交通の不便な地域で、高齢者らの生活の足として、住民の自家用車を活用する取り組みが広がり始めた。「互助」の精神に基づく移動手段は、少子高齢化とバスなど交通網の縮小が進む地方で、今後、需要が高まりそうだ。(板垣茂良) 有志が車提供・運転 1回500円程度で福島市土船地区 スーパーに到着し、長南さん(左)の車から降りる尾形...