#今日の本 は『ゼバスチアンからの電話』。3月26日、都会のアパートから田舎の一軒家に引越すまであと2日。17歳のザビーネが台所に行くと母が窓辺に立っていました。子供の頃ザビーネが弟と遊んだ中庭を見下ろし泣いています。母は本当は引っ越したくないのです。

【書誌情報】
#ゼバスチアンからの電話 新版
#イリーナ・コルシュノフ
#石川素子
#吉原高志
#白水社 2014.5

初版グリム童話集1

★あらすじかえるの王さま または鉄のハインリッヒ森で遊んでいた姫は、池にまり(ボール)を落としてしまう。「まりを取り戻せるなら何でもする」と願うと、池の中から蛙がまりを持って現れる。しかし、姫は約束を守らなかった。城に戻った姫だったが、翌日...

Bunjin's Book Review
吉川浩満 (@clnmn) on X

ショ、ショ、ショーペンハウアー全集を注文してしまった。

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フランスの宗教戦争

★あらすじルターの呼びかけは1520年代頃からフランスにも広まり始める。カルヴァンはフランソワ一世にプロテスタントの擁護を訴えるが、プロテスタントは異端と見做され迫害を受けるようになる。カトリックとプロテスタントの衝突は激化していき、156...

Bunjin's Book Review
#白水社 #新刊
●『チェコ語の隙間の隙間』
黒田龍之助 著 ■2860円
チェコ語をはじめ、ロシア語と関係の深い言語を学び続ける著者が
各言語の魅力を語り尽くす。
新版では「ウクライナ語の隙間」を増補。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b600631.html
チェコ語の隙間の隙間 - 白水社

隙間に目を向けると、魅力的な世界が広がるチェコ語をはじめ、ロシア語と関係の深い言語を学び続ける著者が各言語の魅力を語り尽くす。新版では「ウクライナ語の隙間」を増補。スラブとは何か? 寄り道ふらふら東欧

#白水社 #新刊
●『父 水上勉[新装版]』
窪島誠一郎 著 ■3190円
戦没画学生の作品展示で知られる「無言館」館主が、一所不在の放浪生活を貫き、数々の名作を残した父の生涯を描く。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b600671.html
父 水上勉[新装版] - 白水社

戦没画家の作品展示で知られる「無言館」館主が、一所不在の放浪生活を貫き、数々の名作を残した父の生涯を、血縁という不思議な糸を絡ませて描く。文豪の魅力を描く評伝を超えた評伝日本の近代文学史上、稀代の私小