今日観てきたけれど、この映画もっと評価されて然るべき。
(日本人としての反省とともに
#ボストン1947
『ボストン1947』
https://1947boston.jp
#ボストン1947 感想
・前半の韓国パートは手練れな演出にのせて非常に早いテンポで進んでいくのでちょっと驚く。ソン・ギジョンが参加するまでの心の変化はとにかく早く、さらにソ・ユンボクがマラソン競技に本格的に参加するようになるまでにある母親の死などのシーンもあっという間だ。とにかく前半は"余韻"というものが無い。それは編集にも表れていて、"パッ"とあっという間にシーンが切り替わる。マラソンに止まっている暇なんてないんだと言わんばかりだった。後半のボストンのパートでは、しっかり海外で大型ロケ隊だして撮影しているのが伝わるくらい豪華だ。祖国の国旗を胸に掲げれるようになるまでの奮闘や実際のマラソンのシーンも興奮した。前半の韓国のパートがやたら早く進んだのは、ボストンでのパートをしっかり伝えたからだったのかと思うと納得した。
・全体的にギャグが多くて笑える映画のように作ってある。ナム・スンニョンのソン・ギジョンに対しての愛情が愛おしくて、ちょっとブロマンスの要素もある(というかペ・ソンウがアイドル的な魅力を持っていてずっと可愛い)。
『ボストン1947』 (Road to Boston) [2023年韓国]1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の…