
F1参戦計画が再加速か。アンドレッティ・グローバル、シルバーストンの開発チームを増員へ
グレッグ・マッフェイがリバティ・メディアのCEOを辞任し、F1グループのCEOであるステファノ・ドメニカリがMotoGPに移籍するといううわさが流れたことで、可能な限り早くF1世界選手権に参戦するというアンドレッティ・グローバルの計画が再燃しているようだ。
F1参入を目指すアメリカの組織は今週初め、イギリスはシルバーストンで計画中のF1マシン開発に取り組んでいるチームに、さらに25人を雇用するキャンペーンを開始した。これらの新しい人材は、すでにかなり長い期間このプロジェクトに携わっている約200人のスタッフに加わることになる。
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組織再編を行ったアンドレッティ・グローバル。マイケルが一線を退くも、引き続きF1を目指し採用やシャシー開発を継続 | F1 | autosport web
マイケル・アンドレッティがアンドレッティ・グローバルでの日常的な経営責任から退くことを決定したことは、将来のある時点でF1グリッドに加わるというチームの継続的な取り組みを妨げるものではないと予想されるが、チームの計画については多くの疑問が引き続き残っている。 FIAは昨年、アメリカのレーシングコングロマリットであるアンドレッティが、F1に11番目のチームとして参戦する計画を正式に承認した。その取り組みは、パートナーであるキャデラックの支援を受けている。
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マイケル・アンドレッティが第一線を退いた理由を語る。「数カ月間考え抜いた。バトンを渡す時が来た」
マイケル・アンドレッティは、自身がもはやアンドレッティ・グローバルのCEOではなく、戦略アドバイザーに異動したとの衝撃的な発表を行ってから1週間も経たないうちに、自身と同社のファンに宛てて公開書簡をしたためた。
これはまったく予想外のニュースだったため、アンドレッティはチームのウェブサイトで理由を説明し、書簡をすべてのファンとフォロワーに公開することにした。元マクラーレンのドライバーは、「私はレーサーとして生まれた」と述べ、次のように続けた。
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女性初のインディNXTウイナー、ジェイミー・チャドウィックがインディカーをテスト。来季シート獲得なるか
9月30日、NTTインディカー・シリーズのサポートシリーズであるインディNXTに2023年、2024年の2年間参戦してきた女性ドライバーのジェイミー・チャドウィックは、所属チームのアンドレッティ・グローバルが実施したオフシーズンテストに参加し、初めてインディカーをドライブした。
バーバー・モータースポーツパークにて、アンドレッティ・グローバルのドライバー同伴のもとでテストを行ったチャドウィックは、87周を走行し、1分8秒687のベストタイムをマークしている。
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リバティの独禁法違反疑惑は2輪レース運営にも影響、予定されていた商業面の変更が保留に。CEOは調査の全面協力を約束
F1の商業権保有者であるリバティ・メディアがアンドレッティ・グローバルのF1参戦を却下したことに関連して、リバティ・メディアの独占禁止法違反の可能性に関する調査が一段と進められており、現在はアメリカ司法省の手に委ねられている。
アメリカ上院議員のグループの要請により、5月にこの調査が開始された。F1が「外国の自動車メーカーを含む」主にヨーロッパのライバルチームを支援し、パワーユニット製造のためミシガン州に本拠を置くゼネラルモーターズ(GM)およびキャデラックと提携しているアンドレッティ・グローバルとの競争を阻止することで、アメリカの独占禁止法に違反しているのではないか、と政治家たちが懸念したためだ。
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元アルピーヌ代表サフナウアー、F1参戦を目指すアメリカの組織と協力。チームの立ち上げ、エントリー承認を目指す
元アルピーヌF1のチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、アンドレッティ・グローバルに加えて、別のアメリカのF1チームプロジェクトも構築の初期段階にある、述べている。
アンドレッティの2026年に向けたF1チームの計画は、昨年10月にFIAが承認したにもかかわらず、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)が申請を却下したために、数カ月間停滞した。アンドレッティはこの挫折にもめげずに準備を進め、イギリスのシルバーストン・パークに拠点を設立し、以前F1のチーフテクニカルオフィサーを務めていたパット・シモンズを含むF1のスタッフを積極的に採用している。
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インディカー第12戦トロントは終盤に6台が絡む大クラッシュ。アンドレッティ・グローバルが1-2飾る
7月22日、カナダ・トロント州の市街地特設コースにて、2024年NTTインディカー・シリーズの第12戦『オンタリオ・ホンダ・ディーラーズ・インディ・トロント』の決勝が行われ、コルトン・ハータ(アンドレッティ・グローバル)が優勝を飾った。
前日の予選では、ハータが今季3度目のポールポジションを獲得。全85周の決勝レースはスタートから中団でサンティノ・フェルッチ(A.J.フォイト・エンタープライゼス)のクラッシュが発生し、フルコースコーション(SC)が導入となり、本格的な戦いは5周目から幕が開けた。
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フォードのモータースポーツ責任者がGM/キャデラックのF1参戦を支持「このスポーツに迎え入れたい」
フォードのモータースポーツ責任者マーク・ラッシュブルックは、近い将来にライバルメーカーのゼネラルモーターズ(GM)がアンドレッティ・グローバルと提携し、F1に参入することを支持すると発言した。
アンドレッティは、GMのキャデラックブランドのパワーユニット供給を受けて11番目のチームをF1に参入させるため申請を行い、同スポーツの統括団体であるFIAの承認を得た。しかしFOMは、アンドレッティがF1参入にあたって技術的課題の規模を理解しておらず、選手権に大きな商業的価値を加えることがないという理由で、彼らの申請を却下した。
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コルトン・ハータが今季初ポール【順位結果】2024インディカー第6戦デトロイト 予選総合
6月1日、アメリカ・ミシガン州にあるデトロイトの市街地コースにて、2024年NTTインディカー・シリーズの第6戦『シボレー・デトロイト・グランプリ』の予選が行われ、アンドレッティ・グローバルのコルトン・ハータが今季初のポールポジションを獲得した。
5月26日にシーズンハイライトのインディアナポリス500マイルレース(インディ500)を終え、各チームはシボレーの本拠地でもあるデトロイト市街地へ集まった。
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米国下院司法委員会、アンドレッティの参戦を拒否したF1の調査を開始。その影響でコンコルド協定の議論に遅れが生じる
コンコルド協定として広く知られているF1、F1チーム、FIA間の新しい商業協定の交渉が大幅に遅れている。アンドレッティ・グローバルのF1世界選手権への参戦をフォーミュラワン・マネジメント(FOM)が却下したことについて、アメリカ議会が全面的な調査を開始することを決定したためだ。
5月初旬、下院司法委員会の委員長であるジム・ジョーダン下院議員は、調査を開始することを発表し、次のように主張した。「アンドレッティ・キャデラックのF1参入を1年でも遅らせることは、アメリカの消費者に害を及ぼし、F1チームの不手際に利益をもたらすことになってしまう」
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