
フェラーリが劇的追い上げで耐久カップタイトルを奪取。GTWC初開催のジェッダを制したのはウインワードAMG
2024年シーズンのファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)第10戦が11月30日、サウジアラビアのジェッダ・コーニッシュ・サーキットで行われ、メルセデスAMG・チーム・マンフィルターの48号車メルセデスAMG GT3エボ(ルーカス・アウアー/ダニエル・モラド/マーロ・エンゲル)が総合優勝を飾った。
このシーズン最終戦は同シリーズのエンデュランス・カップのフィナーレ・イベントでもあり、ポールポジションからスタートし最終的に3位表彰台を獲得したAFコルセ・フランコルシャン・モーターズの51号車フェラーリ296 GT3が耐久カップの栄冠をつかんでいる。
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鈴鹿1000kmが復活するIGTCに編入? カレンダー落ちのジェッダについてラテルは可能性を排除せず
SROモータースポーツ・グループ創設者兼CEOのステファン・ラテルは、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)の2025年カレンダーから外れることとなったジェッダ・コーニッシュ・サーキットが、2026年にSROの傘下に戻りIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として開催される可能性を否定していない。
2021年からF1が開催されているサウジアラビアの会場では、今季2024年のGTWCヨーロッパ・エンデュランス・カップの“シーズンファイナル”として1000kmレースが開催される予定だ。またサポートシリーズとして、GT4ヨーロッパシリーズ・パワード・バイ・RAFAレーシング・クラブが併催される。これはSROが中東の国に進出する最初の試みとなる。
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サウジ開催断念。SRO、マニクールを加えたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの2025年カレンダー発表
7月28日、SROモータースポーツはファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(GTWCヨーロッパ)の2025年カレンダーを更新。来シーズンはサウジアラビアのジェッダ・コルニッシュ・サーキットをシリーズに加えず、同地での2年目開催を見送る判断を下した。
これに代わって従来発表のカレンダーにおいてシリーズ第9戦/スプリント・カップ第5戦としてスロット入りしていたバルセロナが、シーズンフィナーレ/エンデュランス・カップ第5戦に置き換えられることとなった。
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