『その手続き要注意!「マイナ免許証」24日運用開始 更新手数料減額の一方で「2度手間」の場合も』
#マイナ免許証 #手続き注意
https://www.fnn.jp/articles/-/847393

その手続き要注意!「マイナ免許証」24日運用開始 更新手数料減額の一方で「2度手間」の場合も|FNNプライムオンライン
マイナンバーカードと運転免許証を一体化させた「マイナ免許証」の運用が、3月24日から始まりました。坂西アナウンサー:24日から運用が始まった『マイナ免許証』。マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報を記録することで、マイナンバーカードを運転免許証として利用できます。この取得は任意になっていて、ドライバーは「運転免許証のみ」、「マイナ免許証のみ」、または「2枚持ち」の3通りの中から持ち方を選ぶことができます。まずはどのように取得するのか、運転免許センターを取材しました。松江市の島根県運転免許センター。早速、マイナ免許証を取得する人の姿がありました。マイナ免許証を取得した人:(更新手数料が)安いし、手続きも色々(減らせることが)あるみたい…です。マイナ免許証を取得した人:1枚になるから。持つのが1枚になるし、財布が軽くなります。一方、今回は見送るという人も。従来の免許証のみを選択した人:具体的な内容をあまり把握していなかったので、今回はこのまま行こうかなと。坂西美香アナウンサー:では、実際にどのようにマイナ免許証を取得するのか、教えていただきます」。まずは免許証の種類を選択します。島根県警交通部運転免許課・松本雅史課長補佐:タッチパネルをタッチして、運転免許証をカードリーダにかざしてください。新しい免許証の持ち方が3パターンありますで、この中から選んでいただければと思います。そして窓口に書類を提出、その後申請書を窓口へ提出します。マイナンバーカードに免許情報を読み込ませることで、発行することができます。あとは従来通り視力検査や写真撮影をして終了。即日発行されます。なお更新時でなくても、24日からマイナ免許証への書き換えもできます。では一体化することでどんなメリットがあるのでしょうか?一つは、住所変更がワンストップに、住所や氏名を変更する時、警察や免許センターでの手続きが不要になり、自治体への届け出だけで良くなります。そして更新時の手数料が見直され、免許証のみの更新だと2850円かかるのに対し、マイナ免許証のみの更新だと750円安い2100円になります。また更新時の講習をオンラインで受講できるといったメリットもあります。一方、注意点もあります。マイナ免許証を紛失した場合は、自治体と警察署などの2か所での手続きが必要になります。また特に注意が必要なのが、マイナカードと免許証のそれぞれの有効期限です。現在のシステムでは、マイナ免許証取得後にマイナンバーカードを更新すると、免許証の情報は受け継がれません。その場合、警察署などで改めて一体化の手続きをする必要があります。警察は、システムが改善される2025年の秋までは、「マイナカードを先に更新してから免許証と一体化する手続きをしてほしい」と呼びかけています。