では救えなかった世界中の盲目患者に、新しい視力回復の選択肢をもたらす可能性があります。
詳細は、2025年9月5日付の『Xpanceoのニュースルーム』にて発表されました。
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角膜を迂回して「光を網膜に届ける技術」を開発中初の概念実証に成功!今後の臨床試験に期待
角膜を迂回して「光を網膜に届ける技術」を開発中
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スマホ読書は「読解力」を低下させると判明! その原因はため息が減るから? - ナゾロジー
やっぱり読書は「紙」がいいかもしれません。
近年、電子書籍の普及により、スマホやタブレット端末で本や新聞を読む機会が増えています。
しかし2022年に昭和大学医学部が行った研究では、電子機器の読書の方が「読解力」が低下していることが報告されました。
これは以前からも指摘されていましたが、本研究の新しい知見は、読解力が下がる原因まで示されたことです。
それによると、「脳の過活動」と「ため息の減少」が関係しているという。
前者はなんとなくわかりますが、「ため息」が一体どう関係しているのでしょうか?
研究の詳細は、2022年1月31日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されて…
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私たちが見ている世界は脳が「過去15秒間」を平均化した映像だった - ナゾロジー
走りながら撮影されたスマホの動画を見ると、ブレが酷くて見れたものじゃないということが良くあります。
しかし、私たちは同じ様に動き回っていても、視界は非常に安定していてブレているようには感じません。
たとえ激しく動き回るサッカー選手であったとしても、その視界はブレやノイズのない非常に安定した世界を見ています。
なぜ人間の視覚は手ブレカメラのような状態にならないのでしょうか?
これは長い間研究者たちを悩ませてきた疑問でした。
こうした問題に対して、カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley・米)の2022年の研究は、視覚の安定性を説明す…
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