先日放映されたNHK「ブラタモリ」にて、宮古島の伝統行事「パーントゥプナハ」が紹介されていました。
全身に泥を纏った神様「パーントゥ」が集落を訪れ、住民達や家・車などに泥を塗りつけていく、恐ろしくも楽しい(?)祭りです。
こちら『パーントゥ』(2019年刊)は、その様子を捉えた写真集。
(続く)→
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(続き)→ 写真家・奥村達也氏が、宮古島・島尻地区に何年も通い、地元の方々と親睦を深め、祭りの様子をつぶさに撮影。
迫り来るパーントゥの不気味さと、それを怖がりつつも喜んでいる人々の様子が実に印象的です。
ちなみに奥村氏は以前まめ書房にて写真展を開催、貴重なお話も聞かせてくださいました。
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番組でも述べていた通り、聖地である「ウマリガー(生まれる泉)」の泥が厄除けとなり、塗られれば安全・健康に過ごせます。
もちろんこれは地域の方々の大切な祭祀であり、観光イベントではありません。
沖縄各地に、こうした昔の人々の願いが込められた神聖な行事が今も残っているのです。