Saturday, April 18, 2026
<砥石>
写真の砥石を使って包丁を研いでいる。
この砥石には思い出があって、京都・東寺の骨董市で親しい業者さんから購入した。
その業者さんは高齢のおじいさんでいつもご夫婦で各地の骨董市に出店されていた。12年ほど前に引退され、3年前に他界された。
私が砥石を眺めていると、「何を研ぎたいの」と尋ねられた。
「家の包丁」と答えると、「これ、買っときなさい。これだけで他の砥石は要らないから」と勧められ、この人の言うことなら信用できると思って購入した。これは天然石だから使う前に水を吸わせる必要はないと教えられた。
煉瓦のように分厚い砥石。使った後の砥石は中央部分がわずかであるが凹むので修正砥石で削って平面を出す。分厚いので私が死ぬまで使えるだろう。





