伊藤詩織さん「Black Box Diaries」 複雑化する「現実」にボロボロと言葉が落ちていく 北原みのり | AERA DIGITAL(2026-01-17)
https://dot.asahi.com/articles/-/274131?page=1
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>> ... 国会の前で辺野古基地反対運動をしている高齢女性数人の前を伊藤さんがたまたま通るシーンがある。伊藤さんがその場を立ち去った後 ... 驚いたように「詩織さんって、あの強姦された人?」と興奮する ... 映画では、伊藤さんが社会に「強姦された人」という刻印を押された残酷な声として、そのシーンが採用されている。ちなみに ... BBCのドキュメンタリー ... では〔続いて〕女性たちが日本の#MeTooの遅れに憤り、伊藤さんの裁判を傍聴すると力強く語っているシーンまで映っているが、… 伊藤さんの映画ではカットされている。
>> ... 彼女たちは長年「慰安婦」被害者に寄り添う運動をしてきた女性たちだ。…「慰安婦」の女性たちは「性を売る人」ではなく「強姦された人」なのだと運動の中では言いかえてきた。...
それから本作のメインではないんだけど、観る前に想像してなかった点なんだけど、現代の東京を描いたドキュメンタリー作品として映像が美しくて良かった。
夜のビル群や桜とか、東京で働いたことのある人であればより空気感を理解できるんじゃないかなあ。
とても好きだ。
共感した些細なシーンとしては、ハゲとヒゲは大丈夫になった云々のシーン。
笑って言われるシーンなんだけど、私も自覚したのは最近なんだけど、加害者と同じ肉体的特徴の人が生理的に無理なので、「同じなんだな」と思って、たったひと言なのに泣いてしまった。
本当にそうだし、外見で判断するのはおかしいと頭では分かってるのに、咄嗟に沸き起こる感情は自分でコントロールできないから苦しいんだよ。
作中で伊藤さんが、裁判になって初めて被害者としての自分と向き合うこと(とその苦しさ)を自覚し、これまではジャーナリストとして向き合ってきたから大丈夫だったんだ…というようなことを言うシーンがあるんだけど、ここは本当に痛いほど気持ちが分かると思った。
被害者としての自分と向き合うのは本当に苦しい。
XX年経ってカウンセリングで向き合った私は、こんなにも苦しんできた自分が惨めな存在な気がして、なんて惨めな人生なんだろうと思ってアホほど泣いた。
XX年経って向き合った私があれだけ打ちのめされたんだから、3年?で向き合った伊藤さんの苦しみはもっとひどいものだっただろうと思うし、その後のシーンもどうしてそうなるのかがものすごく分かってバカみたいに泣いた。
なので、このBlack Box Diariesは、ジャーナリストとしての伊藤さんと個人としての伊藤さんの両方を描いた作品(両方の視点がある作品)なんだと思う。
サバイバーとして、ジャーナリストとしての伊藤さんというのがとても重要だということもものすごくよく分かった。
Black Box Diaries観た。
すごく良かった!
正直、しんどい作品なんだろうなと思って身構えていたけど大丈夫だった。
でも作中の些細なシーンや言葉で、性被害者として、ものすごく共感するシーンがあり、たぶん知らないうちに追体験していたみたいで、映画館を出たところで、どっと疲れが出た。
でも観やすい作品だと思う。
こちらのnote を読む中で私が気づいたのは、元弁護団の問題提起(2024年10月)に当該集会の件が含まれておらず、この問題を初めて一般に知らしめたのは望月さんの記事(25年1月)だったということです。そこを評価しています。
またnote には後追い記事(25年2月)の末尾(無料では読めなかった部分、集会参加者の声)引用もあり、おかげで記事のバランスが確認できたのも良かったです。🙏