レベッカ・バージェス 「私はアセクシュアル」読了。
最後の方で
「アセクシュアルについて話せる場所と語彙が必要だ。」
「私は自分の人生の全てをセクシュアリティで定義しないけど、それは私の体験の多くを形作ってきたものだ。」
と書かれているのが印象に残った。

自分のセクシュアリティが自分の体験の多くを形作っていたかというと私は違うかもしれない。もちろんゼロではないし、私を構成する要素ではあるのだけど、逆に言えば1要素でしかない。
寒色が好きで、(自分が着ると肩がこるけど)パーカーが好きで、暑さ寒さは苦手で、地方の海沿いの地域出身で、マイペースで…と自分を構成する要素は他にもたくさんある。

たくさん、これからも多様なアセクシュアルの物語が出てきたらいいな、と思う。アロマンティックももちろん。
#Ace #Asexual

https://www.akashi.co.jp/book/b656644.html

私はアセクシュアル - 株式会社 明石書店

私はアセクシュアル詳細をご覧いただけます。

自分の複雑な状況をラベルで定義されたくないという気持ちもわかる(ラベルが細分化されていったのも現状の意味では足りないから、というのも前提にあるだろうし)

だけど、ラベルって便利なんだよね。
情報を見つけやすいし、自分の状況を説明するのに使いやすいし伝わりやすい(相手が知っていればだけど)
ラベルが変な形で意味をねじまられたり、マジョリティに簒奪されたり、蔑称として使われない限りにおいては…。

#Ace #Asexual #アセクシュアル