2月10日、日髙さんと藤島さんと3人で沖磯に行く予定だったが、波高2mほどの予報だったので、日髙さんの判断でショアからのヒラスズキ釣りに変更。天草西海岸へ釣行してきた。●熊本県のリアルタイム天気&風波情報(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美) TSURINEWS編集部 2025年3月9日 ショア ソルトルアー 天草西海岸でヒラスズキ釣り午前6時に藤島さんと待ち合わせをし、日髙さんおススメポイントの釣り場に向かう。天草西海岸周辺略図(提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美)釣り場に着いたのが6時30分、まだ薄暗い中での準備スタート。初のヒラスズキ釣り、慣れない足場を歩いて釣りをするのも私は初めての経験だった。当日のタックル(提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美)リンク リンクまず1投目、サラシのある場所にキャスト…といきたいところだがなかなかうまくいかないので、この場所ではひたすら潮をみてサラシを見つけることに集中した。1時間ほどキャストを続け、様子を見るも日髙さんの「投げたい場所はもうちょい下げてからじゃないと届かないので場所変更」の判断で次の場所に向かう。初挑戦でヒラスズキ40cm超ゲットサラシはでているが、すぐ消えるといった状況が続く。日髙さんが2尾掛けるも惜しくもバラした。が、ヒラスズキがいるということが分かり、私のやる気は倍増。藤島さんも負けじと横で奮闘している。サラシがなかなか出ないな、出ても続かないな…との判断により再度移動。ヒラスズキは粘り強くやる釣りではなく、素早い状況判断が大事なのかなと素人ながらに感じる。次の場所に移動し、海を見るなりなんだか釣れそうとヒラスズキ釣りほぼ初心者の藤島さんが横で叫んでいる。とにかく夢中でキャストを続け、日髙さんのおすすめのポイントで指示通りルアーを通す。ルアーはサイレントアサシン95Fキビナゴ。リンク1秒に1回転を重視し、巻いていると…来ないかぁと思った矢先にゴン!ん?根掛かりかなと思ったのも束の間、ゴゴゴゴンとなんとも強い引きのアタリを感じる。「これは絶対にバラしたくない」と、とにかく急いで巻く。「ちゃんと立てないと切られるぞー!」の言葉通りに必死でサオを立ててこちらへ引き寄せる。ヒラスズキも必死に抵抗しているが、何とか無事にキャッチすることに成功。「やったー!本当に釣れたんだぁ…」とあっという間の出来事で喜びの実感が後から押し寄せる。サイズは40cmオーバーとさほど大きくはないものの、そうは感じない引きの良さに驚いた。前触れもなく急にゴンっとくるところがまたヒラスズキを釣りたいと魅了されるポイントなのかもしれない。ヒラスズキをゲット(提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美)ベテラン日高さんに58cm引き続きその場所を狙っていると、次は日髙さんにヒット、しかも大きそうなアタリだ。サオ先をずっと眺めているとかなり重そうなサオのしなり方をしているなとうかがえるが、さすがベテランの日髙さんここは危なげなくキャッチ。58cmの丸々と肥えた雌のヒラスズキを釣り上げた。ルアーはスイッチヒッター95S。離岸流を攻めた日髙さんの確実な判断の釣りが功を奏した。ベテランの日高さんが揚げた1尾(提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美)リンク藤島さんにも40cm超ヒラスズキさあ、大きな魚を目の前にみんなで感動するも、ここで釣れる気配しか感じない藤島さんの闘志に火がついた!が、ここでは釣れず…次の場所へ移動となる。次の場所はこの日2番目に入った場所。ここは日髙さんが2度バラし、ヒラスズキは間違いなくいると確信したが、今じゃない後ほど来ようと判断した場所である。そうとなるときっと来るだろうと心はやる気持ちを抑えつつ、懸命に波を見ながら投げていると…ここでついに藤島さんのサオにアタリが…いや根掛かりかの反応も、いや、これはアタリだと確信。必死で魚を引き寄せ、見事、藤島さんも初の40cmオーバーのヒラスズキを釣り上げることに成功した。ルアーはサイレントアサシン95Fキビナゴ。