過酷なラリーで成長する三菱社員ドライバーとエンジニアの軌跡を描く番組がJ SPORTSで無料放送

 スポーツ専門チャンネルのJ SPORTSは、AXCRアジアクロスカントリーラリーに参戦しているチーム三菱ラリーアートの社員ドライバーとエンジニアの成長を描いた番組『ドキュメンタリー ~The REAL~アジアクロスカントリーラリーへの挑戦 社員ドライバーの奮闘記』を9月22日(日)から無料で放送する。  AXCRは1996年からタイを中心とした東南アジアの国々を舞台に開催されているラリーレイド。“世界一過酷”といわれるダカールラリーと同じくFIA国際自動車連盟の公認を受けたラリーイベントであり、その規模はアジア最大級となっている。

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哀川翔率いるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESがクラス優勝。5年ぶり参戦のAXCRで雪辱果たす

 俳優の哀川翔が総監督を務めるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESが、8月11~17日にタイで開催されたAXCRアジアクロスカントリーラリー2024を完走。クラス優勝を飾った。  ともにD1ドライバーである川畑真人とデイチャポン・トオインチャロンのコンビを起用し、チームとして2019年以来5年ぶりにAXCRに参戦したFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES。自身も長年にわたってラリー競技に挑戦するなどモータースポーツ愛の深い、哀川を名を冠する同チームは劇的な逆転劇にて栄冠を掴み取った。

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6日間でタイヤの“パンクゼロ” ダンロップ、トヨタGRタイランドのアジアクロスカントリーラリー総合優勝を強力サポート

 8月11日から17日にかけて、東南アジアのタイで開催されたAXCRアジアクロスカントリーラリー2024。計6日間にわたってアセアン地域の過酷な道を走り抜く同ラリーにおいて、住友ゴムグループが供給するダンロップの『GRANDTREK(グラントレック)』タイヤを装着した、TOYOTA GAZOO Racingタイランドのトヨタ・ハイラックス レボが総合優勝を飾った。  FIA国際自動車連盟の公認を受けるアジア最大級のクロスカントリーラリーであるAXCRの2024年大会は、タイ南部のスラタニから西部のカンチャナブリまでの間に約2100kmのコースが設定され、選手たちは東南アジア特有の路面、自然、気候のなかで長く厳しいラリーを戦った。

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三菱ラリーアート、田口勝彦が総合5位でAXCRを完走。増岡総監督「悔しさをバネに来年、また頑張りたい」

 8月11日(日)から一週間にわたって、東南アジアのタイで開催されたAXCRアジアクロスカントリーラリー2024が17日(土)に閉幕した。計4台の『ミツビシ・トライトン』で同ラリーに参戦したチーム三菱ラリーアートは、107号車をドライブした田口勝彦/保井隆宏組が総合5位でフィニッシュしたほか、小出一登/千葉栄二組(137号車)が総合24位、サクチャイ・ハーントラクーン/ジュンポン・ドゥアンティップ(137号車)も総合27位でラリーを完走した。  一方、2022年大会の覇者でチームとともに2年ぶりの優勝を目指していたチャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォン組(103号車)は、総合首位で迎えた競技5日目にエンジントラブルに見舞われ、リタイアを余儀なくされている。

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7度目の挑戦で悲願達成! トヨタGRタイランドがAXCRを制す。2、3位のいすゞはチーム賞を獲得

 8月17日、タイで開催されたAXCRアジアクロスカントリーラリー2024は競技最終日のレグ6が行われ、前日のSS5終わりにトップに浮上したマナ・ポーンシリチャード/キティサック・クリンチャン組(105号車トヨタ・ハイラックス レボ)が総合優勝を達成。TOYOTA GAZOO Racingタイランドに初の栄冠をもたらした。  ダンロップタイヤが装着されたハイラックス レボを駆り、計6日間の戦いを制したポーンシリチャード。地元タイ出身の彼は競技初日の12日(月)に行われたSS1でベストタイムを記録し、約2100kmで争われた今大会における最初のラリーリーダーとなる。

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ゴールまで残り2kmで首位ミツビシに悪夢。トライトンの「エンジンが突然ストップ」原因は調査中/AXCR

 8月11日にタイで開幕したAXCRアジアクロスカントリーラリー2024は16日、終盤の競技5日目を迎えた。4台の『ミツビシ・トライトン』で今大会に参戦しているチーム三菱ラリーアートは、総合首位で“レグ5”に臨んだチャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォン組(103号車)にトラブルが発生。大きく順位を落とすこととなった。  チームメイトの田口勝彦/保井隆宏組(107号車)は引き続き総合5番手につけるが、サクチャイ・ハーントラクーン/ジュンポン・ドゥアンティップ(130号車)は同23番手に。ヨーター組を救援した小出一登/千葉栄二組(137号車)は26番手となっている。

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またも波乱、ミツビシ・トライトンがまさかのストップで首位陥落。最終日を目前に優勝絶望的に/AXCR

 AXCRアジアクロスカントリーラリー2024は前日のレグ4に続き、8月16日に行われたレグ5も波乱の展開に。またしてもトップ車両をトラブルが襲った。  前日の木曜からラリーの後半戦に入ったAXCR2024は16日(金)、カンチャナブリを起点とするループステージが設定され、この中のSS5で争われた。SS5のステージ距離は今大会最長の228.87kmとなっている。

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トライトンが後半戦初日に首位浮上「粘り強く戦っていきたい」とチーム三菱ラリーアート増岡総監督/AXCR

 8月15日、東南アジアのタイで開催されているAXCRアジアクロスカントリーラリー2024のレグ4が行われ、チーム三菱ラリーアートは103号車ミツビシ・トライトンをドライブするチャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォン組が総合首位に浮上した。  日本人ペアの田口勝彦/保井隆宏組(107号車)はミスコースに苦しみながらも総合5位を堅守。一方、僚友のサクチャイ・ハーントラクーン/ジュンポン・ドゥアンティップ組(130号車)はマシントラブルのため、小出一登/千葉栄二組(137号車)は体調不良からデイリタイアを喫している。

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ハイラックスとトライトンが5秒差フィニッシュの熱戦披露。ミツビシ、レグ4で総合首位に立つ/AXCR

 8月15日、AXCRアジアクロスカントリーラリー2024は競技4日目に突入。後半戦のオープニングとなった一日は172.15kmのSS4で争われ、TOYOTA GAZOO Racingタイランドのマナ・ポーンシリチャード(105号車トヨタ・ハイラックス レボ)が今大会2度目のステージウインを果たした。  ホアヒンから中部のカンチャナブリへと移動するコースが設定されたレグ4の総走行距離は395.91km。このうちタイム計測が行われるスペシャルステージ(SS=競技区間)はタイの隣国であるミャンマーとの国境近くに広がる山間部が戦いの舞台となった。

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チーム三菱ラリーアート、2番手で過酷なラリーを折り返す。増岡総監督「後半も全力で走ってもらいたい」/AXCR

 2022大会の覇者チャヤポン・ヨーターが総合2番手に浮上した。8月14日、AXCRアジアクロスカントリーラリー2024のレグ3がタイのホアヒンを拠点に行われ、4台の『ミツビシ・トライトン』で同ラリーに参戦するチーム三菱ラリーアートは、ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォン組103号車が総合2番手、田口勝彦/保井隆宏組107号車が同5番手につけた。  また、130号車を駆るサクチャイ・ハーントラクーン/ジュンポン・ドゥアンティップ組は総合12番手、小出一登/千葉栄二組も同24番手でレグ3を終えている。

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