GTD王者ポール・ミラーBMWがプロクラス初優勝。シーズン唯一の“ハコ限定戦”でポール・トゥ・ウイン

 8月25日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第9戦がアメリカ、バージニア州の“VIR”ことバージニア・インターナショナル・レースウェイで行われ、ブライアン・セラーズ/マディソン・スノー組1号車BMW M4 GT3(ポール・ミラー・レーシング)が総合優勝を飾った。 『ミシュラン・GTチャレンジ・アット・VIR』という大会名が示すとおり、同レースは2024年シーズンで唯一の“GTオンリーイベント”として行われ、GTDプロとGTDの2クラスのみ、計23台がエントリーした。

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BoP違反発覚でフェラーリとBMWのマニュファクチャラーポイント剥奪。リザルトは変更なし/デイトナ24時間

 フェラーリとBMWは、2024年1月に行われたデイトナ24時間レースで想定されたパフォーマンスレベルに違反したと判断され、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とミシュラン・エンデュランス・カップのランキングにおけるすべてのGTDプロ&GTDマニュファクチャラーポイントを剥奪された。  両ブランドはリシ・コンペティツィオーネの62号車フェラーリ296 GT3が優勝、ポール・ミラー・レーシングの1号車BMW M4 GT3が3位と、シーズン開幕戦となるデイトナのGTDプロカテゴリーでいずれもトップ3に入っていた。  さらにフェラーリは、GTDでもクラス表彰台を獲得。AFコルセとコンクエスト・レーシングが、優勝したウインワード・レーシングに次ぐ2位と3位となり、トリアルシ・コンペティツィオーネは4位でフィニッシュしていた。なお、2位のAFコルセ21号車には、日本のケイ・コッツォリーノも搭乗していた。 <h2>■リザルトは変更されず、チームとドライバーポイントは剥奪なし</h2>

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