> わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた

> わたしが一番きれいだったとき
ラジオからはジャズが溢れた
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

#厳しい言葉
> 自分の尊厳を絶対に捨てない。

#倚りかからず

https://suikyoblog.com/2020/12/06/ibaraginoriko/

#わたしが一番きれいだったとき
#いばらぎのりこ #いばらきのりこ

【詩人・茨木のり子】心に突き刺さって抜けない魂の言葉がせつなくて

茨木のり子を知っていますか。既存の権威と戦いながら、自分の歩いていく道を探し続けた孤高の詩人です。その表現に触れると、心が痛くなります。自分に正直に生きようとすることは、けっして楽ではありません。それでも自分を捨てなかった人の魂の叫びなのです。

すい喬Blog

#三股よる学校 で出会った #詩人 #茨木のり子

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> 初心消えかかるのを
> 暮らしのせいにはするな
> そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

> 駄目なことの一切を
> 時代のせいにはするな
> わずかに光る尊厳の放棄

> 自分の感受性くらい
> 自分で守れ
> ばかものよ

https://kazahanamirai.com/ibaraginoriko.html
#自分の感受性くらい
#いばらぎのりこ #いばらきのりこ
#自分の感受性くらい

茨木のり子の詩「自分の感受性くらい」

茨木のり子の「自分の感受性くらい」という詩をご紹介します。自分の感受性くらいぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮らしのせいにはするなそもそもがひよわな志しにすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄自分の感受性くらい自分で守ればかものよ自分自身を咤激励する、こういう姿勢の詩は