8月の本|国書刊行会

8月の本 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈8月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。

国書刊行会

三股よる学校で聞いた、 茨木のり子の詩があって、 怒るときと許すとき みたいな詩があった。 男を怒るとき、 許すとき のタイミングなどの問題、 より深い問題を扱っていた詩だと思うけど、 女が「潤滑油」という表現もあって、 石牟礼道子さんの本に#森崎和江 の 紹介のページがあった。 そのページ にも #潤滑油 の表現があった。
> 夜ごと布団の中で「私は油滑油」だとつぷやいては安限するような少女だのたという森崎は、産む女と産まない女、闘いとエロス、男と女、労働者と物書き日本とアジア、等々の間に広がる深湯に我が身をおどらちせ、捨て身の「人媒介者」として思索に挑んだ。旧植民地生まれの草」としての自覚人、切っても切ない縁故郷水人から神話的なものの圧殺をみた石牟礼と対称をなしている。

#石牟礼道子 #森崎和江 #茨木のり子

#三股よる学校 で出会った #詩人 #茨木のり子

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> 初心消えかかるのを
> 暮らしのせいにはするな
> そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

> 駄目なことの一切を
> 時代のせいにはするな
> わずかに光る尊厳の放棄

> 自分の感受性くらい
> 自分で守れ
> ばかものよ

https://kazahanamirai.com/ibaraginoriko.html
#自分の感受性くらい
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#自分の感受性くらい

茨木のり子の詩「自分の感受性くらい」

茨木のり子の「自分の感受性くらい」という詩をご紹介します。自分の感受性くらいぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮らしのせいにはするなそもそもがひよわな志しにすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄自分の感受性くらい自分で守ればかものよ自分自身を咤激励する、こういう姿勢の詩は

茨木のり子さんと韓国に焦点を当てた本「隣の国の言葉ですもの」をやっと読み始めた。はじめにから、めっちゃ面白い https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480823816/ #茨木のり子
筑摩書房 隣の国のことばですもの ─茨木のり子と韓国 / 金 智英 著

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