インド政府が15日発表した3月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率は3.34%となり、2019年8月(3.61%)以来、5年7カ月ぶりの低水準となった。エコノミストらの市場予想の3.60%より低かった。食品価格のインフレ率が2.69%と、21年11月以来3年4カ月ぶりの低水準となり、今年2月の3.75%から鈍化したことが全体を押し下げた。