80年前の1945年4月21日から23日にかけ、沖縄戦下の名護市・屋我地島を米軍が攻撃。
島にあったハンセン病の療養所「愛楽園」にも米軍が侵攻しました。
この愛楽園では前年の10.10空襲による施設破壊や食糧難による栄養失調などで、沖縄戦を通して300人近い死者が出たのです。
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(続き)→ 書籍『沖縄の証言』には、日本軍が命じた患者の強制的な過剰収容、度重なる空襲、米軍占領後も続く飢餓など、園の悲惨な状況が。
日本軍の施設と誤認されて空爆されぬよう、十字マークを掲示する案が出るも、「ここが爆撃されれば、その分友軍の被害が減る」として却下されたという話も。
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『20世紀の光芒』では、明治・大正から戦前にかけ、ハンセン病患者が受けてきた差別の歴史を解説。
社会の根深い偏見が、戦争の極限状態の下で顕在化したとも言えるでしょう。
敵を殺すだけでなく、自国民の命や尊厳を踏みにじる事もいとわない、それが戦争の論理であり軍隊の本質であると、沖縄戦が教えてくれます。