NVIDIAブースは,CES主会場に隣接する高級ホテル「Fontainebleau」内にあった 2025年1月第2週に行われた大規模展示会「CES 2025」において,NVIDIAは,展示会の主会場ではなく,会場に隣接する高級ホテルのカンファレンスセンターで,「GeForce RTX 50」シリーズ搭載製品や関連技術の展示を行っていた。GeForce RTX 50シリーズを発表したばかりということもあり,会場はなかなかの盛況ぶりであったように思う。 ということで,本稿では,展示物の写真を中心にレポートしていきたい。各社からリリース予定のGeForce RTX 50シリーズ ブース内で,とくに人だかりが多かったのは,GeForce RTX 50搭載製品の実機展示コーナーだ。展示コーナーでは,ASUSTeK ComputerやColorful Technology,Gainward,Galaxy Microsystems,GIGA-BYTE TECHNOLOGY,InnoVISION Multimedia,MSI,Palit Microsystems,PNY Technologies,ZOTAC Technologyといったメーカーから,GeForce RTX 50搭載のグラフィックスカードが披露されていた。 展示されていたGeForce RTX 50シリーズ搭載グラフィックスカードの数々 各社の製品を見たところ,発表となったGPUラインナップでは下位に当たる「GeForce RTX 5070」は,搭載カードにはコンパクトな製品もあり,そうした製品であれば,コンパクトなPCケースへの組み込みも問題なさそうだ。それに対して,「GeForce RTX 5070 Ti」以上を搭載するカードは,かなりボディが大きくなり,PCケースの内径寸法をチェックしてから製品を選ぶ必要があるな,という印象をもった。 GeForce RTX 5070は,下位GPUコアの「GB205」を,それより1ランク上のGeForce RTX 5070 Tiは,「GeForce RTX 5080」と共通のコア「GB203」を採用するためか,カードの形状とサイズに大きな違いがあるようだ。 GeForce RTX 5080や「GeForce RTX 5090」になると,どのメーカーの製品も,大直径ファンを3基並べた大型カードが目立つ。それこそ,NVIDIAのリファレンスデザインモデルともいえる「Founders Edition」よりも大きな製品が多い。こうしたカードメーカー製の大型カードは,クロックアップモデルが多い傾向にあり,その分,性能は高いと期待できるだろう。NVIDIA謹製,GeForce RTX 50シリーズのFounders Editionも展示 NVIDIAのリファレンスデザインカードである,GeForce RTX 50シリーズのFounders Editionも出展されていた。とくにGeForce RTX 5090 Founders Editionは,NVIDIA自身も「最新の冷却技術の集約した自信作」とアピールしていただけあり,前世代の「GeForce RTX 4090 Founders Edition」と比べると,随分薄くなったと感じる。 左からGeForce RTX 5070,GeForce RTX 5080,GeForce RTX 5090 Founders Edition。GeForce RTX 5070 Tiはなかった GeForce RTX 5090 Founders Edition 「GeForce RTX 5090 Founders Edition」は,定規を当てた様子を撮影してみた。展示方法の都合で定規の当て方がいまいちだが,参考にはなるだろう。大型ヒートシンクの内部には多数のヒートパイプがあり,冷却用のファンは2基取り付けられていた。 カード長の公称値は304mmとのこと。実測も大体そのくらいのようだ 厚みの公称2スロット分とのことで,実測も4cm未満だった。ちなみにGeForce RTX 4090 Founders Editionは,3スロット分の約6cmだった 全長約30cmもあるGeForce RTX 5090 Founders Editionだが,GPUとGDDR7メモリを搭載したメイン基板は,パッと見の印象よりもコンパクトなことに驚かされる。逆に言えば,大柄なグラフィックスカードとしてのボディのほとんどが冷却機構ということなのだ。 GeForce RTX 5090 Founders Editionのメイン基板 定規を当ててダイサイズを計る写真を撮っている様子 GeForce