
ロッシ×ロペス組カローラは惜敗、北米“インディカー帰り”のカナピノ組シボレーが勝利/TC2000第9戦
アルゼンチン最高峰のFFツーリングカー選手権、TC2000の第9戦はシリーズが誇る“クラシック”として、国際ゲストを多数招いて争われる『ブエノスアイレス200km』の第18回大会が催され、予選最速を射止めたルノー・フルーエンスGTにシボレーYPFクルーズやトヨタ・カローラTC2000が喰い下がる展開に。
そのトヨタ陣営内で不動のエースを務める“5冠”王者のマティアス・ロッシには、現在もWEC世界耐久選手権で活躍するホセ-マリア・ロペスを、同じく僚友のマルセロ・チャロッキには、今季限りでABB FIAフォーミュラE世界選手権のニッサン陣営から離脱したサッシャ・フェネストラズという豪華ペアドライバーを招聘したTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアだったが、終盤までロッシ/ロペス組の117号車が首位を維持しながらも、最後のセーフティカー(SC)出動で勝機を逸することに。
自身が“2冠”を達成した古巣でもあるYYPFエライオン・オーロ・プロ・レーシングに合流し、ダミアン・フィネンチ(シボレーYPFクルーズ)とタッグを組んだ北米“インディカー”帰りのアグスティン・カナピノが、ゲストによるスプリントとメインレースの双方を制覇している。
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ルノーの王者が今季6回目のポール獲得も、トヨタの“セカンド”が約5年ぶり2勝目から連勝劇/TC2000第8戦
ウルグアイに近接するエントレ・リオス州にて、シーズン第8戦を迎えたアルゼンチン最高峰のFFツーリングカー選手権TC2000は、予選こそ“3冠”王者リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が今季6度目のポールポジションを記録したものの、土曜レース1、日曜レース2ともにTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアの“No.2”を務めるマルセロ・チャロッキ(トヨタ・カローラTC2000)が勝利を挙げ、自身がコルドバで記録した2019年11月以来、約5年ぶりの勝利を連勝で飾っている。
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トヨタ陣営のエース、マティアス・ロッシが待望の復帰後初優勝。王者も今季3勝目/TC2000第7戦
アルゼンチン東部メソポタミア地方に位置するパルケ・アウトドローモ・シウダード・デ・コンコルディアにて、8月31日~9月1日に開催されたFFツーリングカー選手権TC2000の第7戦は、今季よりシリーズ本格復帰を果たしたTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのエースで“5冠”王者のマティアス・ロッシ(トヨタ・カローラTC2000)が、レース1で2021年8月15日以来1112日ぶりの復活勝利を飾ることに。
続くレース2では、そのトヨタの宿敵ロッシとYPFエライオン・オーロ・プロ・レーシングのダミアン・フィネンチ(シボレーYPFクルーズ)を仕留めた“3冠”王者のリオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が、今季3勝目を手にしている。
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今季ルノー移籍の新鋭がキャリア初優勝、トヨタのロッシも2位表彰台を獲得/TC2000第2戦
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス郊外に位置する、南米を代表するトラックのひとつ、アウトドローモ・オスカー・ファン・ガルベスのうち、テクニカル設定となる“No.8”のレイアウトで開催されたTC2000第2戦は、今季よりTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアからルノー陣営アクシオン・エナジー・スポーツTC2000に移籍したファクンド・アルドリゲッティ(ルノー・フルーエンスGT)が、タイヤ交換を伴う今季初のスペシャル戦を制してシリーズ初勝利を飾っている。
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予選最速のホンダ・シビックが王者ルノーとの直接対決を制し優勝発進/TC2000開幕戦
歴史的転換点を迎えた南米大陸アルゼンチンを代表する“技術的最高峰”のツーリングカー選手権、TC2000の開幕戦が3月1〜3日にエントレ・リオス州のアウトドローモ・シウダード・デ・コンコルディアで開催され、予選ではYPFホンダRVレーシングのベルナルド・ラヴァー(ホンダ・シビックTC2000)がキャリア通算5回目のポールポジションを獲得。決勝でもレース1こそルノー陣営アクシオン・エナジー・スポーツTC2000の“3冠”王者リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)に先手を奪われたものの、続く最終ヒートではチャンピオンとの直接対決を制したラヴァーが、ホンダ陣営に同地での初勝利をもたらした。
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