史上初! ブロンズチームが総合優勝。GTWCヨーロッパ第8戦はWRTのBMWがワン・ツー達成

 9月22日、イタリアのモンツァでファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)第8戦が行われ、ブロンズカップ・チームであるOQ・バイ・オマーン・レーシングの30号車BMW M4 GT3(アハマド・アル・ハーティ/サム・デ・ハーン/イェンス・クリングマン組)が、シリーズ史上初めてプロ以外のチームによる総合優勝を達成した。  レース終盤に30号車BMWをドライブしたクリングマンは、ドリス・ファントール駆る32号車BMW M4 GT3(チームWRT)と、これを猛追するアレッサンドロ・ピエール・グイディの51号車フェラーリ296 GT3(AFコルセ・フランコルシャン・モーターズ)を抑え、イタリアの伝統的なトラックで勝利しチームWRTのワン・ツー・フィニッシュを導いた。

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相談なしに進むトラック改修に不満を募らせるF1ドライバーたち。コースの特徴を殺す変更を「残念に思う」

 F1イタリアGPの舞台となるモンツァ。同地で行われた大規模なトラック改修は、ドライバーたちに相談されることなく実施されたが、彼らはそれに満足しなかったと言わざるを得ない。  イタリアの有名なサーキットおいて非常にユニークな特徴だった高い縁石が撤去されたことを、ドライバーたちは激しく批判した。モンツァで優勝経験のあるダニエル・リカルド(RB)は、この変更にもっとも不満を抱いたドライバーのひとりだった。 <h2>■改修費用の節約になるかもしれない</h2>

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モンツァの大改修がF1チームに与える影響。ピレリも高速化への対策を講じる/イタリアGP
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モンツァの大改修がF1チームに与える影響。ピレリも高速化への対策を講じる/イタリアGP

 モンツァが何十年もF1カレンダーに残ってきたことを考えると、このイタリアのサーキットにはドライバーやチームが知らないことは何もないだろうと考えるかもしれない。実際ほぼそのとおりで、この10年間トラックには大きな変更が行われないままだった。  しかし、今年はレーシングコースが完全に再舗装されたほか、ホームストレートの先に待ち受ける最初のシケイン“バリアンテ・レティフィーロ(ターン1、2)”の形状が変更され、2台のマシンがインシデントを起こすことなくサイド・バイ・サイドで走れるようになった。

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