
奄美大島に数少ない稲作地帯の伝統、児童の手に――龍郷・秋名小でしめ縄作り、区長「水田ある限り継承を」
奄美大島で数少ない水田地帯にある龍郷町の秋名小学校で10日、しめ縄作りがあった。約30年前から取り組む稲作活動の一環。地元住民の手ほどきを受けながら、5、6年…
「南日本新聞」
「餅もろたー」 顔を覆った男女。夜に家々巡り陽気に踊る――大和村で伝統行事「ムチモレ」
鹿児島県大和村湯湾釜で5日夜、「ムチモレ(餅もらい)踊り」があった。風呂敷やスカーフで顔を覆った男女が家々を踊り回り、餅をもらうと、「餅もろたー」と陽気な掛け…
「南日本新聞」
紋付き羽織に黒頭巾…「猛暑が不安」 恒例の8月16日から秋へ開催日変更、盆踊り「想夫恋」を6年ぶり披露 保存会長「伝統つないでいきたい」 薩摩川内
薩摩川内市久見崎町で、県無形民俗文化財に指定されている盆踊り「想夫恋」があった。新型コロナ禍や担い手不足などの影響で6年ぶり。猛暑を避けるため、これまでの8月…
「南日本新聞」
迫力満点! 人馬一体の疾走――五穀豊穣の願い込め、一射集中 末吉・住吉神社で流鏑馬
鹿児島県曽於市末吉町二之方の住吉神社に伝わる流鏑馬(県無形民俗文化財)が、同神社で奉納された。秋晴れの下、大勢の観客が参道に詰めかけ、射手が的を射抜くたび歓声…
「南日本新聞」
8年ぶり“神回”――夕刻から未明まで…日付またいで伝承26番をすべて披露 伊佐で湯之尾神舞
鹿児島県伊佐市菱刈川北の湯之尾神社で23日、室町時代後期に始まったとされる県無形民俗文化財の湯之尾神舞が奉納された。今年は3年に1度の大祭で、コロナ禍で休止し…
「南日本新聞」
あす23日、8年ぶりの大祭――菱刈・湯之尾神舞 日をまたぎ午前2時まで26の舞披露 児童ら懸命の稽古重ねる
伊佐市菱刈川北の湯之尾神社に伝わる県の無形民俗文化財「湯之尾神舞」が23日、奉納される。地域住民や湯之尾小学校児童、教職員、高校生ら計約40人は10月から稽古…
「南日本新聞」
神舞披露へ稽古着々…23日、志布志市・蓬原小体育館で「ふつはらまつり」
志布志市有明の蓬原校区みんなの協議会は「ふつはらまつり」を23日、蓬原小学校体育館で開く。蓬原熊野神社神舞を奉納・披露する保存会員らが本番に向けて稽古に精を出…
「南日本新聞」
うんとこしょ…えっほえっほ。今年も良かコメができました。田の神さあに伝えなきゃ。田んぼを担いで回らなきゃ さつま・下狩宿集落
米どころとして知られる鹿児島県さつま町求名の下狩宿(しもかりじゅく)集落で14日、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する田の神講があった。住民代表が2人一組で重さ7…
「南日本新聞」
〈交通規制図あり〉弥五郎どん祭り あす3日開催 2日は前夜祭、4日は弥五郎3兄弟シンポジウムも
曽於市大隅の岩川八幡神社の弥五郎どん祭りが3日、同神社周辺である。今年は国の重要無形民俗文化財指定を受け、同神社の創建1000年と市制施行20年の節目。多彩な…
「南日本新聞」
逃れてきた平家が教えたとされるユーモラスな演技や踊り…南の島に伝わる「諸鈍シバヤ」、男衆が11演目を披露 加計呂麻島
国の重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」が29日、鹿児島県加計呂麻島の瀬戸内町諸鈍集落であった。紙の面「カビディラ」をつけた男衆が、躍動感あふれる踊りやユーモラス…
「南日本新聞」