本命手中に笑顔の藤島さん(提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美)全員安打、貴重な体験に大満足3人無事に安打となり、しばしの時間喜び合うも、残されたタイムリミットまであと2時間ほどしかないとほかのポイントも攻めたが、予想していた以上に風がなくなってサラシも出なくなり、ここで終了の時間となった。初のヒラスズキを釣り上げるという貴重な体験ができ、大満足で帰路に就いた。藤島さん(料理人)が魚を料理(提供:週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美)<週刊つりニュース西部版 熊本市・松尾仁美/TSURINEWS編>▼この釣り場について 天草西海岸 この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。
年明けに立て続けに釣行。知り合いのプレジャーボートで、博多湾のシーバスキャスティングとタチウオジギングに行ってきた。序盤はレンジバイブで探るも、釣れるのは60cm前後ばかり。そこでタチウオジギングに切り替えるも食い渋り、玄界島周りへ移動。シーバスの好機は納竿間際に訪れた。●福岡県のリアルタイム天気&風波情報(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・福田翔吾) TSURINEWS編集部 2025年2月5日 オフショア ソルトルアー 博多湾でボートシーバス釣行私はもっぱらシーバスオンリーで今回はビッグベイトを使用して大型のシーバスだけに的をしぼりたかった。ビッグベイトを使用した大型シーバスを選別して釣り上げることはベイトの大ききに左右される。通常12月下旬となれば、大型のボラやコノシロがベイトとなり、ビッグベイトも面白く大型シーバスのヒットも高いのであるが今回のベイトはサッパや小サバであった。当日のシーバスタックル(提供:週刊つりニュース西部版APC・福田翔吾)リンク リンクタチウオテンヤではF5サイズも博多湾で大活躍のレンジバイブで朝方は試してみたが30~60cm前半がぱらぱら釣れるのみ。もちろん陸っぱりからでなら十分だが、わざわざボートに乗船させてもらっているので日ごろできないことをやってみたいと、そんなこんなでタチウオジギングにシフトチェンジ。3人で乗船中、今回は私以外みなさんタチウオはテンヤで狙っておりF5(指幅5本)の体高のタチウオも数尾交えサイズがよかった。私は60cmほどのサゴシとF3ほどのタチウオのみで全体的に食いが渋くなったため玄界島周りまで移動。ここでは、みんなタイラバやライトジギングを試していたが、30cmほどのマダイがぱらぱらと数尾。私には食べごろサイズのキジハタを2尾釣ったのみであった。納竿間際で78cmシーバスゲット風が強くなり、再び湾内のタチウオポイントに戻るがまったくアタリがないためベイトの反応とストラクチャー撃ちでシーバスを狙う。しかし魚からの反応はなく、納竿となったが、海中大橋の橋脚周りでボイルしているのを発見。ここで逃してはならんとジョイクロで攻めると一発でヒット。慎重にランディングしたサイズは78cm(あと2cm…)。強烈ファイトを堪能(提供:週刊つりニュース西部版APC・福田翔吾)シーバス連続ヒットまだ魚の気配はあったためもうワンキャスト、ゆっくりフォールさせてジャークで誘うと再びヒット。今度は重量はありそうだが、ランディング後、計測すると74cmと長さは小さくなっていたが2尾ともよく肥えていた。なお、同船者がその後、見事な80cmアップを釣っていたがヒットルアーは130mmとほぼ私の使用していたルアーと同じ大きさだった。これで納竿になったが、釣りが終わると、釣れていても、あの時ああすればよかったとか、あれがいけなかった、あれも試したかったと、宿題やワクワクが抑えきれない。魚釣りは帰るまでが魚釣りではなく次の釣行までもが魚釣りであり、終わりなどないのである。当日の釣果(提供:週刊つりニュース西部版APC・福田翔吾)<週刊つりニュース西部版APC・福田翔吾/TSURINEWS編>▼この釣り場について 博多湾 この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年1月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。