
乃木坂46時代から変わらない、山下美月の“パブリックイメージ”|Real Sound|リアルサウンド 映画部
乃木坂46時代から、彼女には“努力を怠らない人”というイメージがあった。センターに立つ重圧、モデル業での自己管理、俳優業への着実な歩み。すべてにおいて、準備と真摯さを欠かさなかった山下が、声優という新たな舞台でもまた、その姿勢を貫いた。プロフェッショナルな責任感と、人間味のある親しみやすさは、俳優となった今も変わらない。むしろ、アイドルという枠組みから解き放たれたことで、彼女本来の繊細な感情表現は、より自由に、より深く花開いているように感じられる。 今後のキャリアを見据えると、朝ドラ主演という次のステップは現実味を帯びてきた。『舞いあがれ!』で得た経験と、ここまでの着実な成長を思えば、それは自然な流れだろう。さらに、国際共同製作ドラマや映画といったフィールドへの挑戦も視野に入ってくるはずだ。山下の持つ透明感と繊細な演技力は、言語や文化の壁を越えて共鳴し得る力を秘めている。 山下美月、『舞いあがれ!』で証明した技量の高さ 西野七瀬を思わせる演技力と俳優の道 舞(福原遥)が空へと羽ばたく夢を追いかける『舞いあがれ!』(NHK総合)が3月27日の放送より最終週を迎えた。中でも舞の幼なじみ… 彼女の旅路は、まだ始まったばかり。乃木坂46時代から見守ってきた者として、ここまでの歩みに驚きと誇りを抱くと同時に、これから彼女が切り開いていく未来に、大きな期待を寄せたい。俳優・山下美月――その名が、より広い世界で輝きを放つ日は、きっと近づいている。参照※ https://www.conan-movie.jp/2025/atm/staff.html■公開情報劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』全国東宝系にて上映中キャスト:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、林原めぐみ(灰原哀)、高田裕司(大和敢助)、速水奨(諸伏高明)、小清水亜美(上原由衣)、岸野幸正(黒田兵衛)、草尾毅(安室透)、飛田展男(風見裕也)、鮫谷浩二(平田広明)原作:青山剛昌『名探偵コナン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)監督:重原克也脚本:櫻井武晴音楽:菅野祐悟アニメーション制作:トムス・エンタテインメント製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント配給:東宝©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会公式サイト:https://www.conan-movie.jp/ 川崎龍也 Follow on SNS 音楽を中心に幅広く執筆しているフリーライター。YouTubeを観ることが日課です。 川崎龍也の記事一覧はこちら