沖縄の偉人「飛び安里」こと安里周當をご存知ですか?
1787(1780とも)年、琉球王府の花火師だった彼は、自ら開発した人力飛行機で初飛行に成功。
これはライト兄弟を100年以上先どりする偉業でした。
そんな飛び安里を題材とする本がこちら①『飛びアンリー』と②『世界の鳥人 飛び安里』です。
(続く)→
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沖縄出張で参加した古書の競り市には、本だけでなく書画なども出品される事があります。
こちらもそこで仕入れた、沖縄の版画家・儀間比呂志氏の版画作品。
青い花瓶に生けられた梅の花と、ジーファー(簪)を挿した女性のシルエットの組み合わせが印象的です。
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また、儀間氏は多くの絵本も手がけています。
岩崎書店の「ふなひき太良」「へこき三良」「赤いソテツの実」の三部作をはじめ、「みやらびのしま」「ねむりむし じらぁ」「鉄の子カナヒル」など、いずれもユーモアや冒険に満ちた、楽しいお話ばかり。
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大胆な彫り跡が生む力強い線と、鮮やかな色調が、キャラクターを生き生きと描き出します。
沖縄の風土や歴史、人々の暮らしが伝わる儀間氏の作品。
その魅力は、多くのファンの心を捉え、いつまでも色褪せる事はないでしょう。
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こちら「わらしべ王子」は、琉球を舞台とする鹿児島の民話を元にした絵本。
絵は沖縄を代表する版画家・儀間比呂志氏。
物語は、幼児教育者・斎藤公子氏が元の民話を再編しています。
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儀間氏の絵ならではの力強い線や鮮やかな色彩が、この本でも存分に魅力を発揮。
大胆な構図がページいっぱいに広がり、登場人物が活き活きと躍動します。
貧しい少年が少女と出会い、協力して悪い王様を追い詰めるストーリーに、誰もがワクワクする事でしょう。
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巻末には、物語の中に登場する歌5曲の歌詞と楽譜を記載。
これらは詩人・木村次郎氏と、児童文学者・藤沢衛彦氏が作詞、丸山亜季氏作曲によるもの。
子どもから大人まで楽しめる、良質な絵本です。
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