【治りにくい蓄膿症にどう対処?】鼻の奥にマイクロボットを送り込んで細菌を殲滅する新手法
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#nazology #ロボット #マイクロボット #光 #動物実験 #医療 #嗅覚 #細胞 #菌

【治りにくい蓄膿症にどう対処?】鼻の奥にマイクロボットを送り込んで細菌を殲滅する新手法 - ナゾロジー

私たちの体内に簡単に潜り込めるマイクロボットが、新しい治療法の扉を開こうとしています。 慢性的な副鼻腔炎に悩まされてきた人々に、革新的な治療の希望が現れました。 香港中文大学(CUHK)を中心とした研究チームは、光と磁力で制御されるマイクロボットを使って、副鼻腔内の細菌を効率的に除去する新技術を開発したのです。 この成果は、2025年6月25日付で『Science Robotics』誌に掲載されました。 目次 「治りにくい副鼻腔炎」のために、鼻の中に送り込める超小型マイクロボットを開発!マイクロボットが副鼻腔炎を治療!実験では細菌濃度が90%から1%へ 「治りにくい副鼻腔炎」のために、…

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「ここ、嫌な感じがする」生物は死がある場所を無意識に避ける事ができる
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#nazology #生物学 #嗅覚 #無意識 #霊長類

「ここ、嫌な感じがする」生物は死がある場所を無意識に避ける事ができる - ナゾロジー

理由はわからないけれど、なぜか嫌な感じがする。 この建物には入らない方が良いのではないか。 そう感じた山の中の廃墟に、実は死体が眠っていた。 ホラー作品にはよくそんなシーンが登場しますが、実際その場所に死体があると、見つけていなくても生物はその事実を感じ取り回避することがわかっています。 なぜ生物は、視覚的に認識していない死体の存在を感じ取ることができるのでしょうか。 この嫌悪感には、死体から発せられる「プトレシン」という化学物質が関与しています。 2021年12月に『Behavioural Processes』にて掲載された、京都大学野生動物研究センターの研究では、霊長類のチンパンジーを使…

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「もうすぐ雨が降る」と言う人がいるのはなぜか?嗅覚は「雨の香りの三重奏」を感じ取っていた
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#nazology #自然 #匂い #受容体 #嗅覚 #微生物 #植物 #気象 #水 #湿度 #菌 #雲

「もうすぐ雨が降る」と言う人がいるのはなぜか?嗅覚は「雨の香りの三重奏」を感じ取っていた - ナゾロジー

「もうすぐ雨が降る。匂いで分かる」みたいな発言をする人がいますが、これは本当なのでしょうか。 また「雨の日には独特の匂いがする」と感じる人も少なくありません。 実は、私たちの嗅覚は、大気現象と大地が織りなす三重奏をかぎ分けることで、雨の接近を感じ取ることができます。 雷雲で生まれるオゾン、乾いた地表に蓄えられたペトリコール、そして土壌菌が放つゲオスミン。 これら三つの香りが合わさることで、私たちは「雨の香り」を認識するのです。 目次 雨の香りを形作る3つの要素とは?雨の三重奏を段階的に感じ取る「人間の嗅覚」 雨の香りを形作る3つの要素とは? オゾンがツンとする香りを届ける / Cred…

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匂いでパーキンソン病を予知できる女性、その驚異の嗅覚能力とは?
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#nazology #医療 #匂い #嗅覚

匂いでパーキンソン病を予知できる女性、その驚異の嗅覚能力とは? - ナゾロジー

パーキンソン病は、手足の震えや動作の緩慢といった運動機能に障害が生じる神経変性疾患です。 しかし実は、それらの症状が現れるよりずっと前に、患者が発する「匂い」に変化が起きていることがわかっています。 ただその匂いは極めて微妙な変化でしかなく、普通の人では絶対に気付きません。 ところが、この匂いを嗅ぎ分け、医師たちが気づくよりも早くパーキンソン病を察知できる女性がいるのです。 それがスコットランド在住の看護師、ジョイ・ミルン(Joy Milne)さんです。 その驚くべき嗅覚能力に、世界中の医師たちが注目しています。 目次 パーキンソン病と診断される17年前に気づいていたパーキンソン病の「…

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「この人とは友達になれるかも」と感じさせる”見た目”以外の要素が判明!【ヒント:〇覚】
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#nazology #心理学 #匂い #友情 #嗅覚 #第一印象 #視覚

「この人とは友達になれるかも」と感じさせる”見た目”以外の要素が判明!【ヒント:〇覚】 - ナゾロジー

初めて会った人から漂ってくる、シャンプーや柔軟剤、香水の香りに、なぜか心を揺さぶられたことはありませんか? 確かに「匂い」は、時に相手を強く印象付けるものです。 では、匂いは人間関係にどれほど大きな影響を及ぼすのでしょうか。 アメリカ・コーネル大学(Cornell University)の研究チームは、人への印象は、他の感覚と同じくらい嗅覚に左右されること報告しました。 そして、匂いだけで「この人と友達になれるかも」と感じる相手には、実際に対面で会っても同様の印象を持つ傾向があると分かりました。 研究の詳細は、2025年4月2日付の学術誌『Scientific Reports』に掲載されまし…

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なぜ生ゴミの臭いは嫌なのに、ガソリンの匂いは嫌じゃないのか?─進化と脳の不思議な臭覚プログラム
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#nazology #生物学 #五感 #匂い #化学 #受容体 #嗅覚 #進化

なぜ生ゴミの臭いは嫌なのに、ガソリンの匂いは嫌じゃないのか?─進化と脳の不思議な臭覚プログラム - ナゾロジー

生ゴミの臭いを嗅いだとき、思わず「うっ」と顔をしかめてしまう人は多いと思います。 強烈な不快感に襲われ、すぐにでもその場から逃げたくなる──まさに“嗅覚の拒絶反応”です。 ところが不思議なことに、ガソリンやマッチの燃えた後の匂い、あるいは新車の香りのようなものには、「嫌いじゃない」「むしろちょっと好きかも」と感じる人も少なくありません。 どちらも「吸い続けたら体に有害な物質」であるにもかかわらず、この反応の違いはいったいどこから来るのでしょうか? 実はこの謎、私たち人類の“進化の歴史”をたどることで、かなりスッキリと説明することができるのです。 目次 腐敗臭に対する”死に関連した回避”…

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“どこかで嗅いだことがある香り”を展示 花王の感覚科学研究所がイベントを開催 - https://www.fashionsnap.com/article/2025-03-14/kao-kaoriya/ #嗅覚 #五感
"「暑い夏が終わって、せいせいしつつもちょっと寂しい街角」、「わからなさすぎて、早々に睡眠時間にしようとわりきった古文のテスト」など、頭の片隅にある記憶を引き出す香りを用意。"
花王が“記憶を嗅ぐ”イベントを原宿で開催 香りと感情の結びつきに着目

花王の、花王の感覚科学研究所が再現した「記憶の香り」を展示するイベント「香屋-KAORIYA-」を原宿のUNKNOWN HARAJUKUで開催する。

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ラットはワインの香りを嗅ぎ分ける「ソムリエ」になれる!
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#nazology #動物 #ラット #ワイン #嗅覚

ラットはワインの香りを嗅ぎ分ける「ソムリエ」になれる! - ナゾロジー

ワインを嗅いで銘柄やブドウの品種を当てるのは、特殊な訓練を受けたソムリエならではの技術です。 しかし、ソムリエになれるのは人間だけではありません。 伊トレント大学(University of Trento)を中心とする国際研究チームはこのほど、ラットが2種類の白ワインを正確に嗅ぎ分けられることを実証しました。 その精度は驚異の94%に達したという。 映画『レミーのおいしいレストラン』のように、ラットがソムリエとして活躍する日がくるかもしれません。 研究の詳細は2025年2月21日付で学術誌『Animal Cognition』に掲載されています。 目次 ソムリエになれるのは人間だけじゃな…

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「女性の涙」には男性の攻撃性を鎮める匂い成分が含まれていた
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#nazology #生物学 #マウス #匂い #化学 #受容体 #哺乳類 #嗅覚

「女性の涙」には男性の攻撃性を鎮める匂い成分が含まれていた - ナゾロジー

女性の涙には男の怒りを鎮める作用があったようです。 イスラエル・ワイツマン科学研究所(WIS)の23年の研究で、女性が流した涙の匂いを嗅ぐと、生理食塩水を嗅いだときに比べて、男性の攻撃性が40%以上も低下するという興味深い結果が報告されています。 実際、磁気共鳴機能画像法(fMRI)を使った脳スキャンでも、女性の涙を嗅いだときに攻撃性に関わる脳領域の活動が減ったという。 ただ、涙は無臭ですがそれでも涙に含まれる化学成分はヒトに影響を及ぼしているようです。 これは涙が単に目を守るためだけの存在ではない可能性を示しています。 研究の詳細は、2023年12月21日付で科学雑誌『PLOS Biolo…

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