80年前の今日・1945年5月27日、沖縄戦下の日本軍・牛島満中将は、首里の司令部の放棄を決断。
本土決戦までの時間を稼ぐため、沖縄島南部へ撤退しつつ持久戦を続けようとします。
結果、南部に避難していた多くの住民が戦闘に巻込まれ、死傷者がさらに増加していくのです。
(続く)→
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(続き)→ 撤退前、日本陸軍・第32軍は、首里城の地下に全長1kmものトンネルを掘り「司令部壕」としていました。
約1,000人が配備され、作戦室・通信室・将校の浴場から”女性たちの部屋”まで備えたこの巨大地下壕を、日米の資料や証言から詳細に検証した本がこちら、『首里城地下 第32軍指令部壕』です。
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著者の牛島貞満氏は、なんと先の牛島満中将の孫。
本書では、貞満氏が取り組む平和授業や司令部壕の保存活動なども紹介。
貞満氏は壕を公開し、沖縄戦の実態や過ちを学ぶ場として活用する事を提案しています。
戦争を美化せず、こうした活動を続ける氏の真摯な姿勢に、頭が下がります